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2012年3月22日のブックマーク (32件)

  • 佐々木健一 日本大学教授「芸術は終わったのか?」(2011.09.16) | 京都大学新聞社/Kyoto University Press

    現代アートの作品を見たときの、あれやこれの疑問と混乱。どこか納得しないまま展覧会を後にした経験が一度はあるだろう。現代アートとどう接すればよいのか、社会の中における芸術の現在位置はどこか。著作『美学への招待』(中公新書)で平易な文章で美学を紹介する、佐々木健一・日大学文理学部教授まで話を伺った。(鴨) ささき・けんいち 1971年、東京大学大学院人文科学研究科美学藝術学博士課程を修了。76年から埼玉大学助教授。その後東京大学文学部助教授をへて、89年に同大学教授。2004年に定年退職し、現在は日大学文理学哲学科教授。東京大学名誉教授。著書に『美学辞典』(95年、東京大学出版会)、『フランスを中心とする18世紀美学史の研究―ウァトーからモーツァルトへ』(99年、岩波書店)、『美学への招待』(04年、中央公論新社)ほか多数。 芸術に対する素朴な疑問 ―現代アートが分かりません。 それは現代

    佐々木健一 日本大学教授「芸術は終わったのか?」(2011.09.16) | 京都大学新聞社/Kyoto University Press
  • 編集出版組織体アセテート│アドルフ・ロース著作集1『虚空へ向けて』

    Warning: include(/home/acetate/public_html/header.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/nakatani-seminar/www/acetate/bookdata/021/021.php on line 21 Warning: include(): Failed opening '/home/acetate/public_html/header.php' for inclusion (include_path='.:/usr/local/php/7.4/lib/php') in /home/nakatani-seminar/www/acetate/bookdata/021/021.php on line 21 アドルフ・ロース著作集1『虚空へ向けて』

  • アメブロのアクセス数がジャブジャブに水増しされている理由を勝手に推測する|More Access! More Fun

    ブログのエントリーにも、瞬発型とロングテール型がある。ずっと前に書いたのだが、いまだに毎日600人に読まれ続けている、「店舗や会社のブログをアメブロやFC2でやってはいけない3つの理由」というエントリーが後者の典型だ。さぞかしアメブロもFC2も苦々しいだろうが、当のこと言ってるだけだし知り合いもいないからノープロブレム。 で、このエントリーの中で、仕事で使うならこういう無料ブログで書かないで、自分で格安サーバ借りて自分のドメインで書く方がずっとメリットがあるよと、わたくし言っております。しかし実際にサーバを借りて移転して、アメブロには「移転しました」っていう告知を書いてという手順を取ると・・・ アクセスがめちゃくちゃ落ちた・・・ という声がけっこう上がります。はっきり言います。落ちたんじゃありません。もともとアクセス無かったのです。アメブロのアクセス解析はジャブジャブに水増しされていたの

    アメブロのアクセス数がジャブジャブに水増しされている理由を勝手に推測する|More Access! More Fun
  • ラカンの「欲望に関して譲歩するな」と、バブリーな消費主義 - @schizoophrenie さん

    schizoophrenie @schizoophrenie 「欲望に関して譲歩するな」は、マーケティングの論理による欲求や要求の満足に抵抗して、他のものautre choseがあることを決然と示し、それを大義とせよ、という意味。なのに、なぜかミメーシス的な「欲しい物が欲しいわ」と混同されて、ブヒブヒ消費しまくれ、という話に誤解される。 2012-03-20 14:21:08 schizoophrenie @schizoophrenie 原和之:欲望・無限・美 : アンティゴネの「輝き=分裂」 http://t.co/y6YFknRL ミメーシス的な「他者の欲望」と自己の固有性の相のもとにある「欲望」の区別については、この文献が参考になるでしょう。両者は全然異なるものだが、しばしば混同されている。 2012-03-20 15:12:02 schizoophrenie @schizoophr

