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移民に関するfutenrojinのブックマーク (16)

  • 難民に寛容な福祉国家スウェーデンで「暴力事件」が急増した“不都合”な理由 | 移民統合の失敗で犯罪集団が拡大

    増え続ける暴力事件 かつて家だった場所とその周辺に木材、断熱材、被覆材の破片が飛び散り、ぐちゃぐちゃに散乱している。吹き飛んだ窓ガラスの跡には、ギザギザになった破片だけが残っている。カーテンや衣服が散乱し、爆発の威力に押し流されている。 「ニュースで見るような、外国の戦争の現場のようです」と地元住民は言う。 しかし、ここは紛争地帯ではない。スウェーデン第4の都市ウプサラの、かつては平和だった地区だ。昨年9月28日に爆発が起こり、新人教員のソハ・サード(24)が巻き込まれて死亡した。この攻撃は、犯罪組織のメンバーの親戚と思われる隣人を狙ったものだった。 9月末にスウェーデンのウプサラで起きた爆発事件の現場 スウェーデンでは昨年後半、ウプサラとやその南に位置する首都ストックホルムで凶悪な暴力事件が相次いだ。9月から10月にかけての最悪の時期には、毎日のように銃撃や爆破、手榴弾による攻撃が起きて

    難民に寛容な福祉国家スウェーデンで「暴力事件」が急増した“不都合”な理由 | 移民統合の失敗で犯罪集団が拡大
  • 東南アジアの出稼ぎ労働者にとって日本はいまも「日出ずる国」 | 日本の移民政策には問題があるが…

    過酷労働や賃金の低迷、円安の影響で、外国人労働者の「日離れ」が懸念されるなか、インドネシア政府は今後5年間で10万人を日へ送りだす計画だ。インドネシアの若者にとって日はいまも夢と希望にあふれる魅力的な国だという。香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が取材した。 「人口ボーナス」期のインドネシア 日がインドネシアから受け入れる移民労働者の数は、今後数年間で4倍に増加するとみられている。 インドネシア労働省のアンワル・サヌシ事務総長は、2023年10月にジャカルタで開かれた就職説明会で、今後5年間で10万人の労働者を日に送り込む見通しを示した。また、求職者が自分のスキルに合った仕事を日で見つけられるよう「アプリでの申請システム」を整備する方針を明らかにした。 2019年4月、日は国内で深刻化する人手不足に対処するため、「特定技能」労働者に分類される外国人を受け入れる制度

    東南アジアの出稼ぎ労働者にとって日本はいまも「日出ずる国」 | 日本の移民政策には問題があるが…
  • 埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して

    トルコ系クルド人が集住する埼玉南部、通称「ワラビスタン」を英誌が取材。外国人労働者に依存しながらも彼らを歓迎しない日の移民政策は愚策だと指摘している。 クルド人の数が10年で4倍に 東京の北にある埼玉県蕨(わらび)市の教室で、11歳の少年が日語でおしゃべりしながら「川」と「木」の漢字を書く練習をしている。別に珍しくもない光景だ。その少年、ボランが日人ではなくクルド人ということを除けば──。 蕨市とその周辺地域には約2000人のトルコ系クルド人が暮らしており、その数はこの10年で4倍に増えた。通りにはケバブ屋が軒を連ね、ゴミの分別方法がトルコ語で書かれている。地元では「ワラビスタン」と呼ばれている地域だ。 このコミュニティは、ここ数十年における日の最大の社会的変化のひとつを物語っている。高齢化が進んで労働人口が減少する日では、新たな人材が切実に求められているが、日政治家はいまな

    埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して
  • 低賃金に言葉の壁… そんな日本で働きたい外国人なんてまだいるの? | 英有力紙に在日ライターが寄稿

