ソフトバンクのエネルギー事業子会社のSBエナジーと三井物産、鳥取県などは29日、同県米子市に国内最大級の太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。出力は3万9500キロワットで、約1万1000世帯分の電力を賄う。9月に着工し、2013年7月の運転開始を計画している。 SBエナジーと三井物産が出資する特別目的会社(SPC)が発電所を建設し、運営する。総事業費は100億円前後。 ソフトバンクの孫正義社長は「40年近く有効活用されなかった広大な土地(干拓地)が電力の供給源になる」と意義を強調。三井物産の飯島彰己社長も「再生可能エネルギーの発電事業への参画で、エネルギー政策に貢献したい」と話した。 7月にスタートした再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を踏まえ、ソフトバンクが国内外の発電事業や再生可能エネルギーの運営ノウハウがある三井物産に声をかけ、実現した。孫社長は「自治体から