4月14–16日に大阪で、フォントに関するイベント「書体の誕生」が開催されました。2014年の第一回目に比べ、今回は参加するフォントベンダーも4社に増え、内容もさらに充実したものになりました。15日、16日にはそれぞれ講演会も行われました。 以前の予告通り、展示には私が制作した展示パネルを出品しました。 【展示】 イワタ、白舟書体、フォントワークス、モトヤの4社による展示の他、手動写植機の実演・展示、坂野公一さんと長久雅行さんの装丁展示、長久さんと私の制作パネル展示といった構成でした。 全体をざっと見渡して、最初に目についたのが、白舟書体の元字展示。フォントになっているものと全然違う! フォント製作用に書家の方が書き起こした文字は、当然にじみやかすれがフォントよりも強く、文字としての魅力に溢れていました。今後、このアナログ感をどこまでフォントで再現できるか、ということが重要になってくるので