8月21日に報道各社は、高市早苗経済安全保障担当大臣が、9月27日投開票の自民党総裁選に出馬する意向を固めた、と伝えた。 【写真あり】高市早苗氏「不良伝説」と「ミニスカ議員時代」 立候補に必要な推薦人20人を確保した模様で、近いうちに記者会見するという。高市氏は前回、2021年の総裁選では、安倍晋三元首相の支援を受け出馬するも、4人中3位だった。 自民党ベテラン秘書はこう話す。 「高市さんは安倍政権下で、内閣府特命担当大臣、総務大臣、また党の政調会長など要職を務めました。最近では、安倍氏の命日前後に『志を継承する集い』で『安倍元首相の思いを受け継ぎながら、みんなで力を合わせましょう。それが恩返しです』と発言したり、自著を出版したりするなど、自らを“安倍路線”の継承者と位置づけ、保守派層から一定の支持を得ています」 そんな期待感を、世間も持っているのだろうか――。 高市氏の出馬が報じられた同