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ブックマーク / www.aist.go.jp (37)

  • 産総研:ゴムをナノメートルレベルの精度で金型成形

    発表・掲載日:2013/08/28 ゴムをナノメートルレベルの精度で金型成形 -カーボンナノチューブを添加することで自在な表面加工が可能に- ポイント 低コストで簡便なため既存のゴム加工プロセスへの適用が容易 ネットワーク構造のカーボンナノチューブ添加でゴムの柔軟性と加工性を両立 濡れ性、密着性、光学特性を制御した高機能ゴム開発への応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ応用研究センター【研究センター長 飯島 澄男】畠 賢治 首席研究員、CNT用途開発チーム 山田 健郎 研究チーム長、関口 貴子 産総研特別研究員は、ネットワーク構造の単層カーボンナノチューブ(CNT)をゴムに分散させることで、従来のゴムでは実現できなかった数百ナノメートルやマイクロメートルの精度でゴム表面を加工する技術を開発した。 ゴムに代表されるエラストマーを

  • 産総研:ウェブ上の音楽コンテンツの関係性を可視化する音楽視聴支援システム

    発表・掲載日:2013/08/27 ウェブ上の音楽コンテンツの関係性を可視化する音楽視聴支援システム -誰でも利用できる音楽視聴支援サービス「Songrium」を一般公開- ポイント 動画共有サービス上の音楽動画60万件の関係性を明らかにする音楽視聴支援サービスを公開 オリジナル楽曲とそれに触発されて生まれた派生作品群との関係性を自動抽出して可視化 オリジナル楽曲間の関係性を「矢印タグ」として誰でも任意に追加でき、音楽発見に活用可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)情報技術研究部門【研究部門長 伊藤 智】後藤 真孝 首席研究員、メディアインタラクション研究グループ 濱崎 雅弘 主任研究員、中野 倫靖 主任研究員らは、動画共有サービス上に無数にある音楽コンテンツやコンテンツ相互の関係性を可視化し、ユーザーが関係性を意識した音楽鑑賞ができる多機能な

    gauqui
    gauqui 2013/08/28
  • 産総研:主な研究成果 状況に応じて物事の意味を柔軟に認識する脳の活動を発見

    脳の嗅周囲皮質に、近い将来の報酬の有無を反映する神経活動を発見 物事の柔軟な認知を支える脳のメカニズムを解明する手掛かり 認知症患者の心の働きへの理解に寄与することを期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ヒューマンライフテクノロジー研究部門【研究部門長 赤松 幹之】菅生 康子 主任研究員、松 有央 研究員、バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】佐藤 主税 研究グループ長と国立大学法人 筑波大学【学長 山田 信博】大学院 人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 大山薫、人間総合科学研究科・医学医療系設樂 宗孝 教授は共同で、同じ事柄を、状況に応じて、異なる意味を持つ事柄として認識するための神経機構が霊長類の脳の嗅周囲皮質に存在することを確認した。 これは、物事の意味を認識する脳の情報処理メカニズムを解明する手がかりになるだけではな

  • 産総研:カーボンナノチューブとリポソームからなる分子伝送システム「ナノ電車」

    発表・掲載日:2012/11/28 カーボンナノチューブとリポソームからなる分子伝送システム「ナノ電車」 -分子を最短ルートで運び、目的位置で降ろす- ポイント 分子伝送システム「ナノ電車」により、電圧をかけることで目的位置まで正確に到達 レーザー光照射によりリポソームが内包する分子を放出 予防医療用の高性能マイクロ流体デバイスへの応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)健康工学研究部門【研究部門長 吉田 康一】ストレスシグナル研究グループ 都 英次郎 研究員らは、公立大学法人 大阪府立大学【理事長・学長 奥野 武俊】大学院工学研究科【研究科長 池田 良穂】河野 健司 教授らと協力して、光によって発熱可能なカーボンナノチューブ(CNT)と特定の温度で内包分子を放出する温度感受性リポソームを組み合せて、電圧をかけることによって目的位置まで正確

    gauqui
    gauqui 2012/11/29
  • 産総研:主な研究成果 多孔性配位高分子に金属ナノ粒子触媒を固定化

    多孔性配位高分子の外表面に凝集させずに、細孔内に金属ナノ粒子触媒を均一に固定化 親水性溶媒と疎水性溶媒を併用する「二溶媒法」により実現 金属ナノ粒子の新しい合成法として広範な分野への応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ユビキタスエネルギー研究部門【研究部門長 小林 哲彦】ナノ機能合成グループ【研究グループ長 清水 洋】 徐 強 主任研究員とアルシャド・アイジャズJSPS特別研究員らは、「二溶媒法」という新しい手法を用いることにより、超微細な金属ナノ粒子の触媒を多孔性配位高分子の外表面に凝集することなく細孔内に均一に固定化することに成功した。 水素貯蔵材料であるアンモニアボランからの水素発生反応において、今回開発した技術を用いて作製した金属ナノ粒子触媒の活性・耐久性は大幅に向上した。技術は、水素エネルギー社会実現のために寄与することが期

    gauqui
    gauqui 2012/11/27
  • 産総研:RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明

