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アートに関するfutenrojinのブックマーク (25)

  • 中古品店で「1.99ドルのピカソ作品」を発見し、貧困から脱出しました | がらくたの山から「宝物」を見つけるには

    リサイクルショップをよく利用する筆者は、あるとき「ピカソ」と書かれた3枚の皿を発見する。オークションに出されたこれらの皿は、果たしていくらで売れたのか? リサイクルショップから数々のお宝を発見してきた筆者が、その秘訣を語る。 新品なんか買えない 私がイタリアで子供時代を送っていた頃、中古品を買うのは決してかっこいいことではなかった。私たち一家は1984年、私が7歳のときにニューヨークに移住し、あまりお金がなかったためによくリサイクルショップを利用した。多くの人は、こうした店が汚くて、臭くて、がらくたでいっぱいだと思っている。でも、私にとっては宝の山なのだ。 2014年に私は結婚し、パートナーと一緒に賃貸アパートの家具を揃えようとしていた。大学に通うために3つの仕事を掛け持ちしていたが、お金のことは常に私を悩ませた。家庭用品店に行くとものすごくストレスが溜まり、店内で泣いたこともある。何もか

    中古品店で「1.99ドルのピカソ作品」を発見し、貧困から脱出しました | がらくたの山から「宝物」を見つけるには
  • 義足のアーティスト片山真理が語った「自分の障害には興味がない」理由 | “感動の物語”を求めるスペイン紙の記者はたじたじ…

    義足のアーティストとして知られる片山真理がスペインでの作品展示をきっかけに、現地紙の取材に応じている。 記者は、片山に障害があるという点に着目し、いわゆる“感動の物語”をまとめようとしていたようだが、こうした「思い込み」を持って取材に向かうことの危険性を痛感したと正直に記している。片山はいったいどんなコメントをしたのだろう? 現代の巨匠を彷彿とさせる作品 アーティスト、歌手、そして注目の新星でもある片山真理の子供時代については特筆すべきことが二つある。一つは、家庭のなかに裁縫が根付いていたこと。「母も祖母も曾祖母も裁縫をしていました。私はその技術を受け継ぎました。鉛筆を持つよりも先に、針と糸を使っていました」と、片山は説明する。 スペイン・マドリードで展示されている片山の写真は、ふんだんに装飾が施され、パンクのテイストを帯びたブラックジョークが効いている。自身を題材にしたこれらの作品群は米

    義足のアーティスト片山真理が語った「自分の障害には興味がない」理由 | “感動の物語”を求めるスペイン紙の記者はたじたじ…
  • 高橋慶太が生んだ『塊魂』は20年を経たいまも拡大を続けている | 2023年に世界が注目した日本人100

    英ロンドンのコミコンで「塊魂」の王様のコスプレをしたファン Photo by Dan Kitwood/Getty Images 2004年『塊魂』という名のユニークなゲームが発売された。キャラクターが塊を転がしていくアクションゲームで、画鋲や鉛筆から果てはタンカーや高層ビルまでひたすらモノを巻き込んでいく。アメリカでも同時発売され(英語タイトルは『Katamari Damacy』)、いまでもカルトゲームとして愛されている。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、『塊魂』を「シュールなキャラクターとシンプルな操作性、キャッチーなサウンドトラックが、2004年のプレイステーション2用ゲームを傑作に変えた」と絶賛。20周年を迎えるいま、生みの親である高橋慶太に独占取材をおこなっている。 「芸術を作っても役に立たない」 武蔵野美術大学で彫刻を専攻していた高橋は、ゲームクリエイターに転向することを決意し

    高橋慶太が生んだ『塊魂』は20年を経たいまも拡大を続けている | 2023年に世界が注目した日本人100
  • 音楽が止まり、文化が殺されている─アフガニスタンの芸術家たちの苦悩 | 恐怖政治が音楽を嫌う本当の理由

