タグ

大学に関するfutenrojinのブックマーク (28)

  • ニジマスにサケの卵繰り返し産ませることに成功 東京海洋大学 | NHK

    サケは一生に1度しか産卵しませんが、ニジマスにサケの細胞を移植することで、サケの卵を繰り返し産ませることに成功したと東京海洋大学の研究グループが発表しました。サケの養殖の効率化や資源の保護などに役立つと期待されています。 サケは数年間、海を回遊した後、生まれた川に戻って一生に1度の産卵を終えると死んでしまいますが、ニジマスは成熟したあとは死ぬまで毎年、産卵を続けます。 東京海洋大学の吉崎悟朗教授の研究グループはキングサーモンなどから精子や卵のもとになる「生殖幹細胞」を取り出して、ふ化したばかりのニジマスに移植しました。 実験施設の水槽で飼育を続けたところ、2年ほどでニジマスは成熟してオスはサケの精子、メスはサケの卵を持つようになり、双方を人工的に授精させるとサケになりました。 さらに、これらのニジマスはその後も毎年、サケの精子と卵をそれぞれ持つようになり、メスは卵を産み続けました。 研究グ

    ニジマスにサケの卵繰り返し産ませることに成功 東京海洋大学 | NHK
  • 「農業界のスタンフォード大学」が描くオーガニックじゃない「未来の農業」 | 有機農業だけでやっていくのは不可能

    農業分野で世界のトップに立つオランダのワーゲニンゲン大学の学長は「農業をこのままの体制で続けることは不可能」と語ると同時に、すべてを有機農業に移行すればいいわけでもないと主張する。それではどうしたら、持続可能な農業を営むことができるのか。「農業界のスタンフォード大学」の取り組みを、フランス誌が取材した。 「環境や生物多様性を尊重しつつ、世界人口に対応する糧を確保することは可能です」 すがすがしいほどに楽観的な意見だが、ワーゲニンゲン大学の学長ショーケ・ヘイモヴァーラの言葉なのだから、重みがある。ワーゲニンゲンはアムステルダムから南東に90キロのところにある小さな自治体だ。同大学は、あらゆる世界ランクのトップに君臨する農業界の権威として、この分野のスタンフォードとも謳われる。 オランダ政府の「シンクタンク」とも目され、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)からも諮問を受けているうえ、充実

    「農業界のスタンフォード大学」が描くオーガニックじゃない「未来の農業」 | 有機農業だけでやっていくのは不可能
    futenrojin
    futenrojin 2024/05/11
    ワーゲニンゲンもオランダの地名として素敵な部類に入るが、スケベニンゲンにはかなわない。いつの日か、6月上旬のスケベニンゲンの初物ニシンの競りに行き、ニシンの尻尾をつかんで口に放り込むあの試食をしたい。
  • 脱北ヒロインが語る「リベラル体制は、米国を北朝鮮に変える洗脳装置」 | なぜアイビーリーグを批判するのか

    This article is republished from New Lines Magazine. コロンビア大学は「リベラル強制収容所」 パク・ヨンミは、ジャーナリストに対して自己弁護をするのにうんざりしている。「これは全部、に書きました。百万回も説明しているんです」。45分に及ぶ、緊張した、ときにシュールなインタビューの終わり際に彼女はそう言った。「彼らは私を信じようとしなかったんです」 パクはかつて、主力メディアでもてはやされた。2014年のダブリンでおこなわれた青年サミットで、彼女が情感たっぷりに脱北経験を語ったスピーチが大々的に拡散されると、当時の居住国であった韓国の二流セレブから、世界で最も有名な脱北者のひとりに転身したのだ。 「ニューヨーク・タイムズ」や「デイリー・ビースト」などのメディアが、読者に固唾を飲んで読ませる記事を掲載した。たちまちパクはエリートの一人として

    脱北ヒロインが語る「リベラル体制は、米国を北朝鮮に変える洗脳装置」 | なぜアイビーリーグを批判するのか
  • スタンフォード大が50〜60代に提供する「新しい人生を生きる授業」の中身 | 成功者たちが通うプログラムの内容は?

