本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「df」コマンドです。
対象OS:Windows 10/Windows 11、Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022 エクスプローラーでファイルやフォルダを選んで右クリックすると、表示されるコンテキストメニューに[送る]という項目がある(Windows 11では[その他のオプションを表示]-[送る])。これを利用すると、例えばドキュメントフォルダにファイル/フォルダを保存したり、ZIPファイルに圧縮したり、といった作業が素早くできる。 この[送る]メニューに、普段自分がよく使うアプリやフォルダを登録しておけば、もっと便利に活用できるだろう。 その一方で、[送る]メニューを整理したい場合もよくある。アプリによっては、インストール時に自動で[送る]メニュ
バッチファイルなどで環境変数の値を設定する場合、通常は「SET」という、コマンドプロンプトの内部コマンドを利用する。だがこのSETコマンドで設定した変数の値は、そのコマンドプロンプト内(およびそこから起動したプロセス)でのみ有効であり、別のプロセスやユーザーからは参照できないし、変更することもできない。 これに対し、システムのプロパティ(エクスプローラーで[マイコンピューター]あるいは[PC]を右クリックしてポップアップメニューから[プロパティ]を選択すると表示されるダイアログ)の[詳細設定]タブにある[環境変数]ボタンを使って「システム環境変数」の値を設定すると、システム全体のデフォルトの環境変数として利用できる。 また「ユーザー環境変数」の値を設定すると、ユーザーごとに固有のデフォルト環境変数(ユーザーがログオンしたときに参照できる環境変数)として利用できる。これらで設定された環境変数
連載目次 前回までは、WSHのオブジェクト(WScriptオブジェクト、WshShellオブジェクト、WshNetworkオブジェクト)について解説してきた。 今回からは、主にファイル操作を行うためのオブジェクトであるFileSystemObjectオブジェクトと、そこから呼び出し可能な各オブジェクトについて解説していく(これらのオブジェクトは、WSH 5.6が含まれるWindows Script 5.6のパッケージに含まれている)。 FileSystemObjectオブジェクトとは FileSystemObjectオブジェクトは、WSH 5.6やVBScript 5.6などを含むWindows Script 5.6パッケージの中の1つ、Windows Script Runtime 5.6ライブラリに含まれるオブジェクトである。WSH 5.6には、スクリプト・ホスト実行ファイルwscrip
前回までは、WScriptオブジェクトの詳細に関して解説した。今回からはWshShellオブジェクトの解説に入っていこう。 WshShellオブジェクト まず、第2回で紹介したWSHオブジェクト・モデルの図を再度掲載しておこう。この図はWSHのビルトイン・オブジェクトをまとめたものである。WSHの標準オブジェクトとしては大きく分けてWScript、WshShell、WshNetwork、WshControllerの4つがある(WshArgumentsからWshUnnamedに関しては、WScriptオブジェクトに付随するものとして前回説明した)。今回から説明するのは、図の下半分にあるWshShellオブジェクト(図の赤枠部分)である。WshShellオブジェクトは、“Shell”という名前が付いていることからも分かるとおり、OSに対する処理を行うオブジェクトである(shellには、「OSを
前回に引き続きWshShellオブジェクトについて解説する。WshShellオブジェクトは、プログラムの実行やプログラムへのキー・ストロークの送信、環境変数の取得と設定など、OSに対する各種の処理を行うオブジェクトである。 特殊フォルダの取得―― SpecialFoldersプロパティ ―― Windows環境では、デスクトップ(画面の最背面にある部分。壁紙などを貼り付けることができる)やマイ・ドキュメント、スタートメニューなどの特別なフォルダをよく使うが、それらに対応する実際のフォルダは、動作環境によってパスが異なるため(実行するOSやユーザーごとに異なるなど)、スクリプトから利用する場合も、コードでフォルダのパスを直接指定することはできない。 このような場合に利用できるのがWshShellオブジェクトのSpecialFoldersというプロパティである。SpecialFoldersプロ
