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ブックマーク / reki.hatenablog.com (12)

  • ドネルケバブの歴史 - ドネルケバブは誰が発明したのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    早い、安い、美味い、三拍子揃ったパーフェクトなファストフード ドネルケバブは東京の街中ではかなり一般的なファストフードになりました。 地方でも、お祭りやイベントの屋台でかなり見るのでべたことある人も多いと思います。ドネルケバブ屋から漂ってくる肉とスパイスの香りを嗅ぐと、たまらなく腹が減ってくるものです。 今やドネルケバブは世界中でも当たり前にべられるファストフードになり、トルコが世界に誇る料理ですが、誰がどのように発明したのかはややこしい議論があります。 1. ドネルケバブの特徴 そもそもドネルケバブとは何か。 google先生の解説によると 「スライスされたスパイシーなラム肉をピタパンに挟んだトルコ料理」 となっています。 重要なのは「ピタパンで挟んだ」というところです。 トルコ料理では「〇〇ケバブ」というのがたくさんありますが、ナイフとフォークを使って椅子に座ってべるのが普通。ド

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  • WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメプロで「アンチ・アメリカ」はどう表現されたか 少しでも見たことある方はご存知でしょうが、プロレスの世界では「ベビー(正義)」と「ヒール(悪党)」のキャラ区別があります。 ずっとベビーやヒールをやっているレスラーもいますが、何かのタイミングで善悪入れ替わるのが普通で、「ベビーターン」とか「ヒールターン」とか言います。 アメリカン・プロレス(以下アメプロ)はこのキャラ区別が明確になっており、ベビーのレスラーが入場すると歓声で迎えられますが、ヒールのレスラーは大ブーイングで迎えられます。 そしてレスラー自身も、行動や言動で自分の悪党っぷりを表現します。汚いやり方で勝ったり、観客やレスラーを侮辱したり。 そんな中、たまに「ナショナリティ」を前面に押し出したり、「アンチ・アメリカ」を叫んで嫌われるヒールレスラーが登場します。 今回はアメプロのヒールレスラーの言動から、アメリカにおける 「アンチ・

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  • 【移民】白人社会に大量の中国人がやってきた結果 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    押し寄せる中国人移民に最適な対策とは アメリカやオーストラリアは、もともとイギリス系移民を中心とした人々がその中核を成す国です。 特にアメリカは、ピューリタニズムを根幹としながらもプラグマティズムでうまいこと骨抜きにした理想主義を掲げ、白人のための活気ある平等社会を構築していました。 そこに19世紀半ばごろから、一攫千金を夢見て大量の中国人移民がやってきました。 なんだこいつらは。 戸惑う白人たち。 ところが、 アメリカとオーストラリアの中国人移民対策はそれぞれ異なり、しかも全く異なる結果を出すことになりました。 1. なぜ中国人移民が大量流入したか 安価な労働力としての中国人 イギリスは1834年に奴隷制を廃止しましたが、プランテーション農園など大量のマンパワーを必要とする産業に経済依存しており、奴隷に代わる安価な労働力を求めていました。 注目されたのが、アヘン戦争に敗れた清国の中国人ク

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  • 【コブラ効果】全くの逆効果になった5つの法律 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    全くの逆効果になってしまった法律 逆効果というのは世の中に溢れています。 ダイエット品をべすぎて太ってしまった。 健康のためにサウナに行ったら貧血で倒れてしまった。 コストを下げるためにレイオフをしたら会社の業績が下がってしまった。 そしてこのような逆効果を国単位でやらかしてしまった事例もたくさんあります。 1. コブラの数が増えてしまった「コブラ駆除法」 コブラの死骸に報酬を出した結果 大英帝国支配下のインド・デリー。 大のヘビ嫌いのイギリス人知事は「コブラを駆除し届けて出た者には報酬を出す」というお触れを出しました。 当初は人々はせっせと野山に出かけてコブラを狩って報酬を得ていたのですが、次第により大規模により効率的に報酬を得ようとするものが現れ始めます。 なんと、デリーの町中のあちこちに「コブラ農場」がオープン。 農場ではコブラを交配して飼育し、ある一定まで成長したら殺害。そして