    発表・掲載日:2012/09/10 RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明 -ノンコーディングRNA自身の生合成過程と一体化して構築- ポイント RNAを中心に形成される核内構造体を構成するタンパク質を新たに多数同定した。 RNAと複数のタンパク質の協調した働きによって核内構造体が形成される。 この核内構造体が疾患関連タンパク質の機能制御に関わる可能性もある。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)バイオメディシナル情報研究センター【研究センター長 嶋田 一夫】機能性RNA工学チーム 廣瀬 哲郎 研究チーム長、細胞システム制御解析チーム 五島 直樹 主任研究員らは、ヒト細胞核中のNEAT1と呼ばれる、タンパク質をコードしない長鎖ノンコーディングRNA(ncRNA)が、多数のタンパク質とともに細胞内構造体を構築する過程を明らかにした。 これまで

    gauqui
    gauqui 2012/09/10
  • 産総研:光で損傷を修復できるゲル材料

    溶媒として液晶を用いることで、新しい光応答性ゲルを開発 光照射によるゾル-ゲル転移を利用した損傷修復の基技術を開発 コーティング塗料などへ応用することによって、製品の長寿命化に貢献 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】スマートマテリアルグループ 吉田 勝 研究グループ長と山 貴広 研究員は、光照射で損傷を修復できるゲル材料(高分子微粒子/液晶複合ゲル)を開発した。今回開発したゲル材料は、ゲル中にある光応答性材料の光異性化反応によるゾル-ゲル状態の光制御を利用して、微小な損傷であれば、短時間で修復できる。また、この損傷修復は繰り返し可能である。さらに、大きなせん断ひずみによってゾル状態へ転移しても、ひずみを除くと高速でゲル状態へと回復する。 材料のゾル-ゲル状態を光で制御できる技術は材料基盤技術として

  • 産総研:メートル原器の重要文化財指定について

    国際メートル原器と同時に作られた原器30のうちの1東大震災や太平洋戦争の惨禍をまぬがれた白金イリジウム合金製原器 我が国の近代度量衡制度における歴史的、学術的価値が評価される 2012年4月20日に開催された文化審議会において、独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】が所有するメートル原器ならびに関係原器を重要文化財に指定することが文部科学大臣に答申されました。 日の近代度量衡制度における歴史的、学術的価値が評価され、今回の指定に至りました。 1875年にメートル条約が締結され、ヨーロッパを中心に17カ国が批准しました。1876年、メートル条約の付則によって、国際度量衡委員会がメートル原器の製作を開始しました。原器の製作は、熱膨張係数が小さいこと、経年変化が小さいこと、硬いこと、などの要求を満たす、白金90%、イリジウム10%の純粋な合金地金を製作することから始まり

  • 産総研:体の中で狙った機能性分子をつくる技術

    発表・掲載日:2012/04/24 体の中で狙った機能性分子をつくる技術 -光と熱のエネルギーで遺伝子の発現制御を目指す- ポイント カーボンナノホーンに牛血清アルブミンを吸着させた複合体は近赤外レーザー光照射で発熱 この光発熱システムによる生体内での遺伝子発現制御が可能 新しい細胞療法や分子・細胞レベルでの病態の解明のための研究ツールとして期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)健康工学研究部門【研究部門長 吉田 康一】ストレスシグナル研究グループ【研究グループ長 萩原 義久】都 英次郎 研究員らは、産総研 ナノチューブ応用研究センター【研究センター長 飯島 澄男】および国立大学法人 京都大学【総長 松 紘】大学院薬学研究科【研究科長 佐治 英郎】と協力して、光によって容易に発熱できるカーボンナノホーン(CNH)の特性(光発熱特性)を利用して