    アン・ケナーは長年にわたり、連邦検察官としてマフィアや麻薬ディーラーと渡り合ってきた。 「スリルのある仕事が好きなんです」と言う彼女は、検察の仕事にやりがいを感じていた。自分が役に立っていると感じられたのだ。 そんなケナーの人生に転機が訪れたのは、彼女が50代のときだった。幼少期から問題を抱えていた彼女の弟が、拳銃自殺したのだ。2人は子供の頃から折り合いが悪く、33年間、口をきいていなかった。弟は社会から孤立して被害妄想に陥り、何十年も前から、家族とほぼいっさいの連絡を絶っていた。 それでもケナーは、弟の死によって「心を激しくかき乱されました。自分がなぜそんなにもショックを受けたのか、その理由を理解したいと思ったのです」と話す。 ちょうどその頃、ケナーは当時スタンフォード大学が創設したばかりの「ディスティンギッシュト・キャリアズ・インスティテュート(DCI)」という新たなプログラムについて

    スタンフォード大が50〜60代に提供する「新しい人生を生きる授業」の中身 | 成功者たちが通うプログラムの内容は?
  • アメリカのエリート大学が「オックスブリッジの改革」から学べること | 選抜基準を下げずに以前より多くの才能ある学生を獲得

    「オックスブリッジ」といえば、英国のトップ校であるオックスフォード大学とケンブリッジ大学の併称である。裕福な家庭の学生が大半を占めることへの批判に対応するために、2校は改革に着手し、社会階層や民族の多様性を実現している。その選考方法に英紙「フィナンシャル・タイムズ」が迫った。 上位1%の家庭出身者ばかり 米国も英国も、ごく一握りの18歳を名門大学に受け入れることで、自国の成人エリートを早期に選定する。それ以外の同年代の若者たちは基的には「悪いね、この人生では縁がなかったようだ」と言い渡される。 一方、一握りの幸運な者たちはというと、不自然なほど裕福な家庭の出身者に偏っている。多くのアイビー・リーグ校は、所得が下位60%の家庭出身者より、上位1%の家庭出身者をたくさん受け入れている。 英米両国とも、学生の多様性を拡大するのに苦戦してきた。そしていま、人種に考慮した大学の選抜法「アファーマテ

    アメリカのエリート大学が「オックスブリッジの改革」から学べること | 選抜基準を下げずに以前より多くの才能ある学生を獲得
  • 教授と教え子と妻─3人をめぐる2つの裁判に米紙が見た、日本の性のヒエラルキー | 「教授にセクハラされた」と訴えた教え子は、教授の妻に敗訴した

    教授とその教え子は夕を終えると、京都の川沿いを散歩し、途中でバーに立ち寄った。 何ヵ月もの間、2人は多くの時間を一緒に過ごしてきた。教授はすでに東京の公園で彼女に一度、キスをしていた。そしていま、バーで何杯か飲んだ後、彼は彼女を自分のホテルに誘った。そこで2人は性的関係を持ったのだが、それは自分の意思に反するものだったと教え子は言う。いっぽうで、その著名な美術史の教授は、同意の上だったと主張する。 互いの認識が一致しないこの始まりから、2人は10年にわたって内密の関係を続けた。人目を忍んで会い、色っぽいメッセージを送り合い、海外へも何度か一緒に行った。 だが、時が経つにつれて教え子は、教授が2人の間の不均衡な力関係を利用したのであり、自分は2人の関係の一切に、当は同意したわけではないと考えるようになった。 ようやく関係を断ち切った彼女は、大学に正式に苦情を申し立て、教授をセクハラで訴え

    教授と教え子と妻─3人をめぐる2つの裁判に米紙が見た、日本の性のヒエラルキー | 「教授にセクハラされた」と訴えた教え子は、教授の妻に敗訴した
  • スタンフォードMBAの人気科目から見える、ビジネスリーダーに「本当に必要なスキル」 | お金の計算でも、テクニカルな知識でもない