    ラカンの「欲望に関して譲歩するな」と、バブリーな消費主義 - @schizoophrenie さん
  • ドゥルーズの解釈よるフーコー権力論 と質疑応答 by國分功一郎さん

    KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion ゼミでずっとフーコーの『狂気の歴史』を読んでいる。この当に難しいが、当に面白い。いまは、フーコーのの中で一番すきだ。今日やったところは、18世紀の狂気の認識の話。

    ドゥルーズの解釈よるフーコー権力論 と質疑応答 by國分功一郎さん
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第182回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その9

    4月1日から放送の始まる新番組TVシリーズ『聖闘士星矢Ω』。その作業やら、まだ発表になってない短編作品やら、もうひとつ別の短い尺のTVシリーズやら、そんなこんなでいっぱいいっぱいになりつつあって、そのせいもあって原稿をまた落とし気味。どうもゴメンナサイ。 で、その『聖闘士星矢Ω』、放送開始直前の今月末に映画館でオールナイトでイベントやることに。なんとまあワールドプレミアとかって、そんな大きな話になってます(汗)。日国内だけではなく、海外でも人気の高い『聖闘士星矢』ですからね。それにしてもビックリです! 東映作品で放送始まる前にこんなイベントやるのって、いままでなかったですよね? ……ちょい緊張。 それにしても、ああもう今月もホントにあとわずか! もうすぐ皆さんに見ていただけるとこまで来ちゃいました(汗)。みなさん、『聖闘士星矢Ω』、どうぞよろしくお願いいたします! さてさて。 第7話 タ

    gauqui
    gauqui 2012/03/22
    聖闘士星矢Ωにも参加なのか
  • 縄文研究の地平2012: 第2考古学

    第2考古学とは、何か? それは、日の考古学で主流をなしている編年研究や文化史的考古学すなわち過去についての知識ではなく、考古学という学問独自の思考方法を考える研究である。 縄文研究の地平2012 -武蔵野・多摩地域の集落調査が問いかけたもの- 日時:2012年3月10日(土) 13:00~16:50 場所:東京都埋蔵文化財センター会議室 主旨説明 「縄文研究の地平2012 -集落調査の地平-」小林 謙一 基調講演 「1960・70年代の縄文集落研究」安孫子 昭二 研究発表1「集落研究の基礎になる単位時間 -住居の存続時間-」黒尾 和久 研究発表2「回顧と展望 -集団領域論とセツルメントパターン論-」中山 真治 研究発表3「縄文集落と景観考古学」山 典幸 割り当てられた時間は僅か45分という最後の討論の場では、多摩ニュータウンNo.446遺跡のある3軒の住居跡のうちの2軒が同時に存在して

    縄文研究の地平2012: 第2考古学
  • 必要なのは、《超越性≒不連続》の技法論 - Freezing Point

    「ラカンの「欲望に関して譲歩するな」と、バブリーな消費主義 - @schizoophrenie さん」(togetter) ラカン派の超越性のかなめが《欲望》であるとして*1、 アンティゴネに相当する葛藤は、日の日常で言えば何に当たるのでしょう。 あるいは例えば、次のような疑問があります。 アンティゴネの欲望と、「分析の欲望」は、同じものでしょうか。 cf. 『ジャック・ラカン 精神分析の四基概念』末尾より: 《分析*2の欲望は、純粋な欲望ではありません。それは絶対的差異を得ようとする欲望です(Le désir de l’analyse n’est pas un désir pur. C’est un désir d’obtenir la différence absolue)》。 「純粋な欲望」も「絶対的差異」も、よく分からないままです。 ドゥルーズ/グァタリとのちがいを検討するなら

    必要なのは、《超越性≒不連続》の技法論 - Freezing Point
  • 石田徹也 V.S. 友原康博 | LOVE LIKE DEATH

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    石田徹也 V.S. 友原康博 | LOVE LIKE DEATH
    gauqui
    gauqui 2012/03/22
  • 「言葉のアール・ブリュット 友原康博展」 - japanese artist file

