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ブックマーク / u-site.jp (14)

  • レスポンシブWebデザイン(RWD)とユーザーエクスペリエンス

    多数のデバイスをサポートするためにレスポンシブデザインのチームが作成するサイトは1つだが、ユーザビリティを確実なものにするには、全デバイスでのコンテンツやデザイン、パフォーマンスを考慮する必要がある。 Responsive Web Design (RWD) and User Experience by Amy Schade on May 4, 2014 日語版2014年6月4日公開 レスポンシブデザインの定義 レスポンシブWebデザイン(RWD)とは、Webサイトの外観を、それを見るために利用しているデバイスの画面サイズや向きに合わせて動的に変化させるWeb開発アプローチである。RWDは、ごく小さなスマホから巨大なデスクトップモニターまで、顧客が利用する多数のデバイス向けにデザインする、という課題に対する方策の1つといえる。 RWDはいわゆるブレイクポイントを利用して、サイトのレイアウト

    レスポンシブWebデザイン(RWD)とユーザーエクスペリエンス
    fushimik
    fushimik 2014/06/04
  • 「評価してください」

    エンジニアの人たちは、自分たちで何かを作ってからそれを「評価してください」と言ってくることが多いように思う。その背景を考えると、人間中心設計の考え方やアプローチがきちんと伝わっていないのではないか、と思えてくるのだ。 黒須教授 2014年1月30日 HCD関係者と話しをしていると、エンジニアの人たちって、自分たちで何かを作ってしまってから「それを評価してください」と言ってくることが多いんじゃない、という話になることがある。 考えてみると、そうして声をかけてくる背景には、人間サイドからのエンドースメントが欲しいという気持ちがあるからかもしれないが、さらに考えると、それできっといい評価が得られるに違いないと思い込んでいるのかもしれない。人間サイドを全く無視していないという点では褒めるべきことかもしれないが、その自信の強さには困惑させられてしまう。もし評価の結果が消極的なもの、ないし否定的なもの

    「評価してください」
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    fushimik 2014/01/31
  • 興味深い事実がWebページに人を引きつける

    ユーザーがオンラインで探し求めているものは、事実である。したがって、事実を豊富に含むコンテンツは読者を引きつけ、注意を引き続けることができる。 Interesting Facts Make Web Pages Compelling by Jakob Nielsen on June 9, 2013 日語版2013年6月24日公開 ユーザーが標準的なウェブページの訪問に費やす時間が一瞬であることを考えると、ウェブサイトのページを実際に読んでもらうにはどうすればいいだろうか。 それには、事実を重視することである。ウェブ上にはなんのかんのとくだらない話があまりに多いため、率直な物言いは目立つのである。 2件の調査から得られたのは、ユーザーがどのように事実の情報を検索するかについてのわかりやすい例である。1件目の調査ではジャーナリストを、もう1件の調査では一般の人を対象に、企業サイトの投資家向け(

    興味深い事実がWebページに人を引きつける
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    fushimik 2013/07/10
  • 高齢者のユーザビリティ:課題と変化

    65歳以上のユーザーは、Webサイトやアプリを利用する際に固有の課題に直面する。このユーザー層のデジタルリテラシーは向上しているが、デザインは高齢のユーザーに対応したものにする必要がある。 Usability for Seniors: Challenges and Changes by Lexie Kane on September 8, 2019 日語版2020年6月17日公開 多くの裕福な国で、最も急速に増加している年齢層が65歳以上だ。グローバルに見ても、人は長生きするようになり、年を取っても元気でいられるようになった。Pew Research Instituteが実施した調査によると、2019年には65歳以上の人の73%がインターネットに接続していた(訳注:総務省の令和元年版情報通信白書によると、2018年の個人のインターネット利用率は、60~69歳で76.6%、70~79歳で5

    高齢者のユーザビリティ:課題と変化
  • 人間中心設計の基礎、刊行

    『人間中心設計の基礎』が刊行された。HCDについて現時点でもっとも詳しい単行だと思っているので、皆さんに是非ご一読いただきたい。 黒須教授 2013年6月5日 ようやく人間中心設計シリーズの第一巻として『人間中心設計の基礎』が近代科学社から刊行された。1999年に『ユーザ工学入門』を出したが、それはISO 13407にもとづいた人間中心設計の考え方やアプローチをまとめたものだった。しかし既にそれから10年以上たっており、内容的な改訂が必要だった。途中、2007年には『ユーザビリティハンドブック』を編集し、その第一章として、その時点での考えをまとめてはみたが、いささかスペースが少なく、学んだことや考えたことをすべて掲載することはできなかった。 そうした中、2009年に、共立出版の編集長から近代科学社の社長として移られた小山さんからHCD-Netにお話があり、人間中心設計シリーズを刊行するこ