    数々の著名人を輩出してきた米カリフォルニア州のスタンフォード大学経営大学院。世界トップクラスのMBAを提供する同校では、何が重視されているのか。同校の人気の選択科目から、これからのビジネスリーダーに求められるスキルは何かを英誌「エコノミスト」が考察した。 世界最高のMBAプログラム 米スタンフォード大学経営大学院(GSB)では、学生たちは「大きな夢を持て」と言われる。 英首相のリシ・スナクも2006年度の同校の卒業生だ。彼が2022年に首相に就任したとき、同校学長はそれがまるで必然であったかのように知らせを歓迎した。「スタンフォード大学での経験が、彼の志を高めたのです」と、全校にメールを送った。 GSBには、自分たちこそが世界で最も優れたMBAプログラムであるという自負がある。1学年の人数は420人で、ライバル校であるハーバード・ビジネススクール(HBS)の半分以下だ。さらに、入学できるの

    スタンフォードMBAの人気科目から見える、ビジネスリーダーに「本当に必要なスキル」 | お金の計算でも、テクニカルな知識でもない
  • 福島大学付属図書館 命名権で「フクニチャージ図書館」に|NHK 福島県のニュース

    福島大学は、付属図書館の命名権を販売して収入を得ようと、希望する企業を募集していましたが、県内の自動車販売会社が命名権を購入し、図書館の名前は新たに「フクニチャージ図書館」になることが決まりました。 福島大学は、去年、図書館の命名権を民間企業に販売して収入を得る「ネーミングライツ」制度の導入を決め、ことし1月末までの2か月ほどの期間、希望する企業を募集していました。 年間200万円などの条件を提示していましたが、福島大学によりますと、複数の応募があり、福島市に社がある「福島日産自動車」が命名権を購入したということです。 契約は今月1日から5年後の3月までで、新しい名前は「フクニチャージ図書館」に決まったということです。 契約額は明らかにしていません。 福島日産によりますと、この名前は、社名を短くした「福日」と、電気自動車をイメージした「チャージ」を合わせた造語で、「販売に力を入れている電

    福島大学付属図書館 命名権で「フクニチャージ図書館」に|NHK 福島県のニュース
  • もともと日本語にそんな言葉はないのに…内田樹が「深掘り」という言葉に微妙な違和感を抱くワケ 「とても上質な知的作業」だと思われている

    大学のパンフレットから消えた「複眼的」「学際的」 【内田】最近よく聞く言葉に「深掘り」というのがあります。僕はこの言葉をジャーナリストや学者の口から聞くたびに、微妙な違和感を抱きます。もともと日語にそんな言葉はないのに、最近みんな実によく口にする。たぶん、それがとても上質な知的作業だという思いがするからでしょう。 ひとつの論件の質は地中深くに埋められていて、石油や温泉をボーリングするように、「ここ」と掘るところを決めて、そこに垂直にドリルを立てていけば、やがて質的な情報や知見を掘り出すことができる……そういうイメージを僕はこの言葉から感じるのです。もちろん、「ここ一点」を決めて、そこに垂直に掘り下げることも必要ですけれども、それだけでは足りない。 かつては「複眼的」という言葉がよく使われました。「学際的」というのもよく目にしました。ひとつの問題を多面的に捉え、複数の立場から立体視して

    もともと日本語にそんな言葉はないのに…内田樹が「深掘り」という言葉に微妙な違和感を抱くワケ 「とても上質な知的作業」だと思われている
  • 米国で「リベラルアーツ大学の死」が始まった 英文学も歴史学も資本主義に抗えず | 80校以上が閉鎖または合併の憂き目に

    米国でリベラルアーツ大学の衰退が著しい。 つい最近も2月にバージニア州のメリーマウント大学が、英文学や歴史学、哲学、社会学などの専攻をなくすことを決めた。全部で10の専攻が削減されたが、そのほとんどがリベラルアーツだ。 これらの学問は人気がなく、専攻する学生が少ないからだという。講義科目としては残るが、専攻したりその学位を取得したりすることはもうできなくなる。 メリーマウント大学だけではない。 高等教育について報じるメディア「ハイアー・エド・ドライブ」の調べによれば、米国では2016年以降、87校ものリベラルアーツカレッジが閉鎖、あるいは近くの大きな大学に合併された。 死に絶える要因は二つある

