現実から逃げることが最も楽しいことだと信じている奴らをオタクといい、現実をどうやって楽しむかに全力をかけている奴らをバカという。 「繰り返される日々」という言葉を美しく感じつつも、明日何が起こるかわからないことを怖がっている奴らはどこにでもいるオタクといえ、実は同じような日々を繰り返しているだけなのに、昨日あったことをすっかり忘れられる奴らはけっこう輝いているといえる。 「相手に何も求めない」ことを優しさだと思ってる奴は一生誰も愛することができないだろうし、誰かとの時間を共有することが幸せだと知っている奴は誰かを愛し続けるしかないだろう。 新しいことを発見して「これで未来が変えられる」と思い込む奴をオタクといい、それで実際に世界を変えてしまうのもたぶんオタクの仕事だろう。歴史を振り返ればそれなりにいる。 努力をして、成果を出して、みんなから褒められて、でもその賞賛は成果に対する賞賛であって
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