    おしらせです。5月に神戸で開催される展覧会「言葉のアール・ブリュット 友原康博展」でのトークイベントを行います。 「言葉のサラダ」とも言われる特異な言語感覚で、鋭く社会に突き刺さるメッセージを放ってきた統合失調症の詩人、友原康博。まさに「言葉のアール・ブリュット」とも言うべきその詩は、具体美術協会の嶋昭三氏や浮田要三氏、『珍日紀行』で知られる写真家の都築響一氏といったアーティストを魅了してきました。展はその特異な言語世界を、貴重な生原稿で展示するものです。 友原が集中的に詩を書き綴ってきたのはなんと中学生の頃ですが、1995年に刊行された詩集『いざつむえ 友原康博詩集』は現在では入手困難となっており、古書がプレミア付きで取引されるほど。会期中にはその魅力を考えるトークショーも行います。 トークショーは2部制となっており、1部のゲストは友原さんの「第一発見者」である、美術作家の嶋昭三

    「言葉のアール・ブリュット 友原康博展」 - japanese artist file
    gauqui
    gauqui 2012/03/22
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  • 日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/嶋本昭三オーラル・ヒストリー

    昭三オーラル・ヒストリー 2008年8月30日 兵庫県西宮市 アート・スペースにて インタヴュアー:加藤瑞穂、池上裕子 書き起こし:鈴木慈子 公開日:2009年6月1日 池上:先週は具体美術協会の1950年代から60年代の活動について、主にお聞きしました。今日は1960年以降の、後期と呼ばれてるんでしょうか、具体美術協会の活動について、お聞きしていきたいと思います。60年代の前半に新しくメンバーがどんどん加入されていったかと思うんですけれども。嶋先生のご紹介で入ってきた方々というのは、どのような方たちがいらっしゃいますか。 嶋:60年にはどうやったかな。金木(義男)なんかはどうやったかなあ。おもしろい弟子がおりましたけどね。基的、大ざっぱに言ってね、僕らはじめ50年代は、とにかく新しい運動をやろうということで、先生とこへ、割合ね、必死になってやってたんですけど。60年代ぐらいにな

    gauqui
    gauqui 2012/03/22
  • 貨幣と穢れ - Living, Loving, Thinking, Again

    お金の成り立ちとその背景 -NHKスペシャル「ヒューマンなぜ人間になれたのか第4集」より-」http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20120301/p1 以前言及したときは「ネアンデルタール人」に関してコメントしただけだったのだが*1、上記のエントリーの体に関して、貨幣の呪術・宗教的側面というか禍々しさが等閑視されているんじゃないかという不満を感じていたのだった。 貨幣というものが孕む禍々しさを考える初歩として、新谷尚紀『なぜ日人は賽銭を投げるのか』から少しメモしていきたい。 「厄年や年祝いに際してみられる銭撒きの例」―― 伊勢湾の入口にある神島や、大分県米水津村で行なわれている銭撒きの習俗は、年の数だけお金を撒くものである。四十二歳はまだよいが、六十歳の還暦には大変だという。千円札だと六万円、一万円札だと六十万円も撒かなければならない。百円玉を六十個撒い

    貨幣と穢れ - Living, Loving, Thinking, Again
  • 古代楽器パンフルートが、モダンなスイスに復活 本場でプロ級奏者として花開く、日本人のシドラ房子 | JBpress (ジェイビープレス)

    ルーマニアで長く愛されてきたパンフルートという民族楽器は、日ではマイナーな存在。楽器について知っている人もあまりいないし、アマチュア奏者も少ない。 プロの演奏家は数人いる程度だ。一方、ヨーロッパでは、地元ルーマニアと近隣スイスで非常にポピュラーだ(文中敬称略)。 スイスでは、パンフルートは子供の習い事

    古代楽器パンフルートが、モダンなスイスに復活 本場でプロ級奏者として花開く、日本人のシドラ房子 | JBpress (ジェイビープレス)
  • ギリシャのデフォルト:待ち時間は終わった

