タグ

ブックマーク / www.style.fm (24)

  • 今こそ語ろう『天元突破グレンラガン』制作秘話!! 第1話 お前のドリルで天を突け!

    2007年のアニメ界でも最大級の話題作となったTVシリーズ『天元突破グレンラガン』。“21世紀におけるロボットアニメの大命”をキャッチフレーズとしたGAINAX渾身の作品であり、初のシリーズ監督を務めた今石洋之監督にとっても新たな代表作となった。放送終了後もDVDは好調なセールスを上げ、深夜帯での再放送でも新たなファンを獲得し続けている。それに合わせ、WEBアニメスタイルでは『天元突破グレンラガン』全27話の各話解説インタビューを敢行。今石洋之監督、そして副監督を務めた大塚雅彦のお2人に、大小さまざまな思い出話をざっくばらんに語ってもらった。 第1話 お前のドリルで天を突け! 脚/中島かずき 絵コンテ/今石洋之 演出/大塚雅彦 作画監督/錦織敦史 原画/大塚健、向田隆、末冨慎治、菅沼栄治、山田勝哉、小松田大全、鈴木勤、友田政晴、西沢千恵、杉江敏治、二宮壮史、雨宮哲、山口智、小竹歩、長谷

    gauqui
    gauqui 2013/01/05
    『天元突破グレンラガン』制作秘話 第1話 お前のドリルで天を突け!
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第187回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その14

    この原稿が更新される頃、実は僕、ちょうど中国にいる予定。とある新作TVシリーズのロケハンで監督と美術さんと三人で中国某所へ出かけております。ああ、久しぶりの中国。香港以外では数年ぶりの中国、しかもちょっと地方であります。 しかし、監督も僕も超多忙。なんとか捻り出したのが3泊4日の強行スケジュール。早朝成田を発って現地到着がシッカリ夜。しかも時差ありな感じ。しかも国内線の乗り継ぎとか、若干のドキドキも! そんな感じで、果たしてちゃんと帰ってこられるのか?(いや、そんなに奥地に行くわけじゃないです(笑)) そちらの作品はまだまだ情報公開前ですが、秋になれば告知ができるかな? と。そっちも乞うご期待です! さてさて。 第12話 「僕たちを巡る輪」 絵コンテ/幾原邦彦・柴田勝紀 演出/柴田勝紀 色指定/秋元由紀 桃果が失われたのは自分のせいだと語り始める晶馬。晶馬によって語られる16年前の「事件

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第186回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その13

    今年は何年かぶりで東映アニメーションさんでお仕事しています。ほぼ毎日、大泉のスタジオに通っているのですが、机を置かせてもらっているのは3階。3階までは階段で上ります。ところが、なんかおかしい。やたらとその昇りが疲れるのです。なんでだ? で、いろいろ確認してみたんですが、ああ! 階段の段数が多いのです! というのもこのスタジオ、各階の天井がやたらと高い。どのくらい高いかというと、作ろうと思えば各階に余裕でロフトが作れるほど。そんなワケなので3階建ての建物でありながら実は実質の高さは4階建てなのです! 普通、マンションとかの各階の間の階段の段数は13段ほど。なので3階建てならば26段。ところが大泉スタジオではそれが各階22段ずつ。3階まで上がると40段を越えて、それって普通の建物の4階に相当するわけです。 ああ、これかあ! つまり、3階のつもりで上がっている階段で、実は4階建て相当の移動のエネ

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第185回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その12

    最近、ようやく(ようやく!)体重を気にかけるようになりまして、毎朝ちゃんと体重計に乗るようにしています。この文章を書いてる今朝は81.2キロ。ここに来て若干増えました。先日の中華料理の宴のせいか、プラス1キロ。そういえば先月、1週間に3日焼肉だったときも一気に2〜3キロ増えてビックリでしたが(笑)。でもまあなんとか80キロまで押さえ込んでます。 ちなみに、僕の身長をベースに算出した標準体重の目安で行くと、あと10キロは減量が必要です(笑)。 僕らの仕事は長時間座りっぱなしが多いので、ちょっと油断してるとすぐに体重が増えちゃうんですよ。外が多いのも原因のひとつ。最近はスタジオでの事の中心をパン+牛乳にシフト。出来るだけ脂っこいモノは避けるようにコントロール。これでだいぶ落ち着いてます。目指せ! 夢の70キロ台! でもねえ、ストレス溜まってくると、無性に脂っこいモノがべたくなるんですよ

