豪シドニーで、英国の植民地政策が豪先住民アボリジニにもたらした被害を訴え、政府主催のエリザベス英女王の追悼式典に抗議するデモ(2022年9月22日撮影)。(c)Aston Brown / AFP 【9月22日 AFP】オーストラリア各地で22日、英国の植民地政策が先住民にもたらした影響を非難する抗議デモが行われた。この日は、死去したエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)追悼のため国の休日となっていた。 シドニー、メルボルン、キャンベラなどの都市では、君主制廃止を求める活動家らが集まり、約200年前の英国人入植から始まる先住民迫害に抗議した。 シドニーで抗議デモに参加した先住民族ゴメロイ(Gomeroi)のグウェンダ・スタンリーさん(49)は「英王室は、ここオーストラリアに未解決の問題が残っていることを認識すべきだ」と話した。 スタンリーさんは女王の死について「悲しむ理由が