レジストリに不正な値を書き込んでしまうと、システムに重大な障害を及ぼし、最悪の場合、システムの再インストールを余儀なくされることもあります。レジストリ エディタの操作は慎重に行うとともに、あくまで御自分のリスクで設定を行ってください。何らかの障害が発生した場合でも、本Windows Server Insider編集部では責任を負いかねます。ご了承ください。 手順1―テキスト・エディタでスクリプトのコードを入力する 本稿では、レジストリ読み書きの例として、Internet Explorerのホーム・ページ(起動時に表示されるページ)を書き換えてみることにしよう。 まずはテキスト・エディタ(メモ帳でも何でもよい)を開き、以下のコードを入力してほしい。なお、引用符(')で始まる行はコードの意味を解説するためのコメント部分なので、省略してもよい。 ※ファイル:registry.wsf <?xml
Boostは、JavaScriptなどのWeb標準技術を使ってデスクトップアプリを作成できるフレームワーク「Electron」で開発。Electronは米GitHubが公開しているもので、「Visual Studio Code」などでも採用されている。 まずはMac OS X版から提供。追って他OSやデバイス連携機能の開発も進めるという。 関連記事 Visual Studio Codeの使い方、基本の「キ」 Microsoft発のクロスプラットフォームなテキストエディタ、「Visual Studio Code」の使い方の基本をまとめる(バージョン1.25対応)。 GitHub(ギットハブ)の使い方:issue(イシュー)編 ソフトウェア開発プロジェクトの共有Webサービス「GitHub(ギットハブ)」を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ、今回はコミュニケーションを図るための「issu
関連記事 共同プロジェクトも展開:Red Hat、Linuxコンテナ技術で米新興企業と提携 米Red Hatは、Linuxの次世代コンテナ技術に関して、米新興企業と提携を結んだと発表した。Red Hat Enterprise Linuxに「Docker」を組み合わせて、Red HatのPaaS製品の強化を目指す。 認定ホスト間でのシームレスな機能を保証:米レッドハット、コンテナー化されたアプリケーションの認定プログラムを発表 米レッドハットは2014年3月11日、コンテナー化されたアプリケーションの認定プログラム「Red Hat Container Certification」を発表した。既存のアプリケーション認定プログラムの延長だ。 ユーザーは「PaaS」「IaaS」を求めているわけではない:狭義の「PaaS」を超えようとするレッドハットのOpenShift レッドハットは、PaaS製品
Samba 3.0には、標準でごみ箱機能がある。ごみ箱機能は、ファイル削除が行われるとそのファイルをあらかじめ指定しておいたディレクトリ(ごみ箱)に移動する。ごみ箱からファイルをコピーすれば、後で元の状態に戻すことができる。 Samba 3.0でごみ箱機能を使用するには、/etc/samba/smb.confの[global]セクションに以下の設定を追加する。
「Vagrant」って何ぞ?(・o・):Vagrant開発者 Mitchell Hashimoto氏に聞いた 仮想の開発環境作成ツールとして人気が高まっている「Vagrant(ベイグラント)」。その開発者であるMitchell Hashimoto(ミッチェル ハシモト)氏が来日するとの情報を聞き、2013年7月12日、VOYAGE GROUPで行われたミートアップに駆け付けた。 「Vagrant」とは Vagrantとは、違う環境に移行可能な開発環境を簡単に構築・管理し、配布することができる開発環境作成ツール。「ほんの数行書くだけで開発用の仮想マシンを構築できる」という優れものだ。 Vagrantのビジョンは、「開発者とシステム管理者にとって最高の『開発フロー』を提供すること」。Vagrantをダウンロードして「vagrant up」と入力し、実行するだけでそれが可能となる。 システム管理