    音楽家や芸術家は、怯えながら日々を過ごしている。アフガニスタンの「文化の交差点」としてのアイデンティティは、厳しい抑圧政策に耐え、生き残ることができるだろうか? タリバンの政権奪取後、命さえ危うくなった音楽家たちの苦しみを、英紙「ガーディアン」が取材した。 命を狙われる音楽家たち 2021年8月上旬、タリバンがカブールに迫った頃、アフガニスタンのソーシャルメディア上には奇妙な広告が溢れかえっていた。音楽家たちが、自分の商売道具である楽器や機材を売りに出していたのだ。 その多くは、来の価値の幾分にも満たない額で投げ売られていた。音楽をこよなく愛するアフガニスタンにありながら、買い手はほとんどつかなかった。 「過去の経験から、タリバンが我々音楽家や楽器にどういう仕打ちをするかもわかっていました。やつらは芸術や音楽を嫌悪しているのです」 こう語ってくれたのは、アフガニスタン北部出身の49歳の歌

    音楽が止まり、文化が殺されている─アフガニスタンの芸術家たちの苦悩 | 恐怖政治が音楽を嫌う本当の理由
  • 世界を動かす大人の共通点は「子供の頃に演劇をやっていたこと」 | あの国の首相も、テック業界も…

    黒人女性初の米最高裁判事、大物政治家、有名テレビ司会者、テック業界にいるかなり多くの人々──。彼らが各分野の有力者になれた理由のひとつには、若い頃に演劇をやっていた経験があると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の記者は指摘する。実際、最新の調査からも、演劇が子供の心や想像力を育むことが示されている。 日常でも、なんだかちょっとドラマチックな人たち 彼らはどこにでもいる。 5分後の会議のことを口頭でリマインドしに、オフィスに立ち寄る。そこであなたに「ありがとう、5分後ね」と、ほとんど声を出さずに口の動きだけで伝えるのが彼らだ。仕事仲間でカラオケに行き、ステージに上がるのを他の人たちよりもちょっとだけ長く渋ったあと、他の人たちよりもちょっとだけ上手く歌うのが彼らだ。 「彼ら」とは、かつて舞台に立っていた元演劇キッズのことだ。その存在は、私たちの生活のなかに溶け込んでいる。 演劇キッズが大人になる

    世界を動かす大人の共通点は「子供の頃に演劇をやっていたこと」 | あの国の首相も、テック業界も…
  • オノ・ヨーコとダコタ・ハウス─ニューヨークにかけられた50年間の魔法 | アートシーンを築いたアイコンへの別れを惜しんで

    2023年に90歳を迎えたオノ・ヨーコが、50年間にわたるダコタ・ハウスでの生活に終止符を打ったと報じられた。このポップ・カルチャーのアイコンが不在となったいま、米「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者が彼女への想いを綴った。 ニューヨーク市の不動産界では、多くのものがはかなく移り変わる。ビルは取り壊され、カフェはドラッグストアに変貌し、家賃は上昇する。だが過去50年間変わらないものがあった──オノ・ヨーコが、この街の「ダコタ・ハウス」に住んでいたことだ。1980年12月のあの悲劇的な日、ジョン・レノンがその建物のすぐ外で射殺されたあとも、彼女はなおそこに留まった。 長年のあいだ、観光客もニューヨーカーも、このアーティスト兼歌手にしてニューヨークのアイコンである彼女にひと目お目にかかれたらと願いつつ、アップタウンを歩いてきた。オノの存在が、ダコタ・ハウスの神秘的な雰囲気を支えていたのだ。 レノ

    オノ・ヨーコとダコタ・ハウス─ニューヨークにかけられた50年間の魔法 | アートシーンを築いたアイコンへの別れを惜しんで
  • 村上隆が仏紙に語る「僕が楽観主義なのは、記憶喪失のせいです」 | 「オタクだった少年時代」から「AIへの思い」まで

    長い髪にあご髭、ジョンレノン風の丸眼鏡……村上隆(61)は、永遠の美大生のような風貌をしている。この日の現代美術のスターは、パリ近郊の街ル・ブルジェのガゴシアン・ギャラリーで、長さ24メートル、高さ5メートルの大作を展示している。展示初日のレセプションでは、若い頃にオタクだった彼らしく、NFT(非代替性トークン)が無料で配られた。 「楽観的になることを妨げているのは過去ですから」 ──2006年、オークションハウスのクリスティーズは、あなたを世界で6番目に高額なアーティストと格付けしました。いまはどうなっているのでしょうか。 それは知りませんでした。で、いまは誰が一番高額なアーティストなんでしょう? 奈良美智さんかな……。2021年のトップがジェフ・クーンズで、次がデイヴィッド・ホックニーですか。それも知りませんでした。この手の格付けはあまり重要とは思えなくて、注目していないんです。 ─

