Jp Valery WeWorkのCEOがついに辞職に追い込まれそうだが、一方で噂が高まりつつあるのが、投資したビジョンファンド側の進退である。 ビジョンファンドは、1000億ドルというこれまでと二桁違うレベルのベンチャーファンドということで驚嘆された。しかしさらに驚くべきことに、そのうち4割はなんと優先株で調達しているのである。4割の投資家には、投資事業が儲かろうが儲からなかろうが毎年7%の配当を出さなければならない。ベンチャーキャピタル業界の常識を覆すハイリスクなファンドである。 「数千億円規模の売上があるレイトステージのベンチャーが未公開のまま多数存在するのは今だけの特殊事情。この状態が続いている間に優良ベンチャーに多額の投資をするアービトラージのチャンス!」 ・・・・と思ったかどうかは知らないが、ビジョンファンドは2017年から2年かからずに10兆円を投資しつくした。すごいですね。
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