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第184回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その11

    気がつけばもう6月なわけで、4月にスタートした新番組たちもだいたい10話を越えて、1クールものはもうすでにクライマックスだったりですね。僕が参加してる『聖闘士星矢Ω』は予定では一応1年もの。ようやく序盤の最初のヤマ場を越えたところです。この先次のヤマ場へとお話は着々と進んでいきます。 旧作から観ていただいている方々の中には旧作の『聖闘士星矢』とずいぶん違ってることに戸惑われてる方もいらっしゃるかと思いますが、これが新しい『星矢』であります。新しいスタッフたちが新しいテンポで作り出す新しいキャラたちとそのお話を楽しんでいただければと思います。僕もね「ああ、なるほど!(笑)」と日々感心しながらたくさんアイデア出して一緒に楽しんで作ってますよ。なかなか大変ですが(笑)。 そんな『聖闘士星矢Ω』、みなさんよろしくであります! さてさて。 第9話 氷の世界 絵コンテ・演出・作画監督/武内宣之 色指定

  • WEBアニメスタイル | 「TVアニメ50年史への道」バックナンバー

    BACK NUMBER ■12/06/04 はじめに――TVアニメ50年史への道 ■12/06/04 第1回 1963年(昭和38年) TVアニメの時代が始まる ■12/06/11 第2回 1964年(昭和39年) 新規制作会社続々参入 ■12/06/18 第3回 1965年(昭和40年) 初のカラーTVシリーズ登場 ■12/06/25 第4回 1966年(昭和41年)少女向けアニメほか多彩なジャンルが登場 ■12/07/02 第5回 1967年(昭和42年)格的ギャグアニメの挑戦と挫折

  • WEBアニメスタイル | TVアニメ50年史のための情報整理 第2回 1964年(昭和39年) 新規制作会社続々参入

    1964年は、新規の制作会社が次々と参入し、60年代を代表する主要6スタジオが出そろった年である。 1月には、辻なおき原作による『0戦はやと』がフジテレビ系でスタート。製作を手がけたピー・プロダクションは、漫画家うしおそうじこと鷺巣富雄が'60年7月に設立したスタジオだ。鷺巣は戦前、戦中と東宝撮影所の特殊技術課・線画室に所属し、セルアニメにとらわれない特殊撮影全般に対して深く経験を積んでいた。後に同社は『マグマ大使』(66)をはじめとする特撮テレビシリーズで一時代を築くことになる。 8月には『ビッグX』が放映開始。現在まで続く老舗・東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)の記念すべき第1作だが、手塚治虫原作ということで、虫プロ作品と混同する視聴者も少なくなかったという。同社は人形映画を制作していた“東京人形シネマ”社長の藤岡豊が、TBSの要請により設立した制作会社である。 竜の子プロ

  • WEBアニメスタイル | フランス映画祭2012上映作品『アーネストとセレスティーヌ』に注目!

    フランス映画祭2012上映作品 『アーネストとセレスティーヌ』に注目! 今年でめでたく20回目を迎える「フランス映画祭」が、6月21日より4日間、東京・有楽町マリオンの2会場で開催される。今回の上映作品の中には、長編・短編合わせて3の新作アニメーションが含まれている。 長編『アーネストとセレスティーヌ』は、ベルギー出身の女性絵作家、ガブリエル・バンサンの代表作「くまのアーネストおじさん」シリーズの映画化。大きくて無愛想なくまのアーネストおじさんと、小さなネズミの女の子セレスティーヌの出会いと冒険を描いた、ハートウォーミングな作品だ。淡い水彩画タッチの可愛らしい絵柄と、表情豊かで緩急に富んだ作画が魅力的。下記リンクは映画編からの抜粋映像。 監督は、短編『ネズミのしっぽ』が各国映画祭で好評を博したベンジャミン・レネールと、日でもDVDリリースされたアヌシー映画祭グランプリ作品『パニック