    村上隆が仏紙に語る「僕が楽観主義なのは、記憶喪失のせいです」 | 「オタクだった少年時代」から「AIへの思い」まで
  • 歴史に名を残す天才と凡人の違いは「才能」ではなく「ネットワーク」にあった | 「バスキアの相棒」がアート界から忘れ去られた理由

    アル・ディアスを知っているだろうか? ディアスは2人組のグラフィティアーティストのひとりで、1970年代後半のニューヨークで活動した。ともに才能に恵まれていた2人は高校で出会った。 彼らがマンハッタン中にスプレーで描いたグラフィティは大きな反響を呼んだが、コンビを解消した後、ディアスはすぐにアート界から忘れられた。彼はいまも現役だが、キャリアの頂点は40年前だった。 一方、ディアスの相棒だったジャン=ミシェル・バスキアは、後に空前の成功を収めた。バスキアは1988年、27歳のときに薬物のオーバードーズ(過剰摂取)で急逝したが、いまでもその作品には数千万ドルの値がつく。 ではなぜ、この2人のアーティストは、まるで正反対の運命をたどったのだろう? 傑作とよばれる作品がある一方、忘却の彼方に消える作品があるのはなぜか? なぜ、ある歌手の楽曲だけが傑出して売れるのか? 広く反響を呼ぶ科学研究の影で

    歴史に名を残す天才と凡人の違いは「才能」ではなく「ネットワーク」にあった | 「バスキアの相棒」がアート界から忘れ去られた理由
    futenrojin
    futenrojin 2023/04/05
    バラバシのネットワーク理論。
  • 日本の伝統芸能界に挑む2人の女性狂言師にフランス紙が注目 | 舞台上の女性差別は「時代錯誤だ」

    伝統の舞台芸術において、いまだに女性たちは肩身が狭い思いをしている。フランス「ル・モンド」紙が、旧態依然とした狂言の世界に切り込んだ。 能や歌舞伎や文楽に女人禁制の決まりが、はっきりした形であるわけではない。だが日の伝統芸能の世界では、女性が舞台に立つのを禁じることが数世紀にわたって伝統とされてきており、現在もそれが根強く残る。 そんな男性支配の世界に突破口を開こうとしてきたのが、19代続く狂言師の家に生まれた和泉淳子と三宅藤九郎の姉妹である。和泉流宗家の和泉元彌の姉である三宅藤九郎は、日の伝統芸能の世界について「変わることに反対はしていないが、変えていこうともしていない」と評する。 狂言はもともと猿楽という中国から渡ってきたとされる民衆芸能に端を発する。能とは密接な関係があり、どちらのジャンルも14世紀に成立した。狂言は能と能のあいだに滑稽な寸劇として演じられることが多いが、狂言

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  • スペインで美術品を爆買いした「日本人スパイ」須磨弥吉郎とは何者か | 「美術は全世界に、字引なしで通ずる国際語でもある」

    のスパイとして1941年にスペインの地を踏んだ須磨弥吉郎(すまやきちろう)は、莫大な数の美術品を溜め込んでいた。なぜ、彼はそれほどまで美術品に執着したのだろうか。スペイン紙が、スペイン美術のコレクターでもあった須磨にスポットライトを当てた。 フランコ体制下のマドリードに潜り込んだ一人の日人スパイが、スペインの美術コレクションの一部を長崎県美術館に残し、その目録化が数十年にもわたっておこなわれてきた。 いわゆる「須磨コレクション」 は、1941~1946年のあいだにマドリードの日特命全権公使を務めた須磨弥吉郎が、スペインやそのほかのヨーロッパ諸国で購入した15~20世紀スペインの祭壇画、レリーフ、版画、油彩画、少なくとも1760点で構成されている。バルトロメ・エステバン・ムリーリョ、ゴヤ、さらにホアキン・ソローリャ、マリアノ・フォルトゥーニ、ホセ・グティエレス・ソラーナ、アントニオ・