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  • 19世紀の大都市を荒らしたストリート・ギャング - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    19世紀に起こった大規模なストリート・ギャング抗争 田舎と都市とでは概して都市のほうが治安が悪いものです。 田舎はお互い顔見知りだから、何か粗相をしでかすとすぐに悪評がたってそこに住めなくなってしまう。だから治安は案外いい。 しかし都会は基的に知らない人しかいないから、タガが外れるというか、凶暴性を抑制する規範や道徳が薄い。だから自分と異なるバックグラウンドを持つ人間同士の衝突が起こりやすくなる。 急速に都市化が進んだ地域に地方から大量に人が流れ込み、貧富の格差が広がり貧しい者同士で結束し相互扶助の組織が出来上がっていく。特に貧しい若者はその不満を暴力という形で解決しようとしがちで、例外もありますが、ストリート・ギャングの多くは概して地方出身か地方出身の親を持つ教育水準の低い貧しい若者であるケースが多いものです。 産業革命により急速に都市化が進んだ19世紀は、そのようなストリート・ギャン

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  • 【奇行・妄想】精神を病んでいた欧州の王族たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    神経衰弱・精神病・癲癇などを患っていた王族たち 特に近代のヨーロッパの王様には多いようです。 血統を重視するあまり近親相姦を繰り返した結果、ハンディキャップを持った子どもが多く生まれ、不運なことにそのような人物が王様に推挙されてしまうこともありました。 そのような不安定な王を奉る国民も不憫ですが、何より人が一番辛かったはずです。 今回はそのような、ちょっと異様な王族たちを集めてみました。 1. バイエルン王女アレクサンドラ(ドイツ) 「透明な巨大ピアノ」の妄想に取り憑かれた王女 アレクサンドラは、バイエルン王国第2代国王 ルートヴィヒ1世の娘。 ナポレオンの甥から結婚の打診があったものの、生まれつき虚弱体質だったため断り生涯独身だったそうです。 彼女はいくつかの精神病を患っており、そのせいで異常に潔癖性。服は白いものしか着ることができなかったそうです。 また、「子どもの頃に巨大で透明なグ

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  • ドイツでジャガイモが普及するまでの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    ドイツ料理と言えばジャガイモ」となるまで ドイツ料理べたことありますか? とりあえずビールで乾杯して、前菜はジャガイモのポタージュスープ。ポテトサラダ。 次いでソーセージ。付け合わせにはザワークラウトとフレンチフライ。 メインはローストビーフかポークソテー。付け合わせはマッシュポテト。 こんな感じの構成が多いような印象です。あくまで印象なのですが、ジャガイモに始まってジャガイモに終わる感じです。 ジャガイモがないドイツ料理なんて考えられないほどです。 でも実際のところ、ドイツにジャガイモが定着するには多大な努力と長い年月が必要だったのです。 1. ジャガイモが普及する前のドイツ人の事 いまやジャガイモがないドイツ料理など考えられませんが、ではジャガイモが普及していない時代、ドイツ人はどのようなものをべていたのか。 18世紀末の貧民施設の事はおおよそ以下のような内容でした。 平日

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  • 画家が自殺する直前に描いた絵画10枚 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    我々は芸術家の心の機微を読み取れるか? 芸術家という人種は、ぼくら一般人とは全く違う世界に住んでいるんじゃないかと思っています。 俗世と霊的世界のちょうど中間くらいに住んでいて、一般人には見えないものが見えて、その伝えづらい世界を音とか絵とか体とかで表現するのが芸術家という人種だと理解しています。(霊媒師とかそんなニュアンスではないです) 芸術家が自殺をする動機も、カネに困ってたとか恋愛のもつれとかありますけど、一般人からすると理解に苦しむ部分が多々あるように思います。有名な画家が死の直前に描いた作品には、おそらくその心の機微が何らか表現されているのではないでしょうか? 1. クリストファー・ウッド「シマウマとパラシュート」 飛び降り自殺をする直前に描いた生気のない絵 クリストファー・ウッドは20世紀前半のイギリスの画家。 個展がことごとく失敗に終わり、プレッシャーに押しつぶされそうになり