    人口減少と高齢社会への解決策として、日では外国人労働者の受け入れに関する議論が活発化している。 だが、単に熟練外国人労働者を受け入れれば問題は解決するのか? そもそも賃金水準が低めのうえに言葉の壁もある日で働きたい人材はいるのか? 日で取材活動をしているフリーランスライターのギャビン・ブレアが英紙「ガーディアン」にこうした疑問を提起する記事を寄稿した。 有資格者の就職を阻む言葉の壁 日の蒸し暑い夏のなか、ITスペシャリストの資格を持つスリランカ出身のムルムルは、建設現場で毎週末働いている。パン店でも仕事をしているが、収入を補うためだ。東京にやってきたのは1年前。人口危機対策と外国人労働者の受け入れ増加に向けた取り組みの一環として創出された雇用機会を生かそうと考えていた。 だが、それは大変なことだった。人手不足とされているのに、自身にも理学療法士の資格を持つにも、立ちはだかったのは

    低賃金に言葉の壁… そんな日本で働きたい外国人なんてまだいるの? | 英有力紙に在日ライターが寄稿
  • “移民大国”への道を進む日本に「残された時間」は限られている | 過去10年間で倍以上と急増する外国人労働者

    では大都市を中心に、外国人の数が急増している。深刻化する労働者不足を受け、移民をより積極的に受け入れられるように政策も変化しつつある。しかし、日社会は望むような変化を起こせるのか──長年日に住み、日文化と社会に精通する、米メディア「ブルームバーグ」東京支局のコラムニストであるリーディー・ガロウドが考察している。 外国人労働者数がここ10年で倍増 定期的に発表される日の統計では、人口減少がさらに進んでいることが示される。2023年7月末に発表されたデータでは、初めて47都道府県すべてで人口が減ったことが話題になった。日一の出生率を誇る沖縄県でも減少が始まっている。 日少子化問題は決して特殊なことではなく、世界に先立って起きているだけだ。韓国中国をはじめ、他国も同様に少子化と人口減少に見舞われている。欧州連合(EU)においても出生率は低く、このままでは人口を維持できなくなっ

    “移民大国”への道を進む日本に「残された時間」は限られている | 過去10年間で倍以上と急増する外国人労働者
  • 英誌が見た日本の改正入管法「移民労働者に依存しながら、難民の強制送還を増やそうとしている」 | 「処刑ボタン」を押すようなもの

    2023年6月、外国人の収容・送還のルールを見直す入管難民法改正案が成立した。これにより、難民申請中は強制送還を停止するというこれまでの規定が変わり、3回目以降の申請者は送還可能になる。国際的な難民の受け入れ基準から逸脱したこの法改正に、英誌が厳しい目を向けている。 ナイジェリア出身のエリザベス・オブエザの人生は、1991年から不安定な状態にある。女性器切除(FGM)の恐怖から逃れるために祖国を離れた彼女にとって、日は短期観光ビザを発行してくれる数少ない国のひとつだった。 日での難民申請は却下されたが、再申請によって何とか住み続けることができた。就労許可がないため、料は寄付に頼る。2011年と2016年に、当局は彼女を恣意的に拘束し、合計2年近く入管施設に収容した。そのうち7ヵ月は、独房監禁だった。 オブエザの苦境は、日で難民申請中の人たちにとっては珍しくはないものだ。日で難民と

    英誌が見た日本の改正入管法「移民労働者に依存しながら、難民の強制送還を増やそうとしている」 | 「処刑ボタン」を押すようなもの
  • 日本化する韓国 日本より低い出生率が呼ぶ「白髪の波」 | 退職世代を支えられるか、移民を受け入れたほうがいいか

    韓国の合計特殊出生率は過去最低を記録し、いまや日よりずっと低い。これまで人口増だった韓国も早ければ2020年には人口減に転ずる見込みだ。そうなると少子高齢化の一途をたどる日と同じ問題と向き合わねばならなくなる。「ブルームバーグ」知日派コラムニストが韓国と全世界に警鐘を鳴らす──。 日よりずっと低い韓国出生率 1960年、韓国の合計特殊出生率は6以上で、人口爆発を引き起こすだけの高さがあった。しかし、国が発展するにつれ、この率は10年単位で下がっていった。 一国が長期的な人口の安定性を維持するためには、出生率約2.1が必要だ。韓国出生率はいまや、その約半分だ。そして、さらに下がっている。 韓国統計局の報告によれば、2018年、同国の出世率は過去最低の0.98にまで下がった。これは日などの国々よりずっと低い数字だ。日出生率は1.4以上だ。