  • WEBアニメスタイル | TVアニメ50年史のための情報整理 第1回 1963年(昭和38年) TVアニメの時代が始まる

    1963年は、日初の30分TVアニメシリーズ『鉄腕アトム』が放映開始された年である。 1月1日の18時15分、フジテレビにて作はスタート。製作を手がけたのは、漫画の神様・手塚治虫率いる虫プロダクションだ。無類のデイズニーファンとして知られ、以前からアニメーション制作に強い関心を抱いていた手塚は、東映動画の劇場用長編作品『西遊記』(60)への参加を経て、61年、自宅の敷地内に自身のスタジオを設立した。実験映画的な短編『ある街角の物語』(62)に続き、わずか40名強の少人数スタッフとともに、この『鉄腕アトム』に着手。週1回、30分放映というTVシリーズの制作ペースは、当時の同業者の眼には無謀とも映る挑戦であった。それを可能としたのは、“3コマ撮り”を主体とした作画や“口パク”“バンクシステム”など兼用セルの多用などによる徹底した作画枚数節減の試みであり、同時に手塚自らがTV局及び代理店に当

  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第266回 峰不二子を描いた男(後編)

    第266回 峰不二子を描いた男(後編) 90カットほどラフ原(そのうち半分はしっかり原画まで)描きました! あ、前回の続きで『LUPIN the Third 峰不二子という女』第5話の話です。小池健さんのキャラがカッコいいのでたくさん原画描きたかったし、コンテ切ってる際、結構具体的に作画プラン(例えば「ここはキャラ止めで炎だけで6枚リピートか」など)ができてたので こりゃ、スケジュールが短いからこそ逆に自分がガシガシ原画描いた方が早い! と思ったのでした。で、俺の描いたシーンは最初と真ん中とラスト。具体的には、 冒頭、コテージのプールサイドでのルパンと不二子(全裸)のやりとりを丸々(サブタイ前すべて) 中盤、崖っぷちを歩く次元のなかなか火が点かないライター〜ファラオの仮面が割れてルパン登場〜ルパン・次元発砲まで ラスト、ピラミッドの外でのルパンVS次元と去る不二子のシーン丸々(最後まで)

  • WEBアニメスタイル_特別企画 鶴巻和哉が語る『トップをねらえ2!』秘話 第1回 旧『トップ!』はオタク否定の作品だった?

    いよいよ最終巻を迎えた『トップをねらえ2!』。マニアックOVA金字塔の続編である事と、俊英・鶴巻和哉の監督作品である事で話題となった作品だ。シリーズ終盤の仕掛けに驚いたファンも多かった事だろう。今回のインタビューでは、企画の成り立ちから、鶴巻監督の旧『トップをねらえ! Gunbaster』への想い、テーマに関する事など、色々なお話をうかがった。なお、インタビューには佐藤裕紀プロデューサーにも同席していただいた。最終回の展開についても触れているので、未見の方はちゃんと編を観てから読む事をお勧めする。 ●プロフィール 鶴巻和哉 1966年(昭和41年)2月2日生まれ。新潟県出身。血液型A型。高校卒業後、専門学校を経て、スタジオジャイアンツでアニメーターとしてデビュー。その後、ガイナックスに籍を移し、アニメーター&演出家として活躍。『ナディア おまけ劇場』で演出デビュー。『新トップをねらえ! 

    gauqui
    gauqui 2012/05/17
    鶴巻和哉が語る『トップをねらえ2!』秘話 第1回
  • WEBアニメスタイル_もっとアニメを観よう

    ―― 今回の企画の趣旨からお願いします。 小黒祐一郎 僕らが若い頃と違って、今、とにかくアニメの数が多いよね。そこで、色んな人に若い人に観てもらいたい20を選んでもらって、なるべく無駄なく、若い人がよい作品を観られるきっかけにしよう、というシリーズとして考えたわけです。それで、最初に「アニメスタイル」でお馴染みの井上さん、今石君と、僕の3人の座談会というかたちでやってみたい。 ―― なるほど。 小黒 僕は、特に、アニメマニアになれるような作品を紹介したいと思う。あらかじめ言っておくと、勿論、マニアになる必要はないんだけど、なりたい人もいるんじゃないかと思ってね。それに僕の仕事としては、マニアがもうちょっと増えてくれた方がありがたいから(笑)。 井上俊之 なるほど、分かるよね。俺の狙いは小黒君とはちょっと違って、俺たちの世代と似た資質のアニメーターに入ってきてほしいと思って参加したんだ。こ

    gauqui
    gauqui 2012/05/16
    02年。井上・今石・小黒座談会(1)
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第265回 峰不二子を描いた男(前編)