    最後には、大半の債権者が黙って従った。複雑極まりないプロセスを経て、ギリシャ国債を保有する民間債権者の大半は3月9日までに、手持ちの国債を、額面が古い国債の半分にも満たず、表面利率が低く、期限の長い新発債と交換することに同意した。 史上最大のソブリン債務の再編によって、ギリシャは約3500億ユーロに上る債務のうち、約1000億ユーロを帳消しにすることができた。 今回の債務再編は、不良債権に対する一種の保険であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のソブリン債への支払いに対する金融システムの抵抗力を試す最初の試験にもなるだろう。 「自発的」な損失負担で済まず、クレジットイベントになった理由 ギリシャの法律に基づいて発行された1770億ユーロのソブリン債のうち、1520億ユーロ分を保有する債権者が債務交換に同意した。 残りの債権者(交換の申し出に返答しなかった債権者や、交換に反対した約9

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    gauqui 2012/03/22
  • econdays.net - econdays リソースおよび情報

    This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.

  • 藤村龍至 「情動」から「有意」へ|オランダ建築の現在 <norss>1/2</norss>

  • Rue89Japon» ブログアーカイブ » 高級ブランドとポルノの間で、「Tumblr(タンブラー)」が驚異の急成長を遂げている

    Rue89Japonミニブログサービスのプラットフォーム「タンブラー」が、利用者数ではフェイスブックやツイッターのレベルに至らないものの、飛躍的な成長を遂げている。その秘密に迫ろう。 写真:タンブラーのブログのプラットフォーム(パソコン画面のキャプチャ) タンブラーのブログ利用者数は、アメリカの42.31パーセントに対し、フランスでは人口比1.89パーセントに留まっている。しかし、このソーシャル・ネットワーキング・サービスを支持する人の数は、その他の国々と同様にフランスでも急増しており、とりわけフランス語のサービスが開始された2月以降顕著だ。 タンブラーは2007年にサービスが開始された。そして2010年8月には、投稿数が10億を超え、2012年3月には190億に達する。毎月1億2,000万の利用者がタンブラーの150億もの頁を閲覧しているという。もちろんフェイスブックやツイッターには遠く

  • 図録▽東日本大震災関連の企業の特別損失額

    東京商工リサーチの調べによると東日大震災以降、震災関連の特別損失を計上した上場企業は1,356社とで、上場会社の約4割(構成比38.2%)を占めた。特別損失の合計額10兆4,820億円のうち、震災(災害)関連損失額は4兆703億円(構成比38.8%)に達した。 震災関連の特別損失額の大きな企業は図の通りである。福島第一原発事故を起こした東京電力がほぼ半分の2兆964億円を占めている。2位は火力発電所が被災し、電力販売量も減少した東北電力、3位は製油所が被災したJXホールディングである。

  • NAVER まとめと PV ロンダリング - Cube Lilac

    ここ最近、アクセス解析を見ていると NAVER まとめ で纏められた記事を起点として、過去に注目を集めた記事が何度も再ヒットする(PV ロンダリングでウマーできる)と言う現象が見られています。 まとめ記事の PV の集めやすさ(特にはてなブックマークと親和性が高い)や NAVER まとめのインセンティブ の関係で、昨今は「まとめ記事」が量産される傾向にあります。しかし、「まとめ」と言うからには「纏められる記事」が必要で、「注目の高い(纏めではない)記事」の供給が追い付いていないせいか、同じ記事が様々な「まとめ記事」に掲載されると言う事も珍しくありません。 「ブログの強さ」と言う話を見かけましたが、「いったん注目度の高い記事を書くことに成功する」とその記事を通じて割と定期的に読者を集められるようになると言う点で、個人的にもまだまだブログの強みはありそうだなぁと言う気がしました。 自分が書いた

    NAVER まとめと PV ロンダリング - Cube Lilac
    gauqui
    gauqui 2012/03/22
  • 中島隆博『哲学』 - Living, Loving, Thinking, Again