    米国で「リベラルアーツ大学の死」が始まった 英文学も歴史学も資本主義に抗えず | 80校以上が閉鎖または合併の憂き目に
  • 「子供を名門大学に入れるために、遺伝子編集をしたいですか?」 米国の調査が驚きの結果に | 倫理的な枠組みの議論が急務

    もしも子供を持つ際に、胚を自由に選別できるとしたら、あるいは、遺伝子を自由に編集できるとしたら、あなたはそれをやりたいと思うだろうか? それも、遺伝性の障害や疾患を避けるという目的のみならず、子供の才能や能力を高める目的でできるとしたら──。 米国科学振興協会が発行する雑誌「サイエンス」に最近掲載された調査の結果では、こうした技術を利用することに対する抵抗感が、米国人の間で減りつつあることが示唆された。 「優秀」な胚を選別 米メディア「ファスト・カンパニー」によると、この調査は来、多遺伝子性形質の着​​床前診断(PGT-P)技術に対して一般の人々がどのような意見を持っているかを測ることに焦点が当てられている。この技術を用いて体外受精の胚を選別できるようにするサービスは現在、米国では遺伝性疾患のリスクを避けるという目的のみで提供されている。だが、複数の遺伝子からなる表現型の発現確率を予測で

    「子供を名門大学に入れるために、遺伝子編集をしたいですか?」 米国の調査が驚きの結果に | 倫理的な枠組みの議論が急務
  • ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと

    85年にわたる世界最長の幸福研究から得られたデータによれば、人生に幸せをもたらすのは「人との強いつながり」だという。この研究の責任者であるハーバード大学教授ロバート・ウォルディンガーが、人間関係を育み、発展させるための「7つのステップ」を紹介する。 Day1 「ソーシャル・フィットネス」に投資する 1938年、ハーバード大学の研究者らは、人を成長させるものは何かを知るための研究に着手した。被験者724人を対象に、幼少期から人生の終わりまでを追跡調査するというものだ。 それから85年が経った今、研究は3世代に拡大し、最初の被験者の子孫1300人以上が参加している。そしてすべてのデータから、ひとつの明確な結果が導き出された。「強い人間関係が幸せな人生をもたらす」ということだ。 ハーバード・メディカル・スクールの精神医学教授でこの研究の4代目ディレクターを務めるロバート・ウォルディンガーと、副デ

    ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと
  • 外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ

    近年、日の主要大学では、ジェンダーや気候危機などの主要な社会問題を大学運営にも反映させようという、以前に比べれば進歩的な姿勢がみられる。だが、日におけるこうした変化は欺瞞的なものだと、都内の大学で教える外国人講師の筆者は英メディア「アンハード」への寄稿で指摘している。日での生活で感じた彼の主張の内容とは。 一見かなり進歩したように見える日 23年ほど前、私が初めて日を訪れたときのことだ。当時日でとても人気だった、幼稚園が舞台のテレビドラマを観ていると、ある回で、明るい性格だった男の子が突然内向的になってしまうという話があった。 先生たちは何が原因かわからないのだが、まもなく母親が問題であることが判明する。彼女は自身のキャリアを追求するため、“身勝手にも”家事をおろそかにしてしまっていたのだ。怖ろしい! 母親は幼稚園に呼び出され、熟考の結果、仕事を辞めて主婦としての義務に専念する

    外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ
  • 20歳で年収2億超え! SNSで巨大ファンダムを築く大学アスリートの試合会場がカオスに | 「君が欲しい」と叫ぶ若い男性たち…

