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分子生物学に関するgauquiのブックマーク (14)

  •  「化石の分子生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    化石の分子生物学――生命進化の謎を解く (講談社現代新書) 作者: 更科功出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (12件) を見る 書は古生物学者で古代DNAの研究者である更科功による一般向けのである. 冒頭は最近話題となったネアンデルタール人と現生人類との交雑にかかる話だ.ネアンデルタール人とは何か,ゲノムとは何かという解説を交えながら,古代の核ゲノムの解析からネアンデルタール人と現生人類の間に全面的ではないが一部交雑があったという結論を導いたリサーチが紹介されている.書の工夫の1つは「何故そういう解釈ができるのか」を丁寧に説明しているところだ.特に「何故コンタミネーションではなかったと言えるのか」のところは詳細だ.(ネアンデルタールDNAの場合には女性骨からのY染色体の配列検出数を統計的に検討

  • 有機化学美術館

    有機化学美術館へようこそ。当ページでは様々な分子の姿と、それにまつわるエピソードを紹介しています。たくさんの項目がありますので、興味のあるところからごゆっくりとご覧下さい。なおブログ版の分館もありますので、こちらもよろしくお願い致します。 ご意見・ご感想などはsato@org-chem.orgまでお願いいたします(スパム対策のため@を全角にしてあります。半角に変換してお送りください)。 (2012.4.18 新着) 特別企画・日のノーベル化学賞受賞者 (英語版) Catenanes: The Art of Molecular Entanglement(13. 1. 24) ☆新世紀を拓く・ナノカーボンの世界 サッカーボール分子・バックミンスターフラーレン(01.2.20 改稿) 続・フラーレンの話(04.3.13加筆) フラーレンの新世界(01.5.27)(02.4.23、04.5.12

  •  第4回日本人間行動進化学会参加日誌 大会第二日 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    お昼休み兼ポスターセッションを挟んで,午後も特別講演から始まる. 特別講演 ゲノムから探る人類の拡散と遺伝適応 木村亮介 近時ゲノム解析技術は飛躍的に進展しているが,それを使ってヒトの進化についてどんなことが解析できるのかという講演. <解析の飛躍的進展> 疾病や形質についての遺伝子の特定が可能に 過去の人の人口動態,移住,現在の集団構造の解析が可能に 淘汰の強度についての領域探索が可能に 古代化石のDNA解析が可能に <ゲノムワイド関連解析:GWAS> 40万以上のSNPを一気に読んで疾病との関連を見ることができる. 身長のような形態についても100以上の関連遺伝子が見つかる. <ヒトの集団解析> 従来はミトコンドリアやY染色体が使われてきた.これらは組み替えがなく,メリットも多いが,集団を解析するには向かない. 全ゲノムを見ることにより特定の男系,女系の系列だけ見るのではなく全ての系統

     第4回日本人間行動進化学会参加日誌 大会第二日 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 産総研:リボソームに翻訳以外の機能があることを発見

    リボソーム(16S rRNA)に翻訳以外の機能があることを発見 リボヌクレアーゼT2による細胞内の自己RNAの分解を16S rRNAが阻害 リボソームが持つ生理的に重要な機能の解明につながることに期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】酵素開発研究グループ 宮崎 健太郎 研究グループ長らは、生体内で遺伝情報をもとにタンパク質を合成する「翻訳」機能を担うリボソームがRNA分解酵素であるリボヌクレアーゼ(RNase)の活性を阻害する機能を持つことを発見した。 リボソームは、DNAからRNAに「転写」された遺伝情報をタンパク質へと「翻訳」する役割を担う。一方、RNase T2は、RNAを分解する酵素であり、細胞外RNAの侵入阻止や栄養の取り込みなどに関わっている。大腸菌ではRNase T2は細胞内膜の外側に