    スペインで美術品を爆買いした「日本人スパイ」須磨弥吉郎とは何者か | 「美術は全世界に、字引なしで通ずる国際語でもある」
  • 日本や香港を抑え、韓国が「アジアの芸術ハブ」に進化する | 政府や大企業から手厚い支援、現代アートの「韓流ブーム」に世界が熱視線

    「世界的アートフェア」の開催地に ある日の午後、活気あるソウルの梨泰院(イテウォン)地区にできたばかりの4階建ての建物に、アート関係者がつめかけていた。ベルリンとパリに拠点を持つ、エスター・シッパー・ギャラリーのソウル支店がオープンしたのだ。 昨今のソウルでは、新しい美術館や海外のギャラリーが次々と開設し、大企業も現代アートに投資する。2022年9月には、英アート専門誌「フリーズ」がソウルでアートフェアを開催して大きな話題になった。120社ほどが出展し、世界中の芸術関係者が集まった。 これまでフリーズ・アートフェアはロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどで開催されてきた。ソウルのギャラリーに勤めるある男性は、「フリーズがアジアでの最初の開催地に、ライバルの日ではなく、韓国を選んだのを誇りに思う」と語る。ソウル生まれのアート・ディーラー、ジェイソン・ハーム(32)も興奮気味に、「サッカー

    日本や香港を抑え、韓国が「アジアの芸術ハブ」に進化する | 政府や大企業から手厚い支援、現代アートの「韓流ブーム」に世界が熱視線
  • アートは気候の敵か味方か? 「エコ・アーティスト」の活動から考える芸術の力 | 見る人の意識を高め、政治を動かした事例も

    美術館の有名作品を狙った、気候危機に対する抗議活動が、2022年には立て続けに起こった。そこでは、まるで気候の「敵」であるかのように扱われた芸術だが、そのような対立関係を作り出すことは正当だろうか。 芸術と環境保護の間には、もっと良い関係が存在する。米「アトランティック」誌は、芸術を通して環境問題の深刻さを訴えたり、実際に政治を動かしたりしてきた米国の「エコ・アーティスト」たちの取り組みを紹介する。 誤った二者択一 「芸術と生命、どちらが大事なのか?」──2022年10月、ロンドンのナショナル・ギャラリーで、抗議活動家のフィービー・プラマーは周囲の人にこのような挑発的な質問を投げかけた。その直前、プラマーは活動家の仲間たちとともに、ヴァン・ゴッホの『ひまわり』にトマトスープをかけ、片手を壁に強力接着剤でくっつけて絵の前にひざまずき、「ジャスト・ストップ・オイル」と書かれたTシャツを着て、美

    アートは気候の敵か味方か? 「エコ・アーティスト」の活動から考える芸術の力 | 見る人の意識を高め、政治を動かした事例も
  • 非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 | 反−政治の主張こそが、政治的な主張である

    反−政治の主張こそが、政治的な主張である 非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』のキャストたち。その人種構成をめぐって賛否が巻き起こったが… Photo: Carlos Tischler / Eyepix Group / Future Publishing / Getty Images ハリウッドなどで有名シリーズの続編やリメイク版が作られる際、新たに白人以外のキャストが加わったり、それまで白人が演じていたキャラクターが非白人に演じられるようになったりすると、必ずあがる批判がある。それは、「芸術にポリコレ政治的正しさ)を持ち込むと、作品の芸術的価値や完成度が犠牲になってしまう」というものだ。この指摘は説得力があるように聞こえる。 だが、この批判について、来「誰が」、「どのような状況に対して」、「どのよう

    非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 | 反−政治の主張こそが、政治的な主張である
  • 「ナチスに略奪された来歴あり」と芸術作品に明示を義務づける法律は「強制言論」か? | 歴史の反省と表現の自由