    第265回 峰不二子を描いた男(前編) 前回の続きで『ルパン』の話。つまり自分にとって『ルパン』はかなり思い入れのあるシリーズだという話が前回でした。で、 『LUPIN the Third 峰不二子という女』第5話「血濡れた三角」 です! 今回のお話は山沙代監督から直接電話をいただきました。たしか『ベン・トー』が動き出して間もなくだったと思います。「次のシリーズでコンテ・演出で参加してほしい」との事で「タイトルは? 内容は?」と訊くと、なんと『ルパン三世』だというではありませんか! 羨ましい……。でも、もっと詳しく訊いたら、 だというのでした! それを聞いた瞬間、 『ミチコとハッチン』の山沙代監督が描く「峰不二子」って間違いなく面白くなる! と思い、即、 って、やる事にしました。さらに と自分の希望を付け加えてOKをもらったんです。次元が大好きなんです、自分。 目立ちたがりの主人公の徹

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    いやはや、ついに『時をかける少女』が公開ですね。自分が行った映画館には多くの人が入ってまして、安心しました。しかし、もうほんとに『時かけ』は面白い! 初日、2日目、3日目と行きましたが、何度観返しても震えが……いや、繰り返して観れば観るほど感動が倍加して止まらないんですけど、どうしましょうかね。 というところで、まだまだ紹介したい細田作品は山積みなのですが、今回は一休み。別の方を紹介しましょう。細田さんとも仲良しで、演出の傾向もよく似ている。ある意味、兄弟のような存在の橋カツヨさんです。 細田守は知ってるけれど、橋カツヨって誰? 別の人を紹介するぐらいだったら、もっと細田作品を紹介せよ。そうおっしゃる方も多いかもしれませんね。でも、細田守と橋カツヨはお互いに影響しあい、それぞれ高め合っているという盟友同士。彼を外して細田を語る事はできないのです。細田守自身、橋カツヨに影響を受けた(

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第182回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その9

    4月1日から放送の始まる新番組TVシリーズ『聖闘士星矢Ω』。その作業やら、まだ発表になってない短編作品やら、もうひとつ別の短い尺のTVシリーズやら、そんなこんなでいっぱいいっぱいになりつつあって、そのせいもあって原稿をまた落とし気味。どうもゴメンナサイ。 で、その『聖闘士星矢Ω』、放送開始直前の今月末に映画館でオールナイトでイベントやることに。なんとまあワールドプレミアとかって、そんな大きな話になってます(汗)。日国内だけではなく、海外でも人気の高い『聖闘士星矢』ですからね。それにしてもビックリです! 東映作品で放送始まる前にこんなイベントやるのって、いままでなかったですよね? ……ちょい緊張。 それにしても、ああもう今月もホントにあとわずか! もうすぐ皆さんに見ていただけるとこまで来ちゃいました(汗)。みなさん、『聖闘士星矢Ω』、どうぞよろしくお願いいたします! さてさて。 第7話 タ

    gauqui
    gauqui 2012/03/22
    聖闘士星矢Ωにも参加なのか
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第180回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その7

    ただいま東京・池袋のサンシャインシティにあるナムコ・ナンジャタウンにて『輪るピングドラム』とのコラボ企画「ナンジャタウンで生存戦略ー!!」が開催されております。で、そこへ先日ピンドラスタッフ数名で行って参りました。一緒に行ったのは脚の伊神さん、助監督の山崎さん、キャラデの西位さん、演出の金子さん、そして僕。来場者用の寄せ書きノートにみんなで描いたり、記念写真撮りあったり、企画モノのスウィーツたちをみんなでべまくったり、5人でワイワイがやがやまるっきり遠足でありました(笑)。いやあ、楽しかったです。 それにしても、こういうタイアップやコラボレーションのイベントって以前の僕はちょっと斜に構えちゃって敬遠してたんですが、なんか『ピンドラ』のイベントは不思議と行きたくなっちゃうんですよね。でもね、当然一般の『ピンドラ』ファンの方々がいらっしゃってるワケじゃないですか。そんな方たちが真剣に展示に