    日本化する韓国 日本より低い出生率が呼ぶ「白髪の波」 | 退職世代を支えられるか、移民を受け入れたほうがいいか
    futenrojin
    futenrojin 2022/03/04
    60年代は6を超えていた出生率が、いまでは0.81という目を疑うような数字になっている。素人の感想をいえば、地政学上の影響も出てきそうだが、こういう素人の考えは見当違いであることがほとんどだろう。
  • ゼムール氏、トランプ氏から助言 極右の仏大統領候補 | 共同通信

    Published 2022/02/16 06:16 (JST) Updated 2022/02/16 06:29 (JST) 【パリ共同】4月のフランス大統領選に出馬を表明した極右評論家エリック・ゼムール氏は15日、トランプ前米大統領と14日に電話で話し合ったと明らかにした。国際的な政治家とのイメージを打ち出したいゼムール氏側が対話を要請。トランプ氏から「自分自身であり続ける」よう助言を受けたという。フランスのメディアが伝えた。 反移民を旗印とするゼムール氏は自身の著書の表紙でトランプ氏の著書をまねたとされ、政策でもモデルにしているとみられる。トランプ氏とは通訳を通じて約40分間、移民や治安などについてやりとりした。

    ゼムール氏、トランプ氏から助言 極右の仏大統領候補 | 共同通信
  • ドイツの連立政権が一つにまとまれるのは「進歩的な政権」という理想のためだ | マイノリティにやさしい政策を約束

    キリスト教系の保守政党を率いていたメルケル首相が退任し、新政権が発足したドイツ。新政権下ではマイノリティにやさしいリベラルな社会政策が多く約束され、今後ドイツ社会が大きく変わることが見込まれるという──。 マイノリティにやさしい新政権 ドイツの新しい連立政権は、税金、年金、気候変動などあらゆる分野で政党間での合意を形成するのに苦労していた。しかし、ある一点が共通点として異なる政党を結びつけている。この数十年のドイツにおいて、社会的にもっとも進歩的な政権になりたいという思いだ。 すでに公開されている連立協定には、マイノリティに良い影響を大きく与える可能性のある政策が幅広く盛り込まれている。その対象となるのは移民、子供を持つレズビアンカップル、トランスセクシャルなどだ。 緑の党のLGBTQ+ロビー団体「クイア・グリュン」の広報官であるグレタ・ガーリヒスは、「喜びをおさえきれません。多くのクィア

    ドイツの連立政権が一つにまとまれるのは「進歩的な政権」という理想のためだ | マイノリティにやさしい政策を約束
    futenrojin
    futenrojin 2021/12/14
    ドイツの財界の立場は、出生率の引き上げをせずに年間40万人の移民受け入れを進めようとするものらしい。いくら労働力が必要でも年間40万人って、アウトバーンではないんだからもう少し速度をなんとかできないのか。
  • 仏大統領選、出馬表明動画に規制 極右評論家、成人向けに | 共同通信

    Published 2021/12/02 22:09 (JST) Updated 2021/12/02 22:21 (JST) 【パリ共同】動画投稿サイト、ユーチューブは2日までに、フランスの極右評論家エリック・ゼムール氏が来年4月の同国大統領選への出馬を表明した動画について、暴力など視聴者を不快にさせる恐れのある内容が含まれるとして、成人向けとする規制をかけた。 反移民や反イスラム教の主張を唱え、知名度の高いゼムール氏はメディアの注目を集めて支持率が急上昇したが、言動が政治家の器ではないとも指摘される。 11月30日に公開した動画は、同氏が「フランスがもはやフランスでなくなっている」と訴える中、路上での暴力行為などの映像を盛り込んだ。

