「ファンタジー営業部」は、アニメ、マンガ、ゲームといった空想の世界に存在する特徴ある建造物を当社が本当に受注し、現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるかについて、工期、工費を公開するコンテンツです。
『MM9-MONSTER MAGNITUDE-(エム・エム・ナイン)』 放送終了 舞台は架空の 「気象庁/特異生物部/対策課」、通称【気特対】。 主人公はそこに勤める職員たちである。 彼らは、特異生物=M(モンスター)が出現しても自衛隊のように前線で戦う事はない。彼らに武器は無いのである。 テレビの報道中継を観ながら、Mへの注意点やMの弱点を自衛隊にアドバイスすることによって、被害を最小限におさえようと する影の存在なのである。 彼らの武器は知識と経験だけ──。 天気の予報をするように、特異生物=M(モンスター)の出現予報・分析・周辺地域への警報発令が職務なのだ。 彼らは国家公務員として国民の生命・財産を守るため、気象庁のある東京メトロ東西線竹橋駅まで、殺人的混雑の地下鉄に乗って、日夜通勤しているのだ。 ヒーローはMONSTERと闘わない、普通の公務員たち。 この“新しさ”が「MM9」の魅
22日、HJコンから帰宅したら、癌で闘病中だった伊藤計劃(id:Projectitoh)さんが亡くなったとの報が届いていた。享年34。あまりにも早すぎる訃報に頭がくらくらした。 この人は、いまだ『虐殺器官』、『メタルギア・ソリッド・ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』、『ハーモニー』の長編3作、「The Indiffernce Engine」、「From the Nothing, With Love.」の短編2作と数本のエッセイしか書いていなかったはずだ。現在は「『ドラキュラ紀元』風」の新作を構想中だったとの話を小耳に挟んでいただけに、言葉も出なかった。 そっと胸に潜めておこうと思ったが、間もなくWeb上の各所に訃報が流れ始めた。 複数の人より伝え聞くところによると、結構な弔問客が訪れているらしい。 しかし先月、速水螺旋人さんとご一緒して、病院へ伊藤さんのお見舞いに行った際には、ご家族はかなり
鏡 明(かがみ あきら、1948年1月2日 -)は、日本の小説家、SF作家、翻訳家、音楽・SF作品・漫画等文芸方面の評論家、広告ディレクター。電通顧問(元・執行役員)。 初期は岡田英明名義を使用した。 山形県生まれ。東京都立新宿高等学校を経て早稲田大学第一文学部に進む。大学時代はワセダミステリクラブや、伝説的なSFファンの集まり「一の日会」に参加。またSF同人誌「宇宙気流」「SF倶楽部」などに関わる。 早稲田大学英文科を全優で卒業(指導教授には修士課程に進むことを切望される)後、電通に勤務。上司に小田桐昭、同僚に関三喜夫がいた。ジョージ・ルーカスを起用したパナソニックのCMなどで知られ、ACC賞、カンヌ国際広告賞、アジア太平洋広告祭をはじめとする国内外の広告賞を多数受賞。2002年、アジア太平洋広告祭(アドフェスト)でアジア人初の審査委員長、2009年のカンヌ国際広告祭では東アジア初の審査
ものすごい勢いで会社をあがって、向かうは青山ブックセンター六本木店。 「伊藤計劃記録」刊行記念、大森望のSF漫談 番外編「伊藤計劃 Project Goes on...」に参加してきました。 ゲストはSFマガジン前編集長の塩澤快浩さん。 お二人がどのように「伊藤計劃」を語るのか、今日まで楽しみでしかたがなかったです。 以下は、うろ覚え思い出しメモ。 一周忌について 伊藤さんの一周忌に関係者で千葉県某所にお墓参りへ行き、SF大賞のトロフィーなどが墓前にささげられたそうです。大学時代の仲間もお墓参りに来ていたようで、メタルギアのスネークのフィギュアがが置いてあったそうです。当日は風の強い日で、なかなか線香に火がつかず、借りてきたガスバーナーで火をつけたそうな。 バーナーって! 小松左京賞 今回の会場にいらしていた、円城塔さんの「Self-Reference ENGINE」と「虐殺器官」が最終選
みんなのIoT/みんなのPythonの著者。二子玉近く160平米の庭付き一戸建てに嫁/息子/娘/わんこと暮らしてます。月間1000万PV/150万UUのWebサービス運営中。 免責事項 プライバシーポリシー SF小説や映画では多くの「宇宙空間(またはそれに類する真空に)防護なしで晒された人間」の描写を見つけることができます。目が傍聴して破裂したり,血液が沸騰して体が爆発したり,絶対零度に近い宇宙で瞬く間に体が凍ってしまったり...。 そのようなことが,実際に人間の体に起こるのでしょうか? 2001年宇宙の旅で,HALに宇宙船からロックアウトされ,宇宙空間を漂う乗組員の描写があります。著者のアーサー・C・クラークは,後に「人体はもっと強靱で,宇宙空間でもより超時間生存できるのではないか」と回顧しているそうです。 実際に人間が宇宙空間に晒されると何が起こるのか,ということについて,科学的な考証
