肉ブームが続いている。グルメサイト『dressing』の編集長・松尾大は赤身肉の旨味を高温の油で閉じ込める「揚げ焼き」を推奨する。 Text: Dai Matsuo Illustrations: Naoki Shoji (portraits) Photos: Yu Nakaniwa 高温の油でカリッと揚げ焼きされた赤身肉は、適度に水分が蒸発して旨味がぎゅっと凝縮される。脂身も抜群にうまい。山形牛リブロース ¥9,500(530g) 肉がブームになって久しい。なかでも特に牛肉が好きだという人がここ数年非常に増えているし、私が編集するグルメサイト『dressing』においても肉の記事は確実にヒットが見込める。 その肉ブームを牽引しているのは赤身肉だ。これまでの日本の牛肉市場においては、霜降り至上主義がはびこってきた。肉の質を語るときは、何よりもサシが重要だった。1~5の段階に分かれる肉質等級は
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