2006年02月27日16:25 カテゴリMedia 神の視点!?いやいや、あれは元気玉。 私もまた、「ウェブ進化論」は批判的に読むべしとの立場を取るものであるが、阿部氏の以下のEntryは、「神を見て民を見ていない」。 ウェブ進化論2――ラムズフェルドの民主主義 : 月刊「FACTA-ファクタ」 阿部重夫編集長ブログ ここでネットの「あちら側」から再編成される知とは何だろう。とっさに連想するのは、中東に「民主主義」をもたらすため、イラクに侵攻したラムズフェルド国防長官の不遜と誤算である。 ラムズフェルドの「神の視点」と、Googleの「神の視点」には決定的な差異がある。 それは、Googleの「神の視点」は、「民の視点」を集積、いや集約したモノだからだ。 ラムズフェルドの視点は、偵察衛星という文字通り「上からの視点」しかない。彼が最前線のイラクの兵士や、ましてやイラク市民の声をかき集たわ