ビルドツールGradleのインストールと使い方、Jenkins/Git連携:小山博史のJavaを楽しむ(18)(1/5 ページ) オープンソースのビルドツール「Gradle」の主な特長やLinux/Windowsでの環境構築方法、さまざまな使い方に加え、CI/バージョン管理との連携方法を解説します。 「これから」のための柔軟なビルドツール、Gradleの主な特長4つ Javaではアプリケーションをビルドしたり、Webアプリをサーブレットコンテナへデプロイしたりするときにビルドツールを使うことがよくあります。ビルドツールを使うと、開発中に変更があった部分に影響する範囲だけコンパイルをしたり、アプリのパッケージを作成するときに必要な比較的単純なファイルコピーの作業をミスなく実行したりすることが、簡単にできるようになります。 今回紹介をするGradleはオープンソースのビルドツールの1つです。J
TDD/BDDの思想とテスティングフレームワークの関係を整理しよう:いまさら聞けないTDD/BDD超入門(2)(1/3 ページ) TDD/BDDの思想に触れ、フレームワークとしてxUnit、JBehave、xSpec、Cucumber、Turnip、TestDoxを紹介する。 前回の「テスト駆動開発/振る舞い駆動開発を始めるための基礎知識」でも紹介があったように、さまざまなテスティングフレームワークがあります。例えばTDD自体は、Kent Beck(ケント・ベック)氏が著書『テスト駆動開発入門』(ピアソンエデュケーション刊)の中で述べているように、「分析技法および設計技法であり、実際には開発全てのアクティビティを構造化するための技法」です。 TDD(テスト駆動開発)/BDD(振る舞い駆動開発)を実践することと、特定テスティングフレームワークを採用したり開発したりすることを分けて考えておかな
話題のレスポンシブWebデザインも簡単にできる、CSSフレームワーク「Bootstrap」の概要と基本的な使い方をサンプルとコードを交えて紹介します。 最近はやりのHTML5、JavaScriptライブラリ、CSS3、APIの紹介、またそれらを組み合わせたサンプルアプリケーションの紹介と解説を厳選して紹介、解説していく本連載「HTML5アプリ作ろうぜ!」。今回紹介するフレームワークは「Bootstrap」です。 話題のレスポンシブWebデザインも簡単にできる、CSSフレームワーク「Bootstrap」とは 現在のWeb制作、開発では、ともにスピードが重視されています。「Bootstrap」を使用すると、既に用意されているスタイルを適用するだけで、格段に速く見栄えを整えられます。事実、Webシステムの管理画面などでBootstrapを使用するケースも増えてきました。 Bootstrapは最近
【Step 5】列挙型を使って日本語でも各月の名前を表示 もう1つ列挙型の例を見てみましょう。int enumパターンでは複数の値をまとめて管理できませんが、メソッドやフィールドを持つ列挙型を使うことにより実現できます。ここでは、列挙定数の文字列だけでなく、日本語でも各月の名前を表示できるようにしてみます。 package sample21; public class EnumJapaneseMonthList { enum Month { JANUARY("睦月"), FEBRUARY("如月"), MARCH("弥生"), APRIL("卯月"), MAY("皐月"), JUNE("水無月"), JULY("文月"), AUGUST("葉月"), SEPTEMBER("長月"), OCTOBER("神無月"), NOVEMBER("霜月"), DECEMBER("師走"); priva
WebRTCを手軽に実装、NTT Comが「SkyWay」を無償公開:PeerJS互換のライブラリも提供 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2013年12月5日、Webブラウザ間で音声や映像を用いたリアルタイムのコミュニケーションを実現するWebRTC(Web Real-Time Communications)を簡単に実装できるプラットフォーム「SkyWay」を発表した。 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2013年12月5日、Webブラウザ間で音声や映像を用いたリアルタイムのコミュニケーションを実現するWebRTC(Web Real-Time Communications)を簡単に実装できるプラットフォーム「SkyWay」を開発したことを明らかにし、関連ライブラリやソースコードをGitHub上で公開した。 WebRTCは、広義のHTML5の1つとして標準化が進めら
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