  • DNAメチル化異常と発がん << 発がん研究部 << 国立がんセンター研究所

    DNAメチル化とは? C→Gという配列(CpG部位)のCは、メチル化されていたり、されていなかったりする。されている場合は、DNAの2鎖の両方がメチル化されている。また、DNA複製時に生じる一方のDNA鎖のみがメチル化されたCpG部位は、メチル基転移酵素の働きにより、両方のDNA鎖がメチル化された状態に戻される。従って、DNA複製後も、メチル化されたCpG部位はメチル化されたまま、されていないCpG部位はされていないままとなる。CpG部位がメチル化されているか、いないかは、いわば、簡単には消えない、ゲノム上のマークとして働く。 一方で、CpG部位のメチル化は、ゲノム内のどこでも重要というわけではなく、CpG部位が密集したゲノム領域(CpGアイランド)のメチル化状態が、重要と考えられている。特に、CpGアイランドが遺伝子5'領域にある場合、その遺伝子の発現スイッチとして働くことが知られる

  • アンチモテキフェロモン - 蝉コロン

    動物, 生殖ScienceShot: An Anti-Aphrodisiac - ScienceNOW ScienceDirect - Animal Behaviour : Female attractiveness modulated by a male-derived antiaphrodisiac pheromone in a plant bug Animal Behaviorって雑誌です。超暇なときに隅々まで読んでみたい気もしますね。タイトルにantiaphrodisiacとありますが、aphrodisiacは催淫剤とか媚薬って意味。 Lygus hesperusで、和名は無いのかも。カスミカメムシの仲間だそうです。こいつらのオスは精包というのを交尾のときにメスへ渡します。精子がいっぱい入っているカプセル。無脊椎動物にはよくあるパターン。で、その交尾なんですけど、この虫のオスは、え

  • 三重水素 - Wikipedia

    三重水素(さんじゅうすいそ)またはトリチウム(英: tritium、記号: T)は、質量数が3である水素の同位体、すなわち陽子1つと中性子2つから構成される核種であり、半減期12.32年で3Heへとβ崩壊する放射性同位体である。三重水素は、宇宙線と大気との反応により、地球全体で年間約72 PBq(7.2京ベクレル[注 1])ほど天然に生成されている[2]。 重水素(2H)と三重水素(3H)とを併せて重水素(heavy hydrogen)と呼ばれることがある。三重水素核は三重陽子 (英: triton) とも呼ばれる。 三重水素は、その質量が軽水素の約3倍、二重水素の約1.5倍と差が大きいことから、物理的性質も大きく異なる。一方、化学的性質は最外殻電子の数(水素の場合は1)によって決まる要素が大きいため、三重水素の化学的性質は軽水素や重水素とほぼ同じであることが多い。同位体効果の項も参照。

    三重水素 - Wikipedia
  • | takのアメブロ 薬理学などなど。

  • 霊長類の核由来ミトコンドリア遺伝子はなぜ早く進化したのか?

    MBEにアクセプトされていた論文が最終的な形で出版されました. Naoki Osada*, Hiroshi Akashi. Mitochondrial-nuclear interactions and accelerated compensatory evolution: Evidence from the primate cytochrome c oxidase complex. Mol. Biol. Evol. (2011) [Link]. 哺乳類の中で霊長類にだけみられる現象として,ミトコンドリアで働いている遺伝子の進化が早いことがあります.特に,核にコードされているミトコンドリア遺伝子ではアミノ酸置換が突然変異率(正確には同義置換率)よりも高くなっているサイトがいくつか発見されており,いわゆる正の淘汰が働いたのだろうと言われていました. ミトコンドリアではミトコンドリアにコードされ

  •  「ゲノムが拓く生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ゲノムが拓く生態学―遺伝子の網羅的解析で迫る植物の生きざま (種生物学研究 第 34号) 作者: 永野惇,森長真一,種生物学会出版社/メーカー: 文一総合出版発売日: 2011/07/09メディア: 単行購入: 4人 クリック: 36回この商品を含むブログ (1件) を見る これは植物の進化生態学にかかる種生物学会のアンソロジーシリーズの一冊.ここ3年は共進化,発芽,外来生物を扱ってきたが,今回はゲノムなどの網羅的解析(オミクス)という手法を植物進化生態学にどう生かせるかという手法的な要素にかかるもの.近年網羅的解析の分析能力が飛躍的に向上しているために様々なリサーチに大きなインパクトがあるわけだが,その最前線の様子が,生態学者,分子生物学者両方の視点から描かれている. 第1部は生態学者による網羅的解析を利用したリサーチ例の紹介. 最初は森長真一によるモデル生物のシロイヌナズナの近縁種で

