熱海市で初開催された熱海国際映画祭が一日に閉幕した。市内七会場でレベルの高い作品が上映されたが、運営面では準備不足が指摘され、チケットの販売が伸び悩み観客動員で苦戦した。今後の課題や可能性を探った。 「運営組織が脆弱(ぜいじゃく)で役割分担が徹底されなかった」。一日夜の閉会式後に斉藤栄市長がこう総括した。続けて「二回目をやる時は早めに決めたい」と開催継続の可能性に触れた。 一番の問題は会場や日程が直前まで決まらなかったこと。昨年末に一度はあるホテルが主要会場と発表されたが変更された。ホテル側によると、主催者側から詳細が伝えられず契約の話もなかったため、やむを得ず別の催しを入れたという。関連イベントの内容も度々変更され、出演者とトラブルになったりもした。
「ビザが延びる」とだまされ、除染現場で働いたことを証言したホセイン・モニーさんの難民認定申請書類と除染作業講習の修了証=一部画像処理 東京電力福島第一原発事故の除染作業で、日本に難民申請中のバングラデシュ人の男性二人が、業者から「除染に従事すればビザが延長される」と虚偽の説明を受け、福島県内で働かされていたことが分かった。法務省入国管理局難民認定室は「極めて重い問題。事実が把握できれば業者を指導する」とし、近く調査に乗り出す。 日本政府は難民認定審査を待つ申請者に対し、上限半年間のビザを発給、期限ごとに更新の可否を決める。二〇一〇年以降、申請から半年以上が経過した人の就労を一律に認めたが、あくまでも生活の安定を図るための人道的措置。今回の事案は制度を悪用した行為で、難民認定室は「誤った説明で人集めをしているとすれば悪質で見逃せない事案。申請者本人からも聞き取りしたい」としている。
1960~70年代に子どもの間で大流行し、惜しまれながら昨年夏に生産終了した玩具「地球ゴマ」。製造を担った名古屋市千種区の元職人が関東の町工場と手を組み、美しさや精度を高めたこま「地球ジャイロ」を完成させた。地球ゴマにほれ込んだ元職人が「人々を魅了したこまを絶やすのは惜しい」と自費を投じた。12月に発売する。 円盤にキラキラと光を反射させながら延々と回る。ボールペンの先端や指先に乗せても倒れない。「技術を結集した自信作です」。元職人の鳥居賢司さん(54)が、指先で高速回転する地球ジャイロに見とれた。 昭和にヒットした地球ゴマは千種区の「タイガー商会」が開発し、最盛期には年間20万~30万個生産した。物体が高速で回るほど軸が安定する「ジャイロ効果」を生かした玩具だ。 新たな地球ジャイロもこの効果を利用し、円形の枠の中でこまが回る。これまでと同じく不安定な場所でも「倒れそうで倒れない」回
全国のコンビニの現金自動預払機(ATM)で十数億円が不正に引き出された事件で、現金を引き出す「出し子」役とみられ、愛知県警に窃盗容疑で逮捕された男2人が「事件前夜、知人にアルバイトをしないかと持ち掛けられた」などと供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。指示役や背後組織が短時間で出し子を募り、犯行を一斉に指示した可能性があり、県警は経緯を調べる。 捜査関係者によると、男らは共通の知人の男から5月14日夜に電話でアルバイト名目で誘われた、と説明。翌15日早朝、待ち合わせ場所で偽造カードを手渡され、暗証番号やコンビニのATMで引き出す手口を、指示されたという。 その後、2人は愛知県小牧市や名古屋市北区などを車で移動しながら、7店舗で計380万円を引き出したとみられている。その日のうちに、指示役の知人に現金と偽造カードを手渡し、報酬として数万円を受け取ったと話している。 犯行発覚
