.NETアプリケーションのアーキテクチャやフレームワーク、設計に役立つ情報を中心に紹介しています。また業務システムに役立ちそうなユーティリティやノウハウをサンプルコードつきで公開しています。言語はC#とVB.NETを扱っています。 Try~Catchを使うことで例外を補足し、その後の処理を書くことができると多くの書籍に載っているが、システム全体としてどのように例外を処理するかという方針には、あまり触れられていないように思う。筆者はできるだけ例外処理を業務ロジック中に書かないようにしたいので、ビジネス系アプリケーションなら次のような方針にしている。 例外は基本的にシステムのエントリポイント(アプリケーションを起動するところ)で捕捉し、例外が発生したらそれ以降の処理は中断して画面にメッセージを表示する 例外が発生してもリトライ、スキップ、修正など特別な処理を行う場合は、例外が発生する可能性があ