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/01/116.html というのがあるらしいですよ。 http://www.tsogen.co.jp/np/oshirase.do こちらで見ると、円城さんも登場予定。 とりあえず、生存報告させていただきます。去年はたぶん、今まででもっとも際どいエリアに近づいた一年でした。 年末 ガンマ線ナイフで入院 元旦 謎の嘔吐と下痢で6日まで入院 と年末年始は入院で潰した伊藤です。皆さんの年末年始は如何お過ごしでしょうか。上記の事情により年賀状を一通も出すことが出来なかったので、これを読まれた方におかれましては、これを新年の挨拶代りにさせていただければ幸いです。現在は家でゆっくり静養中で、ぶっちゃけ暇をもてあましています。「虐殺〜」のあともそうだったのですが、「ハーモニー」を仕上げたあと何もする気が
粗筋: 激化の一途を辿るテロとの戦いは、サラエボが手製の核爆弾により消滅した日を境に転機を迎え、先進諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を構築し、テロを一掃したかに見える近未来。いっぽう後進諸国では内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加していた。 ぼくの所属している特殊検索群i分遣隊は、特殊部隊にあって暗殺を請け負う唯一の部隊だった。虐殺の起きている某国で、標的の"国防大臣"を捕らえるが、彼は自分がどうして虐殺をしているのか理解できないようだった。そして、これら突然虐殺が増加するように見える場所には、必ず謎の米国人ジョン・ポールの影があった。 これが噂の赤い本。 多分に黄色い本("Self-Reference ENGINE")を意識した配色と思われます(笑) 日本人作家特集号 収録作家:神林長平、円城塔、平山瑞穂、coco 伊藤計劃「The Indifference Engine」 粗筋:
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 作品、というのは何か気恥ずかしい。 うっかりヒマと勢いに任せてついこねてこねてこねあげて、 結果的にひと塊になった、この良く分からんものを呼称するとしたら、 まあ、これは作品と言う単位で括る事もやぶさかではないと思う と、ひとしきり言い訳を述べないとまず自分が 何かしらのものを作り上げたことすら認めたくないような 引っ込み思案で極度にシャイな、結構面倒くさいメンタリティの持ち主が 意外と伊藤計劃先輩であった。 意外としっかりしてなくて、ずっと逡巡している人でもあった。 伊藤先輩が亡くなってから一年経って、遺稿集も発売され、 伊藤先輩のあの光り輝く花火のような最後の3年間の執筆活動と そこから生み出された素晴らしい作品群につい
グレッグ・イーガン「ディアスポラ」のエントリを書き上げた後は素朴にもこう思ったものです。文学終わったな、と。たとえどんなに素晴らしい小説も、人生を変えるような思想も、しょせんは価値基準のメタ構造の階層を一歩昇るだけです。《真理》という名のニンジンを鼻先にくくりつけられた馬のように、がむしゃらに前へ前へと進んでいるだけです。それも、同じところをぐるぐる回っていることに気づかないほど盲目的に。しかしこの考え方は間違っています。 その理由は簡単です。人間はヤチマほど自由ではないのです。環境(観境)を自由にコントロールする力もなければ、不死の生命でもありません。ソフトウェア化した意識ならば、自分の価値観を自由に調節できますが、肉体人には不可能です。人間であることには、さまざまな限界がついてまわります。 私たち人間は、どんなに価値基準の相対化をはかり、メタ構造をクリアに把握しようとも、銃声一発でその