    芸術品の来歴に対する関心がますます高まっている。略奪された過去を持つものを返還する動きもある。米ニューヨーク州では、ナチスが略奪した芸術品についてはその来歴を明示すべしとの法律が施行されたばかりだ。だが、進歩的と思えるこの法律は「表現の自由」を侵害するものかもしれない──識者らに、米大手ユダヤ系メディア「フォワード」記者が聞く。 この記事は米大手ユダヤ系報道機関「フォワード」で最初に掲載されたものです。フォワードの無料ニュースレター登録はこちら。 ナチスに略奪された過去がわかっている芸術作品については、その旨を明記すること──。米ニューヨーク州知事キャシー・ホークルが美術館や博物館にそうした開示を義務づける全米初の法律に署名した際、これはホロコーストの犠牲者に敬意を払うひとつの方法だとアピールした。 だが、州の両院を全会一致で通過し、2022年8月より施行されているこの法律は、米国憲法に反

    「ナチスに略奪された来歴あり」と芸術作品に明示を義務づける法律は「強制言論」か? | 歴史の反省と表現の自由
  • 「芸術家は戦争を止めることはできないが…」 世界文化賞受賞のアイ・ウェイウェイ氏、会見で語る

    世界文化賞合同記者会見後、記者の質問に答える彫刻部門受賞のアイ・ウェイウェイ氏=18日午後、東京・虎ノ門(萩原悠久人撮影) 芸術と政治の関係はどうあるべきか-。世界の優れた芸術家を顕彰する高松宮殿下記念世界文化賞で、第33回彫刻部門受賞者のアイ・ウェイウェイ氏(65)による記者会見が18日、東京・虎ノ門のオークラ東京で開かれた。同氏は芸術家として世界の問題や課題を直視する姿勢をにじませ、現代の危機の克服に向け芸術が果たすべき役割を強調した。詳細は次の通り。 --今の日では芸術と政治を切り離して考える傾向が強くありますが、芸術は社会と密接に関係するべきだと思いますか 第二次大戦終了後、長く平和な時代が続いたため、どうしても「芸術は芸術のためにある」という傾向がありました。芸術を、人間の格闘と直接結び付けない考え方が支配していたわけです。 しかし現在世界で起きていることを見渡すと、非常に多く

    「芸術家は戦争を止めることはできないが…」 世界文化賞受賞のアイ・ウェイウェイ氏、会見で語る
  • BTSのリーダー、RMが米紙に語った「次なる野望」とは? | 彼がアートを愛する理由、自身のこれからについて

    世界的人気を誇るBTSが活動休止を発表してから数ヵ月。リーダーのRMが米紙「ニューヨーク・タイムズ」の取材に答えた。彼がいまアートの収集に夢中な理由、ソロ活動を含めて自身のこれからについて──。 芸術を身近にしてくれる存在 韓国のポップグループBTSのリーダー、RM(28)が初めてマンハッタンのグランド・セントラル駅を訪れたのは、人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演するためだった。コロナ禍のロックダウンが始まる前の2020年初頭、BTSの7人は深夜のがらんとした駅舎で大勢のバックダンサーを引き連れ、シングル「ON」を熱演した。 翌年、RMは一般人として再び同じ場所を訪れた。「2度目のグランド・セントラルには人がたくさんいて、不思議な感じでした」 2022年夏のある昼下がり、BTSが所属するソウルの芸能事務所HYBE(ハイブ)で、彼はそう振り返る。その時は「友達と行って、普通に切符

    BTSのリーダー、RMが米紙に語った「次なる野望」とは? | 彼がアートを愛する理由、自身のこれからについて
  • 男の描いた絵が女の描いた絵より10倍も高いのはなぜか? | 「どの業界を探したってない、最も衝撃的な価値の男女格差」

    男性は絵を描くのが女性より10倍上手いのだろうか? ドイツ人の芸術家ゲオルク・バセリッツの意見を聞けば、そうなのかと思うかもしれない。 「女性は絵が大して上手くない。それは事実だ。市場は嘘をつかない」 バセリッツは2015年、「ガーディアン」紙にそう語った。市場は意図的に私たちを欺いているわけではないかもしれないが、たしかに男性の芸術家は女性の芸術家よりはるかに上手い、という印象を与えてはいる。 史上最高額で落札された絵画はレオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」で、4億5000万ドル(約600億円)で売れた。一方、女性の芸術家で史上最高額の記録を保持しているのはジョージア・オキーフで、たった4440万ドル(約60億円)とレオナルドの10分の1ほどだ。 もちろん、これは不公平な比較だ。人類史の大部分で、女性は男性と同じように芸術活動をすることが許されておらず、必然的に女性の巨匠

