※画像は『佐野実、魂のラーメン道』 「ラーメンの鬼」と呼ばれて90年代からラーメン業界を牽引した、佐野実さんが今月11日午前2時57分に、多臓器不全で亡くなった。まだ63歳だった。3年ほど前から糖尿病をわずらっており、療養中だったという。あまりに早すぎる死だ。 「現在のラーメン業界の隆盛は、佐野さんというスターによるところが大きい。ああいう突出した個性のある人がメディアに出たことで、ラーメンはエンターテイメントになったと言えます」(グルメ雑誌編集者) 佐野さんが糖尿病を患ったのは他のラーメン店を育成し、自身の店を進化させていくため、日々ラーメンを食べていたのが原因の一つであり、職業病とも言える。 またラーメン業界の隆盛に一役かった“伝説の人”も同じようにして亡くなっているのも興味深い。 「TVチャンピオンの第二代ラーメン王で、ラーメン評論家だった武内伸さんも肝硬変で亡くなっています。武内さ