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事 【芸能・社会】 ガンダムUC 地上波初放送 新規の映像加えて再編集 2016年2月21日 紙面から 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096」のPRカット(c)創通・サンライズ 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも屈指の人気を誇る「機動戦士ガンダムユニコーン(UC)」が、装いも新たに「機動戦士ガンダムUC RE:0096」として、4月3日からテレビ朝日系(サンライズ・メ~テレ制作、日曜午前7時)で、地上波テレビ全国ネットとして初放送される。 「ガンダムUC」は、2007年2月号から09年8月号まで「月刊ガンダムエース」に連載された作家・福井晴敏さんの同名小説。オリジナルビデオアニメとして映像化されたブルーレイとDVDの累計出荷数は190万枚以上と、ガンダムシリーズ最高を記録している。 今回の放送にあた
世界文化遺産に登録された韮山反射炉のれんがが風化している問題で、伊豆の国市は八日、四つある煙突の内側で、状況の調査を始めた。外壁の表面にあるれんがも一つ一つを写真に撮り、今後の保存修理の工法を決める。 反射炉のれんがは二万六千個ほどあり、一八五七(安政四)年の完成当時のものが八割残っている。撮影は、金属フレームに取り付け五台のカメラをクレーン車でつるして行う。煙突最上部にある銅製のふたを外し、フレームをゆっくりと下げながら、六十八センチ四方の煙突内側の表面を最上部から撮影した。
立山町の県立山博物館が所蔵する国指定重要文化財「銅像男神立像(だんしんりゅうぞう)」が、「銅像帝釈天立像」に名称変更する。神像とみられていたが、最近の研究で仏像の帝釈天と判明したため。帝釈天の銅像としてはかなり古く、同博物館は「鎌倉時代の立山信仰を知る貴重な手掛かりになる」としている。 博物館によると、これまで像の胸部に刻まれた字を「立山神躰(しんたい)」と読んでいたが、博物館の調査で「立山禅頂(ぜんちょう)」と判読でき、神像ではないことが判明した。表情が厳しく、宝冠をかぶる姿が各地の帝釈天像に似ているため、帝釈天像と結論付けた。博物館が、二年前の企画展で研究成果を発表したところ、文化庁から名称変更の提案があったという。
トップ > 暮らし・健康 > 暮らし一覧 > 記事 【暮らし】 効能わからぬ水素水の生成器 Tweet mixiチェック 2014年6月5日 水素水を作れるというカップを義理のある知人の紹介で購入しました。値段は十万円でした。二度ほど使いましたが、本当に水素が発生しているのか、何に良いのかわからず、使い続けていいものか不安です。水素水は、飲んでも大丈夫なものなのでしょうか。=愛知県、六十代女性 ◇ 【係から】国民生活センターによると、水素水を生成する機器に関する相談は、以前から複数届いているそうです。内容は「病気が治ると聞き購入したが四年使用したらさらに悪化した」「知人の紹介で購入したが市販の水素測定機で調べたら水素が入っていなかった」など。同センターでは「自分で効果を実感できないなら使用を控えるのも一つ」といいます。知人から勧誘される場合は連鎖販売取引の可能性もあるそうです。周囲の人間
トップ > 三重 > 11月23日の記事一覧 > 記事 【三重】 かっぱの恐怖、今も 約束破りキュウリ栽培30年 Tweet mixiチェック 2013年11月23日 「キュウリ作らず」の禁を解く際に建てられたカッパ碑=熊野市飛鳥町の大又川河岸で 水難をもたらすかっぱを近づけまいと、キュウリの栽培を三百年間禁止してきた熊野市飛鳥町小阪の平(だいら)集落が、栽培の禁を解いてから今年で三十年の節目を迎えた。キュウリの栽培を避ける住民は今もおり、かっぱの恐怖を払拭(ふっしょく)するには時間がかかりそうだ。 大又川のほとりにある高さ四十センチの石碑。「キュウリ作らず」の禁を解いた一九八三(昭和五十八)年、住民がおはらいをした場所だ。平集落は大又川が蛇行する内側にあり、稲作農家など十一世帯が暮らす。 市史によると、集落近くでは大雨の時、川に落ちて死ぬ人が多く、かっぱの仕業と恐れられた。ある時、牛を
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