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  • イギリス料理がまずくなった5つの理由 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    イギリス料理がマズいのにはちゃんと理由がある 「イギリスでえるものは、イングリッシュ・ブレックファーストくらい」 というのは、世界中の人が知ってる有名なステレオタイプです。 「最高の人生と最悪の人生」のジョークに使われたりもしてます。 最高の人生とは、アメリカ人の給料をもらい、イギリス人の家に住み、日人の嫁を娶り、中国人のコックを雇うこと 最悪の人生とは、中国人の給料をもらい、日人の家に住み、アメリカ人の嫁を娶り、イギリス人のコックを雇うこと 最近は外国の料理を取り入れたブリティッシュ・フュージョン・スタイルが人気で、通の舌を唸らす品質の高いレストランも多く出てきており、ロンドンは他のヨーロッパ諸都市にも劣らないグルメ都市に生まれ変わろうとしています。もはやイギリス料理がマズいのは過去の時代の話である、と。 ただそれもやっぱり、「イギリス料理がマズい」という前提があるから成り立つの

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  • 史上最も短命な国家ベスト10(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    ついに日数一桁の世界へ 国家というものは自分で勝手に国家を名乗っても認められず、他の「信頼されている国家」に承認されて初めて一人前と認められます。 言うなればヤクザ社会のようなもので、他の親分連中に認めてもらえないと潰されるだけです。 前編から続いている「短命な国家ベスト10」ですが、今回は後編です。 5位:フェロー諸島共和国(1946年9月18日〜9月24日 6日間) 独立投票が無効と見なされ解散させられた国 フェロー諸島はイギリス諸島の北に浮かぶ北方の孤島で、北西のアイスランドと同様、ノルウェーヴァイキングの末裔が住んでいます。 長い間ノルウェーの支配下にありましたが、16世紀にノルウェーとデンマークが同君連合になった後はノルウェー=デンマーク領となり、1814年に連合が解消されたタイミングで北西のアイスランドと同様デンマーク領となりました。 1940年に第二次世界大戦が勃発すると、ド

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  • 史上最も短命な国家ベスト10(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    ちょっと目を離したらもう無くなっていた国 日という国は有史以来、国体の継続性を保っているということに一応なっていますが、現在の日国政府の発足は1952年のサンフランシスコ平和条約からなので、日国は65年間続いていることになります(2017年現在)。 たったそれだけか、と思う人もいるでしょうけど65年間も続いてるのは立派な方で、歴史上には1年どころか1ヶ月ももたなかった国がいくつもあります。 10位:バイエルン・レーテ共和国(1919年4月6日〜5月3日 27日間) 世界で3番目に建国された共産主義国家 第一次世界大戦中の1918年10月29日、ドイツ艦隊の水兵1,000人の出撃命令拒否から、ドイツ全土で労働者の暴動が発生。ドイツ革命が勃発し、後に皇帝(カイザー)が退位しドイツ帝国が崩壊しヴァイマル共和国が成立するのですが、ミュンヘンを中心とするバイエルン王国では独自の革命が進行してい

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  • なぜスターは国旗に用いられるのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    自由と解放の象徴・五芒星 スターの意匠は世界の国旗でお馴染みです。 自由主義陣営のお膝元アメリカのみならず、社会主義陣営の大親分ソ連もスターが入っていたし、イスラム諸国にも入っています。 どういうわけか思想や宗教を超えてスターの意匠は人気があって、敵対する勢力が同じ意匠を使っても気にしない。もしかしたら気になっているのかもしれないけど、自ら取り下げることはしないほどの強いシンボル性があるようです。 今回は「象徴図像研究―動物と象徴(和光大学総合文化研究所 松枝到編)」より抜粋して、近代の「自由と解放」の象徴となっているスターの源泉を「フリーメイソン」思想から探っていきます。 1. 五芒星を採用する国の旗 冒頭にフリーメイソン思想から、と言いましたが、現在五芒星を意匠として採用している国旗が全部フリーメイソン思想かというとそうではないです。 スターの意匠は古来からあるので、その国独自の伝統的

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