リサイクルを越え新たな価値を付加する「アップサイクル」。こう呼ぶのにふさわしいプロジェクトだ。かつての工業化社会のシンボルともいえる退役したベルリンビル空間が、ロサンゼルスに本拠があるミュージックスタジオに生まれ変わった。
シンガポールで、国土全体を3Dモデル化し、建物や土木インフラなどに様々な情報をリンクさせた3Dデータベース「バーチャル・シンガポール」の構築作業が進んでいる。まさに国土全体を丸ごとBIMモデルにしたようなシステムだ。国土レベルでの環境や防災などのシミュレーションから商業施設の案内まで、幅広い活用を見込んでいる。 「バーチャル・シンガポール(Virtual Singapore)は、国土全体の3Dモデル上に、シンガポールの情報を集約したプラットフォームとなる。実際のシンガポールの状態や動きを、デジタルデータで再現した『ツイン・シンガポール』、つまり双子のようなものだ」――。シンガポール国立研究財団(NRF)のジョージ・ロー(George Loh)氏は現在進行中のプロジェクトについてこう説明する。 2013年から3年間をかけて、建築確認申請でのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング
日経アーキテクチュアが発行したムック「東京大改造マップ2016-2020」がピックアップしている都内の各エリアの中で、やはり注目は東京駅周辺。大規模プロジェクトが集積し、それも「超大規模」と呼べるものが複数進行している。東京駅の北西に位置する大手町エリアから、日本橋、八重洲、京橋と時計回りに見てみよう。(概要などは原則、2015年12月の調査時点のもの) 大手町では計186万m2進行、「居心地の良いオフィス街」へ オフィス街として発展してきた大手町だが、近年の大規模再開発により、宿泊施設などが増えた結果、街のイメージが変わりつつある。東京五輪に向けた外国人観光客の増加と宿泊施設不足が叫ばれるなか、より快適な滞在環境の整備に力を入れ始めている。観光客を呼び込む「居心地の良いオフィス街」に変貌を遂げようとしているのだ。 皇居と大手町駅の間のエリア〔写真1〕では総延べ面積約26万m2の大手町1-
北欧一の規模を誇る公立図書館が、デンマーク第2の都市Aarhus(オーフス)に昨年6月に竣工し、一般市民に公開された。
日経コンストラクショントップ > ニュースとコラム > 記事 (前のページ) サンフランシスコ市内で「空港級」開発 ペリ・クラーク・ペリ事務所が手掛ける「トランスベイ・トランジットセンター」 米サンフランシスコで建設が進む「トランスベイ・トランジットセンター」。2017年に完成する地下2階・地上3階建ての建物は、近郊からのバスや鉄道の複合ターミナルとなる。屋上は2万m2を超える空中庭園となる予定だ。オフィス街に空港をつくるような巨大プロジェクトの現場を紹介する。 この記事は、日経コンストラクション・ウェブ会員 (無料) がご覧いただけます。ご登録のうえログインしてください。[ サービス全般のご案内 ] ログイン 会員登録 記事の文字数:1860字、画像:12点、ページ数:4 会員登録不要で読めるおすすめ記事 北陸新幹線W7系に乗って見た駅・構造物の全て 東京都が絞り込んだ鉄道「整備効果が高
建築家、坂倉準三(1901~69年)の代表作である神奈川県立近代美術館鎌倉館が1月31日まで開催中の展覧会で見納めとなる。最後の展覧会は、建築関係者にも発見の多い内容だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く