    哲学 (ヒューマニティーズ) 作者: 中島隆博出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/05/26メディア: 単行購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る 中島隆博『哲学 ヒューマニティーズ』(岩波書店、2009)を数日前に読了。 はじめに 一 哲学はどのうように生まれたのか (一) 哲学の始まり (二) 中国哲学の始まり 二 哲学と翻訳そして救済――哲学を学ぶ意味とは何か 三 哲学と政治――哲学は社会の役に立つのか 四 哲学の未来――哲学は今後何を問うべきなのか 五 哲学を実践するために何を読むべきか おわりに 「哲学とは何か」という問いを前にすると、たじろがずにはいられない。それは、わたしが中国哲学や比較哲学という哲学の周縁に配置されてきた学問を専門にしているから、というわけではない。そうではなく、「哲学とは何か」という問いには、哲学に関わってい

    中島隆博『哲学』 - Living, Loving, Thinking, Again
  • 第一回★レズビアンで勝手にAKB48総選挙最終集計結果発表!!~ガチレズ!~

    >>> 2012.3.17 Writer:ぽやま お待たせしました!!当に多くの投票ありがとう御座いました!! 2月に投票開始したレズビアンで勝手にAKB48総選挙の発表です!! あなたの推しメンは何位?? <投票者コメントの一部> 可愛いのにブリッてないし、サバサバしてる。 でも二人になると甘えてきそうで、そのギャップがたまりません!(31才/タチ) 大人っぽい魅力と、 あとは あのキャラクターが好きです(30代/派遣社員/ネコ) カッコいい。AKBでは異質だけど、歌も上手いし。ソロデビューしないかな?(40代・福祉系事務職・フェム) 眉目秀麗、文武両道、才色兼備、明朗快活で、優しいし、乙女なんだけど漢気がある。(37才/会社員/リバ/・中性) 男前と乙女が同居していて可愛くて格好よい。(32才/会社員/タチ/ボーイッシュ) 女性らしい華やかさもあり、それでいてなんともいえない凛

  • 朝日出版社第二編集部ブログ「第9回 お金と自殺 3」末井昭

    3.21.2012 末井昭第9回 お金と自殺 3 白夜書房の編集者・末井昭さんが、自殺について、ぐるぐる考えながら書いていきます。 今回は「プロ麻雀師の元祖」で、浅草に住むホームレスの田中健二郎さんの話。3億の借金を抱えた末井さんが、馬のオーラが見えるという田中さんに惹かれ、毎週末いっしょに競馬場に通うことになりますが…。 (前回からの続きです) ギャンブルの話に戻りますが、パチンコの次に覚えたのが麻雀でした。『漫画パチンカー』という雑誌を編集していた麻雀好きのOくんから、「末井さーん、麻雀覚えてくださいよぉ」と言われ、麻雀入門のを渡されたのがきっかけでした。Oくんは、昼間っから麻雀できる環境を作ろうとしていたのかもしれません(僕が加わればお墨付きみたいになりますから)。 しばらくして、パチンコの原稿を書いてもらっていた山崎一夫さんが、「末井さん、麻雀覚えたんだって?」と言って

  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●以下、メモ。 ●レヴィ=ストロースは、科学は構造(均衡)から出発して出来事(不均衡)を生み、神話的思考は出来事から出発して構造を生むとする。同様の関係が、ゲームと儀礼の間にも言えるという。ゲームは、最初に均衡状態(同一のルール、同一の条件)があり、ゲームがプレイされることで不均衡状態(勝ち負け)へ至る。儀礼は、最初に不均衡状態(例えば、戦争による生者と死者の分離)があり、儀礼がプレイ(演技)されることで均衡状態(例えば、死者こそが実は生者なのだと死者に思い込ませることで死者からの復讐を防ぐ)が生まれる。神話的思考は常に対称性を取り戻そうとする方向にはたらく。(『野生の思考』より) ●北米のアラパポ族では、女性の生理の周期性を、生理(自然)+周期性(文化)だと解釈し、自然の定めとは異なる、男性によって定められた文化を受け入れることで生理の周期性が保たれるのだと解釈する(文化を受け入れなけれ

