<日本をはじめアジアの分布するオオスズメバチがアメリカで確認されて問題になっているが、はじめての駆除作戦が実施された...... > オオスズメバチは、日本をはじめ、東アジア、東南アジア、インドにわたって広く分布する世界最大のスズメバチだ。攻撃性が高く、毒性の強い多量の毒を持ち、毒針と強力な大顎で捕食対象を攻撃する。 米国では、2019年12月にワシントン州で初めてその生息が確認されて以来、ワシントン州農務省(WSDA)がその実態調査をすすめてきた。2020年7月にはカナダと接する同州ワットコム郡で初めてオオスズメバチが捕獲され、その後も同郡で数匹が捕獲されている。 無線タグを取り付けて放ち、無線タグを通じて巣の位置を追跡 ワシントン州農務省では、これまでにいずれのオオスズメバチもワットコム郡で捕獲されていることから、オオスズメバチの巣が同郡内にあると推定し、地域住民の協力のもと、数百カ所