    人間中心設計の基礎、刊行
    fushimik
    fushimik 2013/06/05
  • 新規のタスクと日常的なタスクのユーザビリティ

    ウェブサイト上の反復型の行動はうまくいくことが多い。だが、ユーザーが何か新しいことを行おうとすると、往々にして失敗するのだ。 Usability for Novel vs. Routine Tasks by Jakob Nielsen on May 12, 2013 日語版2013年5月27日公開 あなたはもしかして、自分の持つユーザーエクスペリエンスと、最近私が報告した以下のようなユーザビリティに関する調査結果にずれを感じているのではないだろうか: イントラネットでの従業員の平均成功率は74%だった。つまり、測定したタスクのうちの4分の1が失敗に終わっている。 ティーンエイジャーはテクノロジーの達人とされているが、その平均成功率は71%だった。したがって、彼らは企業関係のユーザー以上によく失敗していることになる。 eコマースのユーザーが最初の検索キーワードで欲しいものを見つけられた確率

    新規のタスクと日常的なタスクのユーザビリティ
  • プロジェクトリーダーの資質

    プロジェクトリーダーというのは、苦労が多い割に報われないものかもしれない。そして、UXに関するプロジェクトのマネージメントは、一般的なもの以上に苦労する部分があるかもしれない。 黒須教授 2013年5月22日 これも、ソシオメディアの篠原さんとお話をしていて出てきた話なのだが、プロジェクトリーダーの資質って何だろうということ。篠原さんが言うには、時と場合によって態度を使い分けることが重要だということで、もっともな話だと思った。 そこで思い出したのが、社会心理学者の三隅の提案したPM理論。集団のリーダーにはP機能(Performance)とM機能(Maintenance)があり、前者は、強圧的になっても集団の生産性を高めようとするかどうかで、それが強いリーダーはP、弱ければpとする。後者は、集団をまとめることに配慮し、民主的な対応をするかどうかで、それが強いリーダーはM、弱ければmとする。こ

    プロジェクトリーダーの資質
  • ユーザーのページネーション設定と「すべて表示」

    リストが長いときにはデフォルトでページネーションをしてもいいだろう。しかし、ユーザーがリストのアイテムをすべて表示するように画面をカスタマイズしているなら、その設定を尊重しよう。 Users' Pagination Preferences and 'View All' by Jakob Nielsen on April 28, 2013 日語版2013年5月14日公開 ページネーションは多数のアイテムを1つの画面でさらっと見せたいときの必要悪である。例えばこのコラムのような記事がそれにあたるが、コンテンツがリニアなフローになっているとき、それを複数の画面に分割するというのはほとんどしてはならないことである。ユーザーが単に記事を読みたいだけで、その記事から動きたくないと思っているときには、その記事全体を1つの長い画面で見せるほうがわざわざもう一手間かけさせるよりもよいからである。 ページネ

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  • モノ、活動、状態の人間中心設計

    モノ、活動、状態が提供される対価として金銭の授受が発生する。このモノ、活動、状態ということについて、人間中心設計がどう取り組むべきかを考えてみたい。 黒須教授 2013年5月9日 提供する人と受容する人がいて、その間に提供されるものの対価として金銭の授受が発生する。提供されるものは、モノであったり、活動であったり、状態であったりする。対応する英語は、goods、activity、stateということになるだろう。今回は、このモノ、活動、状態ということについて、人間中心設計がどう取り組むべきかを考えてみたい。 モノの人間中心設計 モノは、それを提供する人によって作られ、受容する人(ユーザ)によって使われることで価値を持つ。そのモノによって何らかが可能になり、ユーザはそのモノの持つ機能を実行し、それによって何らかの変化が生じ、モノの代金は、変化のなかった状態と変化した状態の差分に対して支払われ

    モノ、活動、状態の人間中心設計
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    fushimik 2013/05/10
    ux
  • ユーザー調査の証拠の説得力

    多様な調査という幅広い基盤から導き出されたユーザビリティ上の発見は、多数のユーザーを基盤にした要因が1つしかない発見よりも信頼性が高い。 Strength of User Research Evidence by Jakob Nielsen on April 14, 2013 日語版2013年5月1日公開 ユーザビリティ調査等のユーザー調査からの提言を信頼してよいのはどういうときなのか。 この疑問が生じる状況とは主に以下の2つである: 自分で行う調査を計画するとき。プロジェクトに与える影響を最大限にするように、調査資金の優先順位をつける必要がある。そうすることで利益の高いデザインを導き出す確率が高まる。 外部で行われた調査を解釈するとき。重要なのは他者による調査結果がどの程度信頼できるものなのかを知ることだ。つまり、自分のところのデザインについての判断を外部の調査に基づいて行っても大丈夫