    ■ - 偽日記@はてなブログ
  • 『楽譜を読むチカラ』ゲルハルト・マンテル (久保田慶一訳 音楽之友社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 演奏家としての将来を夢みつつ練習に余念がない音楽学生たちが「よりよい演奏を目指したい」と思いたった時には何に注目すべきか、そしてそれをどのように実践したらよいのかを懇切丁寧に解説した指南書である。いわゆる「演奏論」のジャンルに属する書籍だが、このように紹介すると「またか…」というため息も聞こえてきそうだ。 それはなぜか? 答えは簡単だ。いくらためになるでもこの手のものは、読んでいてわくわくしないことが多いからだ。しかしこのは違った。読んでいて「しんどいなあ」というストレスをまったく感じることなく、楽しめた。「当はもっとていねいに読み込むべきなのに、この先に何が書いてあるのかの方が気になって仕方ない」という気持ちだった。これは訳を担当した久保田の日語力に負うところが大きい。たとえば書籍のタイトルだが、原著名であるInterpretation vom Text z

    『楽譜を読むチカラ』ゲルハルト・マンテル (久保田慶一訳 音楽之友社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『日本地図史』金田章裕・上杉和央(吉川弘文館) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 東南アジアでフィールドワークをしているとき、現地の人びとが地図が読めないために、難儀をしたことが何度かあった。地図が読めるようになる日の地理教育は、すごいとも思った。だが、あるとき、現地の人が地図を指してなにやらつぶやいているのを聞いて、ハッとした。「ここは陽が当たらない」と言っているのだ。日の近代地理教育で、「陽が当たらない」という発想はない。しかし、そこの住民にとって、農作物を植えたりする生活上、「陽が当たらない」ことはひじょうに重要なことだ。自分の調査のことしか考えず、地図がだれのためなんのためにあるのかを考えていなかった自分が恥ずかしくなった。書でも、まずそれぞれの時代や社会が、地図になにを求めようとしたのかを基に読んでいこうと思った。 書の目的は、「はしがき」でつぎのように述べられている。「日は、この地図史をたどる資料にめぐまれていると言ってよい

    『日本地図史』金田章裕・上杉和央(吉川弘文館) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • ここから読もう『言語にとって美』吉本隆明 - 本と奇妙な煙

    読みやすい吉隆明・第三弾。 『言語にとって美とはなにか』を難解だという人は第二章までで挫折したのではないだろうか、代表作だからと読み始めて挫折したヤング、とりあえず第三章から読んでみて。23歳の僕はこの文章解析を読んで目から鱗、中学生の国語の授業に使えるわかりやすさだ、こんな授業を受けたかったと思いました。 定 言語にとって美とはなにか〈1〉 (角川ソフィア文庫) 作者: 吉隆明出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/09/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (45件) を見る A 彼はまだ年若い夫であった。 (略) Aという文章で、たんに文法的にみれば「彼」ということばは、第三者を意味する代名詞にすぎない。しかし、作者の意識の自己表出としてみるとき、この代名詞「彼」は作者との関係をふくむことになる。この文章をよんで「彼」ということばが、

    ここから読もう『言語にとって美』吉本隆明 - 本と奇妙な煙
    gauqui
    gauqui 2012/03/22
  • 書籍「六〇年代演劇再考」 | 演劇ニュース | シアターリーグ

