守備的な戦いにシフトしてトンネルを抜け出した清水。根本的な問題は解決されたのか? 昨年から公式戦12戦未勝利が続いていた清水は、第5節の鳥栖戦から守備的な戦いに大きくシフトして勝利を掴み、長いトンネルを抜けた。しかし、理想と大きくかけ離れたサッカースタイルであることも事実で、チームとしての根本的な問題解決は果たされたのか? 2013年04月15日(月)8時21分配信 text by 飯竹友彦 photo Kenzaburo Matsuoka 清水が連敗を脱出したポイント リーグ戦第4節の広島戦(0-4)で敗戦すると、昨年から公式戦12試合未勝利と不名誉な記録を伸ばす監督の解任を求め、約300人のサポーターが試合後にバス出入り口を封鎖した。 だが、翌週に迎えたリーグ戦第5節の鳥栖戦で今季初勝利(1-0)を挙げると、ナビスコ杯川崎戦(0-0)の引き分けをはさみ、第6節のダービーでも村松のゴール