室内衝突実験の結果から判断すると、最も暗い可能性が高い。しかし、何が起こるかは分らない。他の研究者による予測も参考にすべきである。 3.衝突による放出物による太陽光の散乱 見積もっていない。 以下の杉田研究室(東大)による予測を参考。 4.観測の注意 もっとも簡単な観測法は、望遠鏡にビデオカメラを取り付け、落下予測時刻の10分前位から10分後位まで画面を見ながら録画する方法である。 しかし、満月に近いため、観測は月の昼側からの光の影響を強く受ける。 (1)大気による月の光の散乱:僅かでも大気中に水滴があると、月の周りがボーッと光って見える。暗い閃光を捉えようとカメラの感度を上げると画面が真白に飽和してしまう。拡大撮影法などによりF数をできるだけ大きくした方が良い。ただし、視野も狭まるので注意が必要である。 (2)望遠鏡内の迷光:視野に月がなくとも、鏡筒内壁、レンズや鏡の埃などで