    仏大統領選、出馬表明動画に規制 極右評論家、成人向けに | 共同通信
  • ジョンソン英首相、移民を「連れ戻す」ようフランスに要求 - BBCニュース

    イギリスのボリス・ジョンソン首相は25日、フランスに対し、英仏海峡を渡ってイギリスに来る人たちを「連れ戻す」ことに同意するよう求めた。 ジョンソン首相はフランスのエマニュエル・マクロン大統領に書簡を送り、英仏海峡で27人が死亡した24日の悲劇が繰り返されないよう、「さらに格的かつ迅速に動く」ための5つのステップを提示したと述べた。

    ジョンソン英首相、移民を「連れ戻す」ようフランスに要求 - BBCニュース
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/26
    西側諸国の安全保障のことを考えれば、英仏間の亀裂は好ましいことではない。
  • フランスの「アイデンティティ」をめぐり極右エリック・ゼムールがエマニュエル・トッドと激論 | 「フランスという平等の風土にイスラムが溶け込めるとは言えない」とゼムール

    トッド:移民と移民受け入れ側の社会の家族システムの違いに着目したのは私の『移民の運命』が嚆矢でした。どうして移民の受け入れが大変になるのか、その根原因を明らかにしたのです。 ただ、1992年の時点では、フランスにおけるアルジェリア系の女性の民族混交婚の率が25%だったのに対し、ドイツではトルコ系の移民の民族混交婚は2%以下でした。そのときのフランスは移民を同化できていたわけです。 ところが、その後、単一通貨ユーロの導入のせいで経済が行き詰まり、社会移動の速度が遅くなりました。フランスの社会はいま行き詰まっています。失業率が10%で高止まりする構造になってしまっています。 私はエルヴェ・ル・ブラーズとの共著『不均衡という病』で、移民の同化がうまくいかなくなっており、フランスにおける民族混交婚の率が、よその国よりも高いにせよ、低迷していることを指摘しました。 とくにマグレブ系が暮らす地域が地

    フランスの「アイデンティティ」をめぐり極右エリック・ゼムールがエマニュエル・トッドと激論 | 「フランスという平等の風土にイスラムが溶け込めるとは言えない」とゼムール
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/25
    エマニュエル・トッドは昔から「国民戦線」を分析するのが苦手だった気がしなくもないが、それは小生の思い違いだろう。
  • 移民たちの「漂流遺体収集人」──とある葬儀会社社長のもう一つの肩書き | 遺体から「人生」の破片を見つけて

    密航業者を頼り、アフリカ大陸からボートでヨーロッパを目指す移民たち。生きて辿り着ける者もいれば、そうはいかなかった者たちもいる──。ジブラルタル海峡や地中海で船が沈没し、死亡した人たちの遺体は海を漂い、スペイン南部アンダルシア地方の海岸に打ち上げられる。そしてそこには、ほとんどが「身元不明」状態の遺体を回収し、わずかな手がかりから身元を突き止め、遺族の元に帰す人がいる。 浜に打ち上げられた男性の名前を知る者はいなかった。男性の遺体は何週間も海を漂流した後、夏の間中、身元不明のままスペインの遺体安置所の冷蔵室に横たわっていた。 2021年、スペイン海域で溺死した移民の数は記録的なものになった。この男性もまた、犠牲になった数千人のうちの1人だ。もしマルティン・サモラ(61)がこの男性にも名前があり、人生があることを示す手がかりに気づいていなければ、彼は他の身元不明の遺体とともに墓標のない墓に埋

    移民たちの「漂流遺体収集人」──とある葬儀会社社長のもう一つの肩書き | 遺体から「人生」の破片を見つけて
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/19
    NPO法人「カミナンド・フロンテラス」によると、2021年上半期、女性341人と子供91人を含む2087人がスペインの海岸を目指し死亡するか、行方不明になった。遺体一体の母国送還に少なくとも3500ドル(約40万円)を請求する。
  • #151 米ボストン初の女性市長はアジア系! 「ガラスの天井」を破ったのは台湾系移民2世の苦労人 | アメリカ・台湾・中国ニュース拾い読み 