  • 産総研:リボソームに翻訳以外の機能があることを発見

    リボソーム(16S rRNA)に翻訳以外の機能があることを発見 リボヌクレアーゼT2による細胞内の自己RNAの分解を16S rRNAが阻害 リボソームが持つ生理的に重要な機能の解明につながることに期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】酵素開発研究グループ 宮崎 健太郎 研究グループ長らは、生体内で遺伝情報をもとにタンパク質を合成する「翻訳」機能を担うリボソームがRNA分解酵素であるリボヌクレアーゼ(RNase)の活性を阻害する機能を持つことを発見した。 リボソームは、DNAからRNAに「転写」された遺伝情報をタンパク質へと「翻訳」する役割を担う。一方、RNase T2は、RNAを分解する酵素であり、細胞外RNAの侵入阻止や栄養の取り込みなどに関わっている。大腸菌ではRNase T2は細胞内膜の外側に

  • 産総研 TODAY 2011.11 VOL.11-11

  • 産総研:生体内で発電できる光熱発電素子

    発表・掲載日:2011/10/27 生体内で発電できる光熱発電素子 -光と熱のエネルギーによる体の中での発電を目指して- ポイント カーボンナノチューブの光発熱特性を熱電変換素子に組み入れた光熱発電素子 近赤外レーザー光による生体内での遠隔発電と制御を実証 体内埋め込み型、ウエアラブル型医療機器への新しい電力供給システムとして期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)健康工学研究部門【研究部門長 吉田 康一】ストレスシグナル研究グループ【研究グループ長 萩原 義久】 都 英次郎 研究員らは、光によって容易に発熱可能なカーボンナノチューブ(CNT)の特性(光発熱特性)を熱電変換素子に組み入れることにより、生体内で発電できる新たな光熱発電素子を開発した。 カーボンナノチューブ(CNT)は、ナノ炭素材料の一つとして大きな注目を集めているが、溶媒に分散しに

  • 産総研:インターネット上の動画音声データの検索・書き起こしシステムを実現

    発表・掲載日:2011/10/12 インターネット上の動画音声データの検索・書き起こしシステムを実現 -動画中の発言内容を音声認識でテキストに書き起こして全文検索が可能に- ポイント 動画共有サービスの動画中の音声を認識して全文検索できるウェブ上のサービスを公開 誰でも簡単な操作で音声認識誤りを訂正して読みやすい書き起こしを作成できる 日語に加えて英語の動画音声データの検索・書き起こしにも対応 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)情報技術研究部門【研究部門長 関口 智嗣】後藤 真孝 上席研究員 兼メディアインタラクション研究グループ 研究グループ長と緒方 淳 研究員らは、ユーザーに協力してもらうことで日々性能が向上する音声情報検索技術を開発し、インターネット上にある日語と英語の動画音声データ(動画共有サービスやポッドキャストによって公開されてい

  • 産総研:主な研究成果 脳の「老化」と「若返り」を調節する因子

    ポイント 老化により脳内で新しい神経が作られにくくなる原因の因子を発見 老化で低下した「新しく神経を作る力」が、運動等によって再び活性化するメカニズムを検証 幹細胞を制御する新たな標的因子を用いた疾病予防や創薬・医療開発に期待 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)浅島 誠 フェローと幹細胞工学研究センター【研究センター長 浅島 誠】幹細胞制御研究チーム 桑原 知子 研究員は、筑波大学 人間総合科学研究科 征矢 英昭 教授らと共同で、老化に伴って脳内の神経新生が減衰していく仕組みをマウスを用いて解明し、中心となる因子であるWnt3(ウィント3)とその因子が担っている役割をつきとめました。 「学習」と「記憶」の能力を司る脳内の海馬という部分には神経幹細胞が存在し、大人になっても新しい神経細胞がたえず作られています。海馬で神経細胞の一番下の層を形

  • 産総研 - トピックス - 「世界化学年の女性化学者賞」受賞が決定

    gauqui
    gauqui 2011/06/17
  • 産総研:転写因子Glis1により安全なiPS細胞の高効率作製に成功

    発表・掲載日:2011/06/09 転写因子Glis1により安全なiPS細胞の高効率作製に成功 -Nature 6月9日号に掲載- ポイント 転写因子Glis1の導入によりマウス/ヒトiPS細胞の樹立効率が大幅に改善される。 Glis1は、不完全に初期化された細胞の増殖を抑制し、完全に初期化されたiPS細胞のみを増殖促進させる。 Glis1が初期化を促進する仕組みにも迫る。 前川桃子助教(京都大学ウイルス研究所/同iPS細胞研究所/JST山中iPS細胞特別プロジェクト)と山中伸弥教授(京都大学物質-細胞統合システム拠点/同iPS細胞研究所/JST山中iPS細胞特別プロジェクト)の研究グループは、五島直樹主任研究員(産業技術総合研究所バイオメディシナル情報研究センター/NEDO iPS細胞等幹細胞産業応用促進基盤技術開発)の研究グループとの共同研究で、卵細胞で強く発現する転写因子注1Glis

