球界野手最年長の中日山崎武司内野手(44)が今季限りで現役を引退することが27日、分かった。今季は39試合に出場して打率2割5分5厘、本塁打なしと本来の豪快なスイングは鳴りを潜めていた。この日、出場選手登録を抹消され、一線から身を引く決意を固めた。 誰よりもファンから愛された男がユニホームを脱ぐ。この日、出場選手登録を抹消された山崎が今季限りでの現役引退を決めた。すでに関係者には報告を済ませており、今日28日にも自らの口で応援してくれたファンに向けてメッセージを送る。 プロ27年目の今季は進退をかけて臨むシーズンであることを開幕前から明言していた。2月には「毎年1年1年が勝負だけど、特に今年はシロクロつける1年だと思ってやっている」と宣言。「球団には感謝しているし、今年ユニホームを着させてもらう時点で、その覚悟は決めている」とダメなら引退を覚悟していた。 今季は開幕前から調子が上がらず、開