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沖縄に関するfutenrojinのブックマーク (7)

  • 沖縄の森で迷子になり、消防と警察に迷惑をかけたフランス人の回想録 | 我が人生、最悪のトレッキング

    あらゆるトラブルを想定して周到な計画を立ててトレッキングに出かける人がいる一方、何の準備もせずに出かける安易な考えの人もいる。そんな準備不足は、いつ遭難につながるかもわからない。香港でワイン商を営むフランス人のマルタン(33)が沖縄のジャングルで過ごした地獄の夜を振り返る。 2017年、私は友人のヴァランタンとともにサーフィンをしに、3~4泊で沖縄に行く計画を立てた。私も彼も当時は香港在住だった。私たちは沖縄島最大の都市に到着して早速レンタカーを利用しようとしたが、運転免許証の翻訳などが必要で手続きが複雑だったため、タクシーを使うことにした。ところが、そうやってかなり高い運賃を支払ってたどりついた最初のサーフィン・スポットには全然、波がなかった。 シーズンを完全に間違えていたのだ。私たちは沖縄島の西岸にいた。おかしな考えが頭をよぎったのは、そのときだった。島の反対側まで歩いてみようかと

    沖縄の森で迷子になり、消防と警察に迷惑をかけたフランス人の回想録 | 我が人生、最悪のトレッキング
  • 琉球王朝の美術品が米退役軍人の家から発見! 美術館に売ろうとしたが… | 第二次世界大戦中に「消えた」王家の宝

    第二次世界大戦最後の数ヵ月、日の沖縄諸島は凄惨な戦場となり、かつて当地の支配階級だった王族は戦火を逃れて避難した。その戦闘のさなか、米軍兵士の一団がその王族の御殿を占拠した。御殿の財産管理人は後年、「終戦後に御殿に戻ると、そこに王家の宝物はなかった」と証言している。 沖縄戦から80年近く経過した2023年1月、これらの宝物の一部がマサチューセッツ州の退役軍人宅の屋根裏部屋で発見された。米連邦捜査局(FBI)は2024年3月15日に会見を開いたが、退役軍人の身元は明かさなかった。 退役軍人の男性は2023年に死去している。遺族が屋根裏部屋に遺品整理のために入ると、色鮮やかな絵画や陶器が出てきた。いまにも壊れそうな大きな掛け軸や、精緻に描かれた絵地図も見つかった。遺族はFBIの盗難美術品捜査官チームに通報した。 現場に派遣されたFBIボストン支局盗難美術品部門主任のジェフリー・ケリー特別捜査

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  • 中国の「琉球ブーム」を英誌はこう見た─沖縄をめぐって展開される「中国のいつものやり方」 | 習近平の“意味深発言”の意図は?

    6月、習近平国家主席が琉球について言及したのを機に、中国では琉球の帰属をめぐるメディアの報道が増えつつある。この状況を作り出した中国側の意図を、英経済誌「エコノミスト」が専門家の意見を交えながら解説する。 なぜいま、琉球なのか 6月初め、習近平は北京の史料展示研究施設である国家版館を訪れた。それは一見、通常の視察のように思われた。中国の最高指導者である習は、動物の骨に刻まれた古代文字や宋朝(960-1279年)の天文図など、興味を引かれたさまざまな展示物についてコメントした。 だが最も注目されたのは、明朝(1368-1644年)の古文書についての発言だった。その古文書には、中国の福建省と独立国であった琉球王国(後に日の沖縄県となる島々)の古い絆に関する記述があった。 この書物は「重要な政治的役割を担っています」とスタッフは説明した。習はそれを受けて、福建省で高官を務めた経験から、この交

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  • 沖縄戦没者の“遺骨の声”が聞こえる─台湾有事で沖縄はまた「捨て駒」にされるのか | 遺骨収集人・具志堅隆松の闘い

    ガマを掘る人「ガマフヤー」 具志堅隆松は、じめじめとしたガマ(洞窟)の中でしゃがみ込んだ。そばには、土埃でくすんだ色をした遺骨が積み重なっている。ルビー色のフレームに細長いレンズのメガネを鼻先に引っかけたその姿は、まるで宝石を鑑定しているようだ。 彼は縁の欠けた三日月形の骨を取り、荒れた手でそっと撫でた。大腿骨と脛骨の間にある半月板で、大きさから察するに、子供のものだろうと話す。 遺品も出てきた。ヤゴという名前の人の櫛、時計の文字盤、ボタン、歯ブラシ、錆びついた手榴弾のキャップ……。洞窟のすぐ外には、細かく張りめぐらされたクモの巣がかかっている。