  • 産総研:新しい「門」アルマティモナデテス

    発表・掲載日:2011/06/01 新しい「門」アルマティモナデテス -細菌の最も上位の分類階級にあたる「門」レベルで新規の細菌を分離培養- ポイント 系統学的に極めてユニークな細菌を水生植物の根圏環境から発見し、分離培養に成功した この細菌が「門」レベルで新規であることを明らかにし、この細菌を代表とする新しい門の学名が正式に認定された 新しい門に属する細菌の純粋分離により、新しい生物機能の発見が期待される 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】生物資源情報基盤研究グループ 玉木 秀幸 研究員、鎌形 洋一 研究グループ長らは、国立大学法人 山梨大学【学長 前田 秀一郎】(以下「山梨大」という)工学部 土木環境工学科 田中 靖浩 助教、森 一博 准教授らと共同で、水生植物であるヨシの根圏環境に生息する系統学

  • 産総研 TODAY 2011.06 VOL.11-06

    光を照射することによって、物質の様々な性質(状態、色、電子的性質など)が劇的に変化する有機材料の研究を行っています。稿で紹介した研究成果は、これまでにない分子設計によって、未知の性質や機能が発現することを明らかにしています。これを突破口に、産業利用可能な新素材の開発を目指しています。 感光性樹脂の現状 水に見られるような、固体(氷)−液体(水)−気体(水蒸気)の状態変化は、通常は熱の移動(温度の変化)によって生じる現象です。一方、光を照射することで、物質の状態が変化する材料に感光性樹脂があり、この材料では光によって液体から固体、固体から液体への変化などが生じます。これらは、印刷版や微細加工技術などに広く用いられ、産業上重要な役割を担っています。しかし、通常の感光性樹脂は、再利用できません。このため再利用可能な光応答性材料の開発は、省エネにつながるグリーンイノベーションの一環として重要な課

  • 産総研 TODAY 2011.05 VOL.11-05

    2009年入所。次世代光周波数標準としての光格子時計の研究・開発を行っています。特に、Sr/Yb光格子時計の開発に従事していて、究極の時計を用いた応用実験などに興味があります。 究極の精密計測 数多くの物理量の中で、現在最も正確に計測できる量は「周波数」です。その周波数計測の精度は、秒の定義を実現しているセシウム原子時計で決まり、およそ15桁に達します。つまり周波数計測に関する実験結果は、15個の数字が並ぶような値になります。このような精密な周波数計測がGPSや高速データ通信など、現在の科学技術を根底で支えています。 セシウム原子時計は、その発明以来もっとも精密な時計でしたが、現在それが置き換えられようとしています。その有力な候補の一つが、「光格子時計」です。産総研では、これまで東京大学の香取教授のグループと協力してストロンチウム(Sr)を用いた光格子時計の実証実験を行いました。さらにイッ

    gauqui
    gauqui 2011/05/02
    『現在、私たちはYb光格子時計の性能向上に努めていますが、近い将来その周波数精度は、秒の定義であるセシウム原子時計を上回ると考えています。』
  • 産総研 TODAY 2011.05 VOL.11-05

    長谷川 達生 はせがわ たつお(右) フレキシブルエレクトロニクス研究センター  副研究センター長 (つくばセンター) 軽量、大面積で折り曲げ可能なディスプレイや光発電装置の実現に向けて、シリコンなどの無機半導体の代わりに、炭素化合物による有機半導体を用いてトランジスタや太陽電池をつくる有機エレクトロニクスの基礎研究に取り組んでいます。 有機太陽電池の現状 現在主流である結晶シリコン系太陽電池と異なり、有機太陽電池は軽量で折り曲げ可能な太陽電池シートとして製造できることから、世界中で研究開発が行われています。しかし、有機太陽電池の変換効率は、ここ数年で7 〜 8 %にまで向上されているものの、実用化にはさらなる高効率化が必要です。高効率化を妨げている要因には、1.太陽光エネルギーの約4割を占める近赤外光の利用が困難なこと、2.光励起状態が著しく短寿命で、電気エネルギーに変換される前