オリックスのウィリーモー・ぺーニャ外野手(32)が12日、出場選手登録を抹消された。今季32本塁打を放ち2位躍進に貢献した大砲だが、このまま退団する見通しであることが判明。大事なクライマックスシリーズ(CS)直前に右大胸筋を痛め、1、2戦を欠場。このままチームを去ることになる。 6年ぶりのCSを戦う裏で、チームが揺れた。今季140試合に出場し、82試合で4番をつとめた主砲が突然の登録抹消。関係者によると、そのまま退団する見通しとなった。 広報は抹消理由を右大胸筋痛と発表。CS開幕前日(10日)の全体練習前に痛みを訴え、そのまま練習を回避した。11日の初戦でも練習に参加せず、ベンチに入ったものの欠場。試合後に神戸市内の病院でMRI検査を受け、患部に炎症があると診察された。「自分は出られる状態だった。監督が決めること」と話していたが、不可解な抹消だ。 3、4月だけで10本塁打を放つなど、32本