     「ゲノムが拓く生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • フェロモンによる脳の切り替え 〜男脳と女脳はなぜ生まれる?〜 - Molecular Biology of the Love

    さて、今日はフェロモンの話から少し別方面に話題を展開してみよう。 マウスなどの齧歯類で極めてよく研究されている事なのだが、「フェロモン」と「通常の匂い物質」は鼻の中でも感じている場所が異なっている。どちらも多くの場合、非常に小さな化学物質が、ぷーーーんと空気中を飛んでいて、その物質が鼻にある受容体で受け取られることで、信号が走るわけなのだが、解剖学的に言うと、「通常の匂い物質」は主嗅上皮(MOE)という場所で受容されたあとに主嗅球へと情報が送られる一方、「フェロモン」は鋤鼻器(VNO)という場所で受容されたあとに副嗅球へと情報が送られるという差がある。(写真はOlfactory signalling in vertebrates and insects: differences and commonalities(Kaupp et al. Nature Review 11:188, 201

    フェロモンによる脳の切り替え 〜男脳と女脳はなぜ生まれる?〜 - Molecular Biology of the Love
  • ヒトのフェロモン 〜女の子をメロメロにする男の匂い〜 - Molecular Biology of the Love

    それでは異性をメロメロにするフェロモンとは何なのか? フェロモンとは、体の中で合成された後に、体外へと分泌され、同種の他個体へと情報を伝える物質のことである(一般的に揮発性の小分子であることが多い)。従って、性的なもの以外にも様々な場面で生き物は使っている。例えば、アリがトコトコと列になって餌場と巣を往復する光景を見た事があると思うが、これはそのルート上に道標フェロモンを残していっているからだ。また、スズメバチは攻撃の際に、初めから特攻で刺しにくるわけではない。空中でホバリングしながら、毒液をプシュっと噴射してかけてくる。この毒液の中には「警報フェロモン」という物質が含まれていて、「こいつが敵だ!」という情報を周りのハチへと伝達している。その情報を受け取った巣内のスズメバチ軍団は、一斉に「敵」へと襲いかかるという仕掛けだ。「スズメバチを見てもつぶしてはいけない」と言われる所以もこの警報フェ

    ヒトのフェロモン 〜女の子をメロメロにする男の匂い〜 - Molecular Biology of the Love
  • 分子生物学、分子遺伝学の基礎的知識のページ

    ←酵母(A)、動物(B)、植物(D)細胞における蛍光タンパク標識、および3D電顕(C)による細胞のイメージングとタンパク質・遺伝子発現の局在 基的事項 遺伝暗号(Genetic Code) 遺伝子がコードするアミノ酸 細胞とその構造 mRNAの構造と翻訳ー原核生物   mRNAの構造と翻訳ー真核生物 DNA塩基配列決定の概要と方法の説明 ゲノムライブラリー 分子生物学に関する検索サイト集 生物の進化 mRNA上に残る遺伝子の進化の証拠ー偽エキソンと偽イントロン ヒト3番染色体3p25領域の進化と原ガン遺伝子RAFファミリーの協調進化 ヒト染色体領域の起源と進化と遺伝子の協調的進化-ゲノムのお散歩 Makorin遺伝子の基礎的知識 抗ガン遺伝子MKRN1の由来と進化 亜鉛タンパク質、MKRNファミリー 天然痘ウイルスがコードするMKRNのRING

  • 分子生物学 - Wikibooks

    医学 > 分子生物学 すべての生物は、外見が限りなく多様であっても、その内部は基的に同じである。 彼らの体は階層構造:ヒエラルキーに従って、表皮系だとか骨格系だとか内蔵系といった具合に分けることができる。内蔵系を例にとると、これはさらにそれぞれの臓器系、さらには各々の臓器に分けることができ、それらの臓器は上皮,結合,筋肉,神経の各組織によって構成されている。そして、それらすべては細胞によって形作られる:つまり、細胞は生命の基単位である。細胞にもその機能に応じて様々な種類があるが、それらはいずれもほぼ共通な分子、すなわち生体分子によって構成されている。 そして、それらの生体分子を研究するのが分子生物学 (Molecular Biology) である。 典型的な動物細胞の模式図: (1) 核小体(仁)、(2) 細胞核、(3) リボソーム、(4) 小胞、(5) 粗面小胞体、(6) ゴルジ体、

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