    男の描いた絵が女の描いた絵より10倍も高いのはなぜか? | 「どの業界を探したってない、最も衝撃的な価値の男女格差」
  • 日伊の美術館がロシアから借りていた美術品をフィンランド税関が押収 | 総額価値は56億円超

    ロシアに向かう途中の美術品を、欧州連合(EU)による制裁の一環でフィンランドの税関が差し押さえた。当局によれば、押収した絵画、彫像、骨董品は4200万ユーロ(56億円超)相当に上るという。 フィンランドの税関は4月1〜2日、ヴァーリマー国境検問所でロシアに向かう貨物車3台を止めたと報道発表した。美術品は日とイタリアの美術館やギャラリーがロシアから借りていたものだった。 ロシアの通信社「モスクワ」は、これらの美術品がサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ国立美術館やツァールスコエ・セロー国立博物館、モスクワにあるトレチャコフ国立美術館からイタリアに貸し出されたものだとするロシア文化相の発言を引用している。

    日伊の美術館がロシアから借りていた美術品をフィンランド税関が押収 | 総額価値は56億円超
    futenrojin
    futenrojin 2022/04/07
    モロゾフ兄弟の伝説のコレクションがをベルナール・アルノーが借りてパリで展示しているので、アルノーのメンツをつぶすことになるが制裁の一環としてモロゾフのコレクションをフランス政府が没収という話もあった。
  • 御年100歳“ピカソの元愛人”が「不倫」「モラハラ」「女の人生」を語る | 現在は有名画家、作品の価値は1億円超え

    国際的に高く評価されている仏人画家のフランソワーズ・ジローは21歳のときから10年間、巨匠ピカソの愛人だったことでも知られている。2021年11月に100歳を迎えた彼女に米紙が取材。ピカソとの波乱万丈の恋愛や、若い女性たちへの人生のアドバイスを聞いている。 フランソワーズ・ジローは、クリーム色のソファーに背筋を伸ばして座っていた。彼女はまるで、これから神託でも告げるかのように厳粛に見える。その印象は、彼女が着ている仕立てのよい真っ赤なスーツによって、いっそう強められた。 「私にとって赤い服はある種のお守りなんです。ありのままの私を肯定してくれるので、『他人から見られたい自分』になることができます」 茶目っ気と脆さ、ためらいがちな優しさが混在した表情に、彼女の人柄が表われている。 2021年12月末、ニューヨークのマンハッタンにあるジローのアパート兼スタジオで、彼女にインタビューをする貴重な

    御年100歳“ピカソの元愛人”が「不倫」「モラハラ」「女の人生」を語る | 現在は有名画家、作品の価値は1億円超え
  • 「おかんアート」が不可視化しているものとは何か。「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村」レビュー(評:山崎明子)

    ▶︎ 都築響一+「下町レトロに首っ丈の会」キュレーションによる「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村」が、東京都渋谷公園通りギャラリーにて1月22日~4月10日に開催されている。「おかんがつくるアート」のことと展が定義する「おかんアート」とはなんなのか、その歴史的文脈をふまえて解説。視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論を専門とし、手芸とアートの関係をジェンダーの視点から研究してきた山崎明子(奈良女子大学教授)が論じる。【Tokyo Art Beat】 「おかんアート」の前で思考する「おかんアート」というものが以前から気になっていた。一目見て自分の身近にあったもので、懐かしいと感じる作品が多い。私自身、子供時代にこれらを母と作った記憶がある。小学生でも作れるもので、こうしたモノを作りながら縫う・編む・結ぶなど手芸の基技術を知らずに学んだのだと思う。東京都渋谷

    「おかんアート」が不可視化しているものとは何か。「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村」レビュー(評:山崎明子)