  • WEBアニメスタイル_特別企画

    「『アニメラマ三部作』を研究しよう!」の第2弾は、杉井ギサブローへのインタビューだ。『タッチ』や『銀河鉄道の夜』等を手がけた監督として知られる彼だが、敏腕アニメーターとしての一面も持ち、アニメラマの3作品ではアニメーション監督、あるいは原画マンとして腕をふるっている。『千夜一夜物語』と『クレオパトラ』では、アーティスティックなエロティックシーンを担当。これも、彼ならではの仕事と言えるだろう。 2004年2月3日 取材場所/東京 グループ・タック 取材/小黒祐一郎、原口正宏 構成/小黒祐一郎 協力/コロムビアミュージックエンタテインメント、虫プロダクション PROFILE 杉井ギサブロー(SUGII GISABURO) 名は杉井儀三郎。1940年(昭和15年)8月20日生まれ。1958年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社。虫プロダクションを経て、1967年にアートフレッシュを設立。

    gauqui
    gauqui 2012/02/29
    「アニメラマ三部作」を研究しよう 杉井ギサブロー インタビュー(前編)
  • WEBアニメスタイル_特別企画

    アニメラマDVDシリーズが、廉価版となって再発売される。それに合わせて、2004年にWEBアニメスタイルの旧サイトに掲載した「『アニメラマ三部作』を研究しよう!」シリーズを再アップする。 以前にも「編集長のヒトコト」で触れたが、虫プロダクションは『千夜一夜物語』(1969年)、『クレオパトラ』(1970年)、『哀しみのベラドンナ』(1973年)と、3の「大人のための」劇場アニメーションを作っている。3作とも、非常に意欲的な内容であり、アニメ史においても重要な作品である。にもかかわらず、エロチックな部分が多いためか、ほとんど振り返られる機会がなかった。 今回のDVD化のお手伝いをさせていただき、改めて資料をチェックし、また、スタッフに話を聞く事ができた。それは予想以上に興味深い内容だった。ここで、その成果を発表していく。まずはこの3作で監督をつとめた山暎一のインタビューから始めたいと思う

    gauqui
    gauqui 2012/02/29
    「アニメラマ三部作」を研究しよう 山本暎一インタビュー 第1回
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第178回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その5 3.11その時……

    北の海、オホーツク海沿岸に、今年も流氷が来ているようです。 流氷、これがね凄いんですよ! 僕はこれまで3回ほど、流氷見るためにこの時期の網走に行きました。ビッシリと海を埋め尽くす美しい白さ、海岸に打ち寄せ、すべてを閉じ込めてしまう氷の圧倒的な質量美。もうね、一度は皆さんも見ていただきたいのでありますね。こうして書きながら、ああ、今年なんとか行ってきたいなあ。もう前回から何年経った? 毎年ビミョウに行きそびれちゃってるのです。 そして、忙しければ忙しいほど、行きたくなる!(←逃避行動らしい) さあて、実際どうなんだろ? ホントに行けるスケジュール的隙間はどこに?(汗) さてさて。 3月11日午後2時46分。3話の美術打ち合わせが終わって僕は、スタジオ近所のフレンチで遅めのランチ。ちょうどべ終わってお店のオーナーと談笑していたその時でありました。ゆっくりと長めの揺れが始まって次第にその揺れ幅

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第177回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その4

    いよいよ春に向けて各社いろんな作品が動いておりまして、こんな僕も4月スタートの作品にいくつか声をかけていただけました。で、その1が先日発表になりました。『聖闘士星矢Ω』。もうね、オリジナルの新作TVシリーズであります。 実は去年「星矢やる」というウワサが流れてきた時にはまるで他人事であったんですが、なんと僕にお話が来まして、正直ビックリでありました。それでも、もしリメイク作品だったらお断りしようかと考えてたんですが、新しいお話、しかもオリジナルということ。それならばお手伝いしたい、と考えたのでありました。 それにしても、みんな新しいスタッフ! なんと最初のシリーズからのスタッフは僕1人になってしまいました!(笑) で、大変です(笑)。なんといっても4月オンエア! ああ、時間があ……。 でも、とにかく頑張ります! よろしくお願いいたします! さてさて。 第2話 危険な生存戦略 絵コンテ・演