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ブックマーク / www.axisjiku.com (68)

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    銀座4丁目の交差点に建つ三愛ドリームセンタービル。この8F、9Fにあるリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で現在、同社のデザイン部門による初のデザイン展が開催中(会期は11月16日まで)です。会場には、「見て、感じて、心のフォーカスを合わせる」をテーマとしたデジタルキャプチャーツールの提案が並びます。 展示されたプロトタイプは、初公開のものも含め全部で5点。新横浜、アムステルダム、サンノゼといった各デザイン拠点のスタッフがアイデアを持ち寄り、社内コンペによって選ばれたものだといいます。

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    2001年に和文フォントの新しいデザインスタンダードとして発表したAXIS Font。タイプデザイナーの鈴木 功氏(タイププロジェクト)によりデザイン誌「AXIS」専用書体として開発され、この日初の試みが話題を呼びました。 続いて2006年、それまでなかった和文「長体」フォントのコンデンス、コンプレスを発表。正体を無理に圧縮するのではなく、最初から長体で設計した和文として、長体の美しさを追求しながら現代の増大する情報量をカバーするという新たな挑戦を行いました。 そして2009年10月。高い評価を得ているAXIS Font内の欧文に、新デザインのイタリック体、スモールキャップスなどを追加し、世界41カ国の言語に対応するPro版欧文専用フォントを発表。ベーシック、コンデンス、コンプレスという和文での字幅×ウエイトのファミリーを踏襲し、全36種類にわたる、日発の新しい欧文フォントを完成させま

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    ワタリウム美術館(東京・外苑前)でスタートした展覧会「ルイス・バラガン邸をたずねる」(2010年1月24日まで)は、いわゆる建築展とはずいぶん様相が違っている。 模型もなければ、図面もない(ドリーイングやスケッチはある)。代わりに空間を構成しているのは、メキシコ・シティーのバラガン邸から運び込まれた、貴重な、オリジナルの家具や骨董品の数々。 それらがあまりに美術館の室内に溶け込んでいるものだから、「作品を観て学ぶ」つもりだった当初は戸惑ったものの、映像を見るにつれしだいに納得。館内すべてがバラガン邸となっているのだ。 映像を見たり、バラガンの言葉を読んだりしながら、空間にただ佇んでみる。するといつしか身体のほうが空間を感じはじめる、そんな展覧会だ。 また、多木浩二氏や伊東豊雄氏のシンポジウムをはじめ、「15人の建築家と15人の表現者による対話実験」「建築の家をたずねるツアー」など、充実した

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    なぜか人骨(もちろん模型)を持って現れた「フィリップ・スタルク Philippe Starck」氏。AXIS77号(1999年1・2月)の表紙に登場いただきました。 飄々としながらも、撮影が始まるとカメラの向こうを睨むのではなく、じっと見つました。何かのメッセージを送るように。 「デザインは死んだ」。これは氏がよく使う言葉。数多い作品は、デザインした結果ではなく、伝えたいメッセージがそれだけあった証拠だと。 「小数の作品しか製作しないような“エリート主義的な”芸術は、社会から盗みを働いているのと同じだと思います」 「私の目標は、現在市場に出回っているいろいろな製品に、新しいものを付け加えることではありません。デザインは死んだ、と私は考えています。デザインという言葉に固執するのであれば、私の意ではありませんが“政治的デザイン”ということになるでしょう」 「私がほかのデザイナーと大きく違うと

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    9月18日〜20日にかけて、大阪の中之島バンクスEAST棟にて、DESIGN EAST 00が開催されます。 「世界の“EAST”に位置する大阪を、国際水準のデザイン/思考の発信場とすることで、都市の新たな可能性を見出そう」というイベントです。今回はキックオフのプレイベントとして開催されるので「00」。 スウェーデンのデザインユニットCKRのオラ・ルネ氏や、インダストリアルファシリティのサム・へクト氏、良品計画 代表取締役社長 金井政明氏らによるトークをはじめ、3日間限定のデザインショップや若手デザイナーによるプレゼンテーションなど多彩な催しが展開されます。 サントリーミュージアム天保山が2010年末に閉館するという8月の新聞記事では、「大阪ではアートやデザインが理解されない」「文化が育たない」「文化度が低い」などと、散々なことが書かれていましたが、「何を言うとんねん。いや実はそのとおり。

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    8月19日(水)〜21日(金)まで、AXISギャラリーで「ナインアワーズ展ーー都市における新しい宿泊のカタチ」が開かれる。 「ナインアワーズ」とは、カプセルホテルの名前であると同時に、このホテルのコンセプトそのもの。「えっ、カプセルホテルなんて、泊まったこともなければ、考えたこともない」という人も、コンセプトを聞いたら、「危ない」「怖い」「リラックスできない」などといった先入観が変わるかもしれない。 例えば、出張でホテルに泊まるとき、シャワーを浴び、睡眠をとって、身支度を整えたら、さぁ出発。ホテルで過ごす時間は思いのほか短いのではないだろうか。ナインアワーズでは、7時間の睡眠、プラス前後1時間ずつ、計9時間の滞在と考えたのだ。それは宿泊というより、明日へのリセットという感覚に近いのかもしれない。 具体的には、会員制にすることで安全性を確保したり、他のカプセルホテルでは定番の共同浴場やサウナ

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    2009.07.14 雑誌の“声”をつくる、AXIS誌オリジナル書体開発ストーリー AXIS誌で使われている書体、AXISフォントをご存知だろうか。作者は、Type Projectを主宰するタイプデザイナーである鈴木 功氏である。フォント名からもわかるように、この書体はAXIS誌で使うことを前提につくられている。 AXISフォントプロジェクトは、1998年に始まった。鈴木氏が新しくつくり始めた書体について意見を聞きたいと、アクシスのデザイン部門を訪れたことがきっかけだった。両者の間でやりとりを行ううちに、いっそAXIS誌で使うことを前提に書体を設計し直してはどうか、と話が進んだのである。 日では、大新聞は別として、一雑誌が専用書体を持つことは珍しい。新しい書体をデザインするとき、欧米と違い、JISの第二水準までで、約9千もの文字をつくらなければならないからだ。しかし、専用書体を持つメリ