    沖縄戦没者の“遺骨の声”が聞こえる─台湾有事で沖縄はまた「捨て駒」にされるのか | 遺骨収集人・具志堅隆松の闘い
  • 坂本龍一さんと沖縄音楽|“ことば”を旅する連載・第47回 | 宮沢和史の「ことば永遠(とわ)」

    龍一の訃報は、世界中の音楽家やファンにとって衝撃的なニュースとなった。現在もその死を惜しみ、悼む声が絶えない。 高橋幸宏さんがこの世を去ってから、わずか2ヵ月と少し後に坂龍一さんまでいなくなってしまった……。 おふたりが数年前から闘病生活で苦しんでおられたことは知っていたが、いずれまた世界中を驚かせる美しい音楽を聴かせてくれると、疑わなかった自分がいた。 今年1月にNHKで放送された、坂さんの特別番組『Playing the Piano in NHK & Behind the Scenes』をご覧になっただろうか? ピアノソロのスタイルで一曲一曲収録され、編集された無観客のスタジオライブ的な内容ではあったが、それはそれは素晴らしいピアノ演奏だった。 ただ、曲と曲の間での坂さんのトークがとても弱々しくて、あまりの衰弱ぶりに胸が締めつけられそうになってしまった……。その時に、坂さん

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  • いま日本で消滅の危機に瀕している言語「ドゥナンムヌイ」を知っていますか | 歴史に翻弄され、抑圧されたり推奨されたりした結果…

    沖縄県与那国島で話されている「ドゥナンムヌイ」こと与那国語は、英語ドイツ語が違う言語であるように、日語とは明確に異なる言語だと言われている。しかし、与那国語を話す人は現在、わずか数百人しか残っていない。英誌「エコノミスト」が、この言語の厳しい現状を取材した。 サンゴ礁に囲まれた日の最西端、与那国島。池間龍一は、自身の母がこの地に建てた博物館、与那国民族資料館に立っていた。 大きな土器、手の込んだ籠、花柄の豪華な織物が陳列棚を埋め尽くしている。ある棚には、ボロボロになったが飾られている。「ドゥナン(渡難)」として知られる地元の言語を保存するため、池間の母親が作った辞書だ。 池間人も、この言語をいまなお話すことができる人間の一人だ。しかし、その数は減りつつある。 激動の歴史を生き延びてきた言語 与那国語は、琉球諸語と呼ばれる、琉球諸島で話される6つの言語のうちのひとつだ。沖縄を含む琉

    いま日本で消滅の危機に瀕している言語「ドゥナンムヌイ」を知っていますか | 歴史に翻弄され、抑圧されたり推奨されたりした結果…
  • 米紙が沖縄のタトゥー文化「ハジチ」に注目 “女たちの入れ墨”が同化政策で失われた歴史を取り戻す | 「ありのままの自分に誇りを持てるようになった」

    日系4世のハナ・モリタ(22)は、写真共有サービスのピンタレストをスクロールしているとき、ハジチと出会った。 ハジチは、沖縄の女性が手や指に入れる小さなタトゥーだ。日土とは異なる文化の痕跡を色濃く残す沖縄では、ハジチはかつて一般的な習俗だった。だが、日政府による長年の同化政策のせいで、いまや消滅の危機に瀕している。 モリタは毎年夏に沖縄に住む祖母を訪ねる。自分の家族のルーツへの理解を深めるためにハジチを調べはじめたモリタは、インスタグラムで沖縄在住のハジチアーティストを見つける。モリタは彼女のもとを訪れ、自分の手にもハジチを施した。 「もっと自分らしくありたい、という気持ちを肯定してくれるものを身体に刻みたかったんです。祖母は私のハジチを見てとてもうれしそうでした。祖母にもハジチがあるんです」 女性が女性のために彫るタトゥー ソーシャルメディアを通じて、この失われたアートに注目する

    米紙が沖縄のタトゥー文化「ハジチ」に注目 “女たちの入れ墨”が同化政策で失われた歴史を取り戻す | 「ありのままの自分に誇りを持てるようになった」
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