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    fushimik
    fushimik 2013/05/01
  • HCDの立ち位置

    HCDの立ち位置が、ユーザの味方から企業の味方に方向付けられるようになった。HCDが、ユーザと企業、両方の味方となる方向性を考えることは、社会の経済的発展と質的向上を目指す上で重要なことだ。 黒須教授 2013年4月25日 人間中心設計という表現は、結構中立的な表現だが、それ故にそのスタンスを常に確認しておく必要があるように思う。HCD-Netが設立された当初は、その中心メンバーがヒューマンインタフェース学会のユーザビリティ専門研究会から流れてきたという背景もあり、ユーザビリティ活動をしている人たちが多かった。当時のISO13407もユーザビリティに関するプロセス規格ということで、それを拠り所にした活動が行われていた。したがって、ユーザビリティ活動は、ユーザに対してユーザビリティの高い製品を提供しようというスタンスであり、そうした活動をしていた専門家たちは、単純にいってしまえば、「ユーザの

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    fushimik
    fushimik 2013/04/25
    人間中心設計とUX
  • ライフスタイルの多様性を理解する

    ライフスタイルの違いによる高齢者の多様性について理解するためには、高齢者の生活意識や生活状況について、もっとじっくりとした調査と考察が必要だと思う。 黒須教授 2013年4月22日 超高齢社会に対してICTがどのような形で寄与できるかを検討するという、ある府省のワーキンググループに参加しているのだが、参加メンバーに企業の人たちやコミュニティ支援の活動をしている人たちが多く、それだけでも最初から結論の方向性は伺えてしまう。超高齢社会を高齢者による消費増大によって企業活動の活性化の材料に使おうという意図と、それだけでは生々しいからコミュニケーション支援という形でコミュニティの活性化を図り、それで高齢者に対する支援をした形にしようというシナリオなのだろう。もちろん、企業の人たちもコミュニティ支援の活動をしている人たちも、それぞれの方向で真剣にがんばっているから、そうした活動を支援する方向性が悪い

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    fushimik 2013/04/23
  • 生涯使えるコンピュータスキル

    学校は、取扱説明書を読むことからは学べない、コンピュータに対する奥深い戦略的な見方を教えるべきである。 Life-Long Computer Skills by Jakob Nielsen on February 26, 2007 日語版2013年4月15日公開 (編集部注: この記事は、家Alertboxにて2007年2月に公開されたものです) 最近、小学3年生にコンピュータを教えるために使われる教科書を見る機会があった。ある章(「大きな計算機」)では、Excelでの表のフォーマットの仕方についての細かい手順が取り上げられていた。結構なことだ。ただ、Excelの新バージョンの特徴はユーザーインタフェースが完全に見直されていることであり、従来のコマンドメニューは結果指向のUIを備えたリボンに置き換えられてしまうのだが。 そういうわけで、残念ながら、誇らしげなご両親には、お宅のお嬢さんが

    生涯使えるコンピュータスキル
    fushimik
    fushimik 2013/04/17
    ま、そうだけど、興味を持ってもらえるように教えるには、なんかの成果物も必要だともいえる
  • A/Bテストとユーザビリティテストの使い分け

    A/Bテストは、用意した複数のデザインのどちらの成果指標がよりよいか、という結果を定量的に比較検討するための手法です。いくつかのデザインの選択肢があった場合に実際にユーザーに利用してもらうことで、どのデザインが最も数値目標達成率が高いかを把握するのには有効ですが、なぜその結果になったのか、という理由を把握することはできません。デザイナーの発想の域を越えることはできず、変更すべきデザイン要素が別のものだったとしても気づくことができません(例:真の問題は、色ではなく配置だった)。 一方、ユーザビリティテストは、ユーザーの利用状況を観察することで、目的達成を妨げる問題など、定性的な洞察を得るための定性的な手法です。まだ開発途中である場合や、リリースしたあとに、ターゲットとしたユーザーがどのように思考し行動するかを把握するのに有効ですが、定量的な指標による評価にはあまり向きません(それをしようとす

    A/Bテストとユーザビリティテストの使い分け
    fushimik
    fushimik 2013/03/18
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