群馬県高崎市の「創造学園大学」などを運営する学校法人が、学校経営に必要な財産を持たないなど法律に違反しているとして、文部科学省は、学校法人に解散命令を出す方針を固め、3日、関係者を呼んで意見を聞く「聴聞」の手続きを行いました。 意見を聞かれたのは群馬県高崎市に本部がある学校法人「堀越学園」の大島孝夫理事長や教職員など合わせて13人です。 文部科学省によりますと、この学校法人は学校経営に必要な財産などを持たず、決算書類を作成していないうえ、教職員に賃金を支払っていないなど、5つの点で法律に違反しているとしています。 これまで重ねて文書で指導したものの改善が見られないとして、文部科学省は学校法人に対し私立学校法に基づく解散命令を出す方針を固め、3日、「聴聞」の手続きを非公開で行いました。終了後、大島理事長は「経営を支援してくれる2つのグループがあるので、文部科学省には、在籍している学生を卒業さ