    Z世代の学生アスリートのなかには、ソーシャルメディアを通じてトップアイドル級の人気を誇る選手たちがいる。 ルイジアナ州立大学の体操チームに所属するオリビア・ダン (20) は、まさにその代表格で、全米大学体育協会(NCAA)に所属するスポーツ競技選手のなかで「最も稼いでいるひとり」である。 彼女は昨年、テニス界のスターであるセリーナ・ウィリアムズやノバク・ジョコビッチなどのトップアスリートらを代表するエージェンシー「WMEスポーツ」と契約した。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、その収入は200万ドル(約2億6000万円)以上だと推定されている。 ちなみに体操選手としての実力は、五輪代表選手であるシモーネ・バイルズやスニサ・リーらが出場した2018年の全米選手権で、総合18位を記録している。 ソーシャルメディア上では「リビー」という愛称で親しまれており、ティックトック、インスタグラム、

    20歳で年収2億超え! SNSで巨大ファンダムを築く大学アスリートの試合会場がカオスに | 「君が欲しい」と叫ぶ若い男性たち…
  • ハーバード大学に日本と縁の深い図書館があることを知っていますか? | 東アジア関連の書籍が豊富な燕京図書館

    二代目館長は駐日米国大使 米国マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学には合計73の図書館があり、世界最大の蔵書量を誇っている。コレクションは合計2000万冊以上、4 億点の写と1000万点の写真、100 万点の地図がある。 それら図書館の中で3番目に大きいのが、ハーバード燕京図書館(イェンチン図書館、Yenching Library)で、中国や朝鮮、日を中心とした東アジアの関連書籍がある。蔵書数は150万冊以上。 そもそもハーバード大学のアジア学の始まりは、日と関係が深い。1914年、東京帝国大学の漢学者の服部宇之吉と仏教学者の姉崎正治が招聘されて講義を行い、日語の書籍を多数寄贈したことがきっかけだった。 中国関係では、1928年、中華民国時代の燕京(現、北京)にあったミッションスクール・燕京大学が所蔵していた漢籍がハーバード大学へ運ばれ、独立研究機関の燕京研究所が発足

    ハーバード大学に日本と縁の深い図書館があることを知っていますか? | 東アジア関連の書籍が豊富な燕京図書館
    futenrojin
    futenrojin 2023/01/10
    ここにも服部宇之吉さん。
  • 「授業が厳しすぎる」学生からの苦情で解雇されてしまったベテラン大学講師 | Z世代に対応する大学はどこへ向かうのか?

    世界の大学ランキングでもトップ100に入る全米有数のマンモス私立総合大学で、学生たちがある教授に対する申し立てをし、大学がその教授の契約を打ち切るという事件が起こった。なぜそこまでの騒動に発展してしまったのか? 米紙「ニューヨーク・タイムズ」が徹底取材し、その真相に迫る──。 メイトランド・ジョーンズ・ジュニア(84)は有機化学の分野で名声を博してきた。 最初はプリンストン大学で、それからニューヨーク大学で、この科目を何十年も教えてきた。重要な教科書も1冊書いた。その授業は何度も賞をとったし、ニューヨーク大学で最高の教授のひとりに認められたこともある。 だがこの春、キャンパスのコロナ規制が解除されたところで、ジョーンズの授業を受けていた学生350人のうち82人が、彼に対する申し立てに署名した。 多くの学生が抱く医学部進学の夢を砕くことで悪名高いそのコースが難関すぎるというのが学生たちの言い

    「授業が厳しすぎる」学生からの苦情で解雇されてしまったベテラン大学講師 | Z世代に対応する大学はどこへ向かうのか?
  • 名門コロンビア大学の番付急落で問われる「大学ランキングの信憑性」 | 結局、大学番付は無意味?

    大学ランキングは「簡単に操作できてしまうもの」だった? 米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が毎年発表している「大学ランキング」で、名門コロンビア大学が、2位から18位へと大幅に順位を落としたことが話題になっている。 コロンビア大学は2021年の秋に発表されたランキングで、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学と並んで全米2位に上昇していた。この結果に対し、同校の数学教授であるマイケル・タデウスは今年2月に、ブログで疑問を呈していた。 この数十年間でコロンビア大学が並外れた上昇を遂げたことは喜ばしいが、はたして、コロンビア大学がランキング用に提出しているデータに、信ぴょう性はあるのだろうか、と。 そこで、彼は独自の調査を行った。彼によれば、同校は「不正確、疑わしい、あるいは誤解を招く可能性のある」統計を提出していた。彼はそのことで同校を非難した。