    米東部のボストンで11月2日、市長選の投開票がおこなわれ、史上初めて白人男性以外の市長が誕生した。ケネディ家を生み、近郊にハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)を擁するボストンは、民主党の牙城でリベラルな風土で知られ、近年、白人人口が減る一方でアジア系やヒスパニック市民が増加している市勢も反映された。 ボストンの「ガラスの天井」を破る 「私の両親が1983年に初めて米国に渡ったとき、彼らはカタコトの英語しか話せず、わずかな所持金しかなかった。いつか自分たちの娘、中華系移民の娘がボストン市長に選出されるとは夢にも思っていなかったでしょう!」 投票率62.4%のボストン市長選を征した直後、顔を紅潮させて語るのは、台湾系移民2世の市議会議員(民主党)、ミシェル・ウー(36)。 彼女は、非白人の有色人種として、女性として、中華系移民としていずれもボストン史上初の市長になった。非ボストン

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  • ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る | 「これまでに数件のテロを未然に防いだ」

    「西側諸国を支援するために立ち上げた」 2019年秋のある晴れた火曜日の午後、パリのリュクサンブール公園でアレックス・カープ(53)が太極拳をしていた。青のナイキのスウェットパンツに、青のポロシャツ。下はオレンジで、スニーカーはチャコールグレー。赤のアクセントが入った白縁のサングラスが、彼の最大の特徴である天に向かって逆立つゴマ塩の髪を引き立てていた。 栗の木の木陰でカープは太極拳と気功の一連の優雅な動きをする。体をひねったり、向きを変えたりするたびに足元の小石や土がわずかに動いた。その姿を、近くにいた10代の若者たちが面白そうに眺める。 10分ほど、そうやって体を動かした後、カープは近くのベンチに行った。そのベンチにはボディーガードの一人が置いた楽器ケースのようなクーラーボックスがある。 ケースにはカープが愛飲するドイツのノンアルコールビールの瓶も数入っているが、いま中から取り出した

    ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る | 「これまでに数件のテロを未然に防いだ」
    futenrojin
    futenrojin 2021/10/13
    パランティアについてここまで長い日本語の記事は珍しい。イデオロギーを超えたピーター・ティールとCEOのアレックス・カープとの関係も興味深いが、そのカープの指導教官ユルゲン・ハーバマスとの逸話も面白かった。
  • 仏紙が豊田市の保見団地に見た「日本の移民政策の限界」 | 移民の社会的統合はなぜ進まないのか?

    愛知県豊田市にある保見団地は、住人の約半数が外国の出身だ。その多くはブラジル人で、団地内ではポルトガル語が飛び交う。しかし現状では、こうした移民の社会的統合はあまりうまく進んでいないという。それはなぜなのか? 仏紙「ル・モンド」がこの団地を取材した。 開いた窓の外には木々が茂り、その向こうにある、くたびれたコンクリートの威圧的な団地の建物は、さほど目に入ってこない。その窓から流れ込む空気が心地よかった。 ここは愛知県豊田市保見ヶ丘、保見団地の地域住民のための交流館だ。今年7月、ここでNPO「トルシーダ」の会合が開かれていた。 小会議室の暗い色の壁には、カレンダーや地元の野球チーム「バッファローズ」の青いポスター、そして「努力」と書かれた紙が貼られている。日系ブラジル人の母親6名が、トルシーダ代表の伊東浄江を交えて、ポルトガル語で今夏の催し事の案を出しあっていた。

    仏紙が豊田市の保見団地に見た「日本の移民政策の限界」 | 移民の社会的統合はなぜ進まないのか?
    futenrojin
    futenrojin 2021/10/10
    ポルトガル語コミュニティがあるのはこの国にとって僥倖だが、ゲットー化は好ましくない。失業率が他の地域より高くなる要因には、対策を打っていかなければならない。
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