向こうに山國神社の鳥居 山國(やまぐに) 京都市街北西の周山一帯は、古くは山國(やまぐに)村と云われました。 日本史で「山國」が登場するのは、明治維新・戊辰戦争(1868-1869)の「維新勤王山国隊」でしょうか。 村の郷士80余名が、農民兵として参戦し、後に錦の御旗を掲げて凱旋しました。 山國には南北朝で北朝の拠点となった常照皇寺(じょうしょうこうじ)があり、北朝を守り続けた歴史と誇りがあります。 ***** 京都市内・福王子神社を目印に、周山街道(国道162号線)に入り。途中、紅葉の高雄を通過し、車で小一時間もすすむと、周山の玄関口、道の駅・ウッディ京北に。 一休みしてから、常照皇寺に向かう途中に山國神社。 山國を下る大堰川(おおいがわ)の川岸、北山杉の美しい向山の麓に鎮座しています。 (大堰川は亀岡盆地から保津川(保津峡)となり、さらに嵐山から桂川になる) 山國神社 本殿 杣を守護す