    早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手・梅山いつきによって編纂された書籍。 帯には「60年代演劇とはなんだったのか」と謳われており、 唐十郎から佐藤信、蜷川幸雄、別役実、横尾忠則、エレン・スチュワート、岡田利規、平田オリザ、宮沢章夫まで アングラ演劇を支えた巨人から批評家たち、そして後続の演劇人と関係者が一同に会し、 当時の躍動感を伝えつつ1960年代演劇の実態に迫るというもの。 書籍「六〇年代演劇再考」は、水声社より3月21日頃発売。 ●「六〇年代演劇再考」 [Amazon][bk1][7net][e-hon] 発売:2012/3/21頃 出版:水声社 価格:3,675円(税込) 編纂:岡室美奈子/梅山いつき A5判/上製/288頁 内容: 六〇年代演劇再考によせて:竹幹夫 1.創造者たちの証言 唐十郎が語る紅テント 唐十郎(聴き手:堀切直人) 演出家の役割  蜷川幸雄(聴き手:扇田昭彦

  • Diaghilev: A Life (セルゲイ・ディアギレフの伝記) - la dolce vita

    20世紀初頭にバレエ・リュスを率いて、バレエのみならず芸術の世界に一大革命をもたらしたセルゲイ・ディアギレフ。彼の伝記はすでに何冊か出ているのだけど、昨年10月に英国で発売されたSjeng Scheijen作のものを読んだ。Sjeng Scheijenはオランダ人で、この著作もオランダ語から英訳されたもの。したがって英文は比較的読みやすいものに仕上がっている。ただし、文444ページ、注釈まで入れると552ページという長編であるため、結局読了するのに1ヵ月半かかってしまった。 ディアギレフの生涯やバレエ・リュスの作品については多くの書物ですでに広く知られているので、ここで改めて紹介するまでもない。そもそもこのは、バレエ・リュスのバレエ作品そのものについてはさほど詳しく書いているわけではない。筆者は膨大な史料を読破して、主にセルゲイ・ディアギレフの人間関係にスポットライトを当てている。中で

    Diaghilev: A Life (セルゲイ・ディアギレフの伝記) - la dolce vita
  • ニンジアンエ 古処誠二著 戦争の日常 緻密に淡々と :日本経済新聞

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

  • NIKKEI STYLEは次のステージに

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    NIKKEI STYLEは次のステージに
  • 社説:退職する社員に批判されたゴールドマン

    ゴールドマンを退職する社員が寄稿した痛烈な批判記事を米ニューヨーク・タイムズが掲載し、大きな話題となっている〔AFPBB News〕 ほかの企業であれば、一介の中堅社員による寄稿が、ゴールドマン・サックスへの幻滅を記したグレッグ・スミス氏の激しい抗議ほど注目されることは、まず考えられない。 デリバティブ(金融派生商品)のセールスマンだったスミス氏がゴールドマンの「有毒で破壊的な」企業文化について抗議した記事は3月14日付の新聞に掲載されて以来、急速に広まった。 強調しておかねばならないが、それはスミス氏が全く目新しい告発を行ったからではない。 グローバルな投資銀行が「顧客対代理人」という明らかな問題を抱えている、あるいはこの種の銀行が時折、顧客の利益より自社の利益を優先させるとの意見に接して、ウオール街で多くの人が眉をひそめるとは考えにくい。 衝撃的であり、珍しいのは、ウオール街の企業、と

  • 作家の大江健三郎氏、東日本大震災について仏ルモンド紙に語る - Japan Real Time - jp.WSJ.com

    の唯一存命するノーベル文学賞受賞作家、大江健三郎氏(77)は、昨年3月11日に日を襲った地震・津波・原発事故の3重災害を受けて、最新作『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』の構想を練り直すことになった。 Agence France-Presse/Getty Images フランス・パリで開催された「第32回サロン・ド・リーブル」に出席した大江健三郎氏 わたしは作品の書き直しを決意し、語り手の置かれた状況を3月11日後の荒れ果てた日に設定した、と大江氏は15日、仏ルモンド紙による(フランス語での)インタビューで話し、日が今生きている大災害と同時にわたしの内省の旅が始まった、わたしは一市民がどのように感じているかを表現しようとしている、この作品から見えるのはわたし自身の人生だ、と語った。 ルモンド紙とのインタビューは、16日から19日にかけて開催されたフランス最大の書籍展「サロン・