任天堂の岩田聡社長は将来的に携帯ゲーム機に3G機能を搭載し、コンテンツをダウンロードできるようにすることを視野に入れているそうだ(GameSpot、本家記事より)。 岩田社長はFinancial Timesの取材に対し「iPhoneでは毎月何千円かの金額を支払える人々が顧客となれるが、娯楽機を作っている我々にこのような形式は適さない」と述べ、AmazonのKindleが展開している通信モデルが任天堂の顧客ベースに適しているとの考えを明らかにした。3G機能を搭載しているKindleはワイヤレスネットワーク通信のコストが本体価格やコンテンツの価格に含まれており、通信時に料金等は発生しない。 岩田社長はまた、「実現すればハードウエアの価格が上がることになり、顧客からの苦情も発生するかもしれないが、将来的な一つの可能性である」と3G機能を搭載した場合の価格に関する懸念も明らかにしたそうだ。