旅客機内への持込・預入の禁じられた除菌製品「クレベリン」を乗客が旅客機内に持ち込むトラブルが相次いでいるそうだ(NHKニュースの記事)。 二酸化塩素や亜塩素酸ナトリウムを含むものは航空法で航空機内への持ち込みが禁止されており、大幸薬品のクレベリンもこれに該当する。しかし、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が拡大する中、乗客が知らずに持ち込むケースが増加しているという。 クレベリンなど二酸化塩素による空間除菌製品に対しては2014年、密閉された空間でのみ効果が確認されているにもかかわらず、人の出入りや空気の流れがある生活空間でも除菌できるように宣伝したとして、消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出している(PDF)。 大幸薬品が2月12日にクレベリンの航空機での扱いに関する注意喚起をしたためか、国内航空各社はクレベリンのみ名指しで持込・預入不可を明記している。多く