10月31日にいよいよウォークマン「NW-A840」シリーズ(関連記事)が発売される。音質にこだわった設計となっており、ソニーのウォークマンへのこだわりが感じられる逸品だ。一方、現行機で評価が高いのはウォークマン最上位機種である「NW-X1000」シリーズ(関連記事)である。両者はどれほど違うのだろうか? そしてどっちを買えばいいのだろうか? 実は音質的にはほぼ一緒!? 両機種共通の特徴となっているのが、フルデジタルアンプである「S-Master」を搭載していること。D/A変換を行なわずに増幅処理を行なうことで、アナログ特有のひずみを解消し、クリアな音質を実現している。 実際に試聴して感じるのは、解像感の高さである。個々の音が明確に分離しているため、それぞれの楽器をしっかりと認識できる。定位感と音の広がりも十分で、個々の楽器の位置をしっかり認識できる。 デジタルノイズキャンセリングを搭載し