ロイターが9月25日に報じたところによると、報道陣の質問に対して「現時点では米アップルに対してマップアプリを提供していない」とGoogleのエリックシュミット会長が返答したことがわかりました。 iOS6にまつわる一連の「マップ」に関わる問題はiOS6の標準マップではなくGoogleが提供するマップアプリを利用すれば解決すると思われていただけに、波紋を呼びそうです。 シュミット会長は「われわれは、彼ら(アップル)がわれわれのアプリの採用を継続していたら良かったのにと思うが、仕方がない」と指摘。「彼らに変更しないよう強いれば良かったというのか(それはできない)。これは彼らの決定だ」と述べた。 続けて 会長は、自社とアップルが「すべてのレベルで」継続的にコミュニケーションをとっているとしつつ、アップルの「アップストア」でグーグルマップが承認されるかをめぐる決定は、アップルが行うべきだと指摘した。