    名門コロンビア大学の番付急落で問われる「大学ランキングの信憑性」 | 結局、大学番付は無意味?
  • アメリカ人がいちばん後悔している「大学の専攻」はやっぱり“あの分野”だった | 5人に2人が自分の選択を後悔

    アメリカの大学(2年制大学を含む)を卒業したおよそ5人に2人が、自分の専攻を後悔していることがわかった。 アメリカが金融危機後の大不況から抜け出せていなかった2011年、当時のオバマ大統領は一般教書演説でSTEM教育(STEMは科学・技術・工学・数学の頭文字をとったもの)の重要性を訴えた。以来、アメリカでは芸術・人文科学系学部の卒業生が激減している。 2021年の連邦準備制度理事会による調査では、自分の専攻を後悔している人は人文科学系で最も多く、その割合は卒業生の48%だった。一方、そうした人が最も少なかったのが工学専攻で、後悔していると答えたのは24%に留まった。 このデータが取られ始めた2016年以降、数字にそれほど大きな変化は起きていない。だが、後悔している人が比較的少なかった教育学では、パンデミック後の2021年になって、後悔していると答えた人の割合が平均以上にまで増加した。反対に

    アメリカ人がいちばん後悔している「大学の専攻」はやっぱり“あの分野”だった | 5人に2人が自分の選択を後悔
  • mRNAワクチンの立役者、カタリン・カリコ「チャンスを逃し続けた私は、落ちぶれる研究者の典型でした」 | 成功できたのは「解雇され続けたから」

    成功のチャンスを逃し続けた研究人生 ──あなたがこれまでのことを達成できたのは、なぜだとお考えですか。 解雇され続けたからです。私の経歴は、成功した女性のものではありません。キャリアを着実に積み重ねて昇進を繰り返し、国際的な賞を受賞するような人生とは長い間無縁でした。私は成功のチャンスを逃しつづけました。傍から見れば、私は懸命に努力しながらも落ちぶれていく研究者の典型だったでしょう。 それでも私は研究が前進しているのがわかっていたので、自分を信じられました。思い通りにいかないことがあっても幸せでした。でも勤務先から支援してもらえたことは一度もなく、どの組織も私を解雇しました。 そうでなければ、私はいまもハンガリーにいたはずです。あるいはアメリカ移住直後に勤めたテンプル大学か、その後に移ったペンシルベニア大学にいたでしょう。でもそうだったら、私がビオンテックに行くこともなかったのです。 そう

    mRNAワクチンの立役者、カタリン・カリコ「チャンスを逃し続けた私は、落ちぶれる研究者の典型でした」 | 成功できたのは「解雇され続けたから」
  • 大学から「ナチス人体実験」の証拠が大量に… フランスの大学が目を背けてきた歴史 | キャンパス中の地下室や屋根裏、吊り天井から…

    学生の間で囁かれてきた「噂」 フランスの名門ストラスブール大学には、何十年にもわたり学生たちの間で囁かれてきた噂がある。ナチスの被害者たちの遺体の一部が標として保存され、キャンパスのどこかに眠っているというのだ。 この噂には理由があった。1940年にフランスのアルザス地方がドイツ領に組み込まれた際、ドイツはこの大学をナチスのモデル機関「シュトラスブルク帝国大学」に再編すべく、資金やリソースを注ぎ込んだのだ。 1941年から44年にかけて、この大学の医学部の教授たちは少なくとも250人以上を強制収容所から連行し、彼らをマスタードガスといった化学兵器や、チフスなどの死に至る病に関連する人体実験に参加させた。また、アウシュヴィッツから86人のユダヤ人が連れてこられ、骨格標のコレクションにするために殺害された。 しかし当時、実際に何が起こっていたのか、一部始終を明らかにするのは簡単なことではな

    大学から「ナチス人体実験」の証拠が大量に… フランスの大学が目を背けてきた歴史 | キャンパス中の地下室や屋根裏、吊り天井から…