建築設計者がクライアントに縛られず、仮想の省エネデザインを考えるとどんなものになるのか──。日経アーキテクチュア11月10日号の特集「省エネにデザインを!」では、一線で活躍する建築設計者6組に近未来の省エネ建築を提案してもらった。中でもインパクトのあった竹中工務店による次世代超高層の提案を紹介する。ケンプラッツで募集した読者提案も併せて掲載する。
前の記事 携帯や玩具を使った低コストのNASA衛星 ルービックキューブ「神の数字」を証明 次の記事 送電塔は巨人たち:アイスランドのデザイン案 2010年8月17日 環境デザイン コメント: トラックバック (0) フィード環境デザイン Duncan Geere, Wired UK Images: Choi+Shine 米国の建築設計会社Choi+Shine社は、巨大な人間の形をした鉄塔で、アイスランド各地にわたる電線をつなぐことを提案している。 『Icelandic High-Voltage Electrical Pylon International Design Competition』(アイスランド高圧送電塔国際デザイン・コンペティション)にChoi+Shine社が提出したデザインによると、これらの巨人像は、既存の送電塔のデザインを少し変更するだけで作成できるという。 同社はこのデ
前回は、過剰さが生み出す「ココロの満腹感」について書きましたが、本音ではそれはどうなんだろうな、と危機感を抱いています。もし、「減らす」ことで喜びが得られたら、満足感を味わえたら、経済がうまく回ったとしたら。まったく逆のことですが、成功すれば、人類史上の大転換になるかもしれません。 そんなことを夢想しつつも、人間の欲望はさらなる欲望を生む。刺激を与えられれば、さらなる刺激が欲しくなる。情報はガン細胞のように増殖を続け、人間の感度は低下するばかり。過剰なモノは、人間から考えることを奪っていく。どれが本当の喜びか分からなくなってしまいました。 とはいえ、人類の根本願望は、「増やす」こと。民族学者折口信夫は、「冬(ふゆ)」という言葉は、「ふえる」「ふやす」という古代語の生き残りだと言っています。みなさんもご存じの通り、冬の祭りには「鬼」の姿を現すものが多い。それは、冬の間に精霊の増殖を行うための
フューチャーデザインとは、未来的な形状をしているとか、ハイテクを駆使して作られているというものではない。優れた工業製品同様、地場産業の伝統工芸品もそうだ。また、健常者にも障害者にも有益なユニバーサルデザイン、人間工学に基づいて発想されたエルゴノミックデザイン、特定の条件下での生活をより良いものにするアプロプリエイトテクノロジーやロボット工学の成果も含まれる。 さらには、南北格差問題の解決を契機に生まれたヒューマニタリアンデザイン(人道主義的デザイン)や、風力や地熱、植物などの自然の力を生活空間に生かすシステムもフューチャーデザインだ。キーワードは「持続可能性」(サスティナビリティー)。資源やエネルギーが健全に循環する社会の実現のために、過去と未来の両方に目を向けていく。 今回はアフリカを舞台にしたいくつかの試みから、技術や事物のデザインだけでなく、良い循環を生み出す考え方としてのデザインに
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