■編集元:ニュース速報板より「SF小説の魅力」 1 ボールペン(dion軍) :2010/03/18(木) 00:12:41.38 ID:FSLAEsKJ ?PLT(12000) ポイント特典 「愛の死」後に探る人間性 二〇〇九年に亡くなったSF作家J・G・バラードは『クラッシュ』の序文で 「我らの夢や欲望を支える……精神の病は、今世紀最悪の死者として結実した。愛情の死である」と書いた。 バラードはメディアとテクノロジーに取りかこまれた現代人の生を 「テクノロジカル・ランドスケープ」と呼ぶ。現代人にとってはメディアとテクノロジーの中こそが 「ありのままの自然」だ。我々はメディアに毒された存在であり、その性と愛はテクノロジーに歪(ゆが)められている。 ぼくにとって、バラードは作家というよりも思想家だった。我々の人間性の意味を教えてくれたからである。 人間性は変わった。我々に
高度1万メートル:エベレスト/チョモランマより高く対流圏の終わるところ、気温は零下50度、大気は地上の4分の1、ジェット機が飛ぶ高さまで聳え立ち、関東一円の人口を吸収できる建造物のプロジェクトをご存知だろうか。 バブル期の黒歴史になってしまったのかもしれないけど、東京バベルタワー(Tokyo Babel Tower)に関する情報ってネット上でほとんどないよね。ゼネコンの考えたSkyCity (清水建設)やXeed4000 (大林組)大成建設の資料は残っているのに、バブルの極北たる東京バベルタワーの解説ページが皆無だとはね。あの時代の独特の空気を代表するプロジェクトがこのまま歴史の闇に葬られるのは忍びないし、ちょうど発案者が今年で退任なされるということで記念に基礎データいくつか資料を引用しておく。 プロジェクト名:東京バベルタワー 提案者:尾島俊雄 早稲田大学教授 提案:ブラジル環境サミット
プロジェクトXとSF研究会が好き過ぎたので作ってみた。全国のSF研究会にいる濃い人達に捧ぐ。関西大学SF研究会 2001年作成。
文学というメタゲームへの最終兵器にして史上最も難解なSF。あるいは「火の鳥 ハードSF篇」。グレッグ・イーガンは多分この作品で文学を終わらそうとしている。「批評の終着点はどこか」では批評のメタ構造ゆえに、究極の文学・究極の批評などありえないことを論じました。しかしもし、究極の文学がありえるとしたら、それは批評のメタ構造そのものを捉え批評するような、批評というゲームをクソゲーだと気づかせてしまうようなそんな作品になるはずです。それが「ディアスポラ」です。 ストーリーはクラーク「幼年期の終わり」や小松左京「果てしきなき流れの果に」のテーマである「人間の存在は宇宙でどのような意味を持つのか」という王道を突っ走るもの。しかも既存のどんなSFよりも深く難解に。エンタメとしては限りなく終わっていますが、SFとしてはひとつの到達点を見たと評価します。舞台は30世紀で人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶
LOCKUP 2999 池袋のホームページです。ロックアップ2999 池袋は東京池袋にある未体験エンターテイメント・レストランです。
SF作家 小川一水のウェブサイト 小川遊水池 仕事情報はこちら 10/01/23更新 07/01/23更新 09/11/12更新 ○2000年3月1日に設置しました。 ○小川一水本人が運営しています。 ○下記のアドレスを使っています。 ogawaissuiアットマークnifty.com 当サイトへのリンクはご自由にどうぞ。 しかし無断転載はご遠慮ください。 These pages are website of Ogawa Issui who is a Japanese writer of Science Fiction. All contents are written in Japanese.
SFに出て来る純白の宇宙戦艦って、カラフル兵士なみに違和感ある。なんでそんな目立つ色なの?見つけてほしいの?的になりたいの?映像表現と大人の事情だから不問なの?そんな風に突っかかった年頃があったような気がするが、懐かしすぎて何歳のころだったかすら思い出せない。 黒い宇宙船(左)と、白い宇宙船(右):左の輪郭はイメージ。 上の画像(左)では輪郭をつけているが、黒い宇宙船は宇宙空間に完全に溶け込んでしまう。輪郭線を取り払ってしまえばただの何も無い空間だ。 作品空間でのご都合設定ならともかく、現実の延長線上としての軍用システムが迷彩を意識しないとは考えがたい。ただ黒く塗るだけでなく、レーダー波吸収構造から液体ヘリウムによる表面冷却まで、あらゆる手を使って検出を逃れようとしても不思議ではない。 でも、リアルで黒い宇宙船なんて聞かないよね 現実世界で軌道上にある宇宙船や人工衛星はことごとく真っ白だっ
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