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ブックマーク / science.srad.jp (32)

  • 餌のある飼育施設でもクマの冬眠が進まない | スラド サイエンス

    19日も秋田県や新潟県で出没するなど、クマの冬眠が進まないことがニュースになっている。神奈川県の霊山・大山でもクマの出没があり、登山道の一部が通行禁止になっているという。相模原市では、津久井地域の児童や生徒約3700人に「クマよけ鈴」を支給する事態になっているという。市教委が鈴を支給するのは初めて(テレ朝news、カナロコ)。 この件に関して、エサ不足とは別に気温が大きく関係していると見られている。北海道にあるクマの飼育施設では、取材時点でも11頭中4頭が目を覚ましていたそうだ。飼育施設であるため、十分な事をしてから冬眠に臨んでいたにも関わらずだ。同施設の園長によると、獣舎内の温度がマイナス1度ほどと従来の時期よりも高いという。園長曰く、マイナス4度くらいにならないと、クマは全頭安定して眠らないとして、対策として冬眠しやすい室温を保つ努力が行われているとしている。

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    gazi4 2023/12/22
  • 米 FDA、子供の好むフレーバー付きニコチングミ製品の違法な販売に初の警告 | スラド サイエンス

    品医薬品局 (FDA) が 18 日、フレーバー付きニコチングミ製品の違法な販売に対して初の警告状を送ったことを明らかにした (プレスリリース、警告状、 The Verge の記事)。 ニコチングミのように子供の好むフレーバーを付けたキャンディタイプのタバコ製品は小さい子供のニコチン中毒や死亡のリスクがあり、大人に見つかりにくいことから未成年者のニコチン依存を招くなどの懸念が高まっている。カリフォルニア南部の若者を対象にした調査では、電子タバコに続いて 2 番目に多く使われているのがキャンディのようにべるタイプのタバコ製品だという結果が出ている。 今回警告の対象となったメーカー VPR Brands LP (Krave Nic) のニコチングミは 1 粒当たり 1 mg のニコチンを含み、ブルーラズベリー・チェリーボム・パイナップルの 3 種のフレーバー。12 粒入りの缶パッケージに

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    gazi4 2022/08/25
  • 宗教上の理由でCOVID-19ワクチン接種を拒否するなら、アスピリンやアセトアミノフェンも禁止 | スラド サイエンス

    米アーカンソー州コンウェイの地域医療システムでは宗教上の理由で COVID-19 ワクチン接種の免除を申請するスタッフに対し、アセトアミノフェンやサルブタモール、アスピリン、イブプロフェンといった一般的な医薬品30種類も使用しないという証明書 (誓約書) に署名させているそうだ (Becker's Hospital Review の記事、 Ars Technica の記事、 WebMD の記事、 9News の記事)。 同システムでは季節性インフルエンザのワクチン接種も義務付けているが、免除申請数は COVID-19 ワクチンと比較にならないほど少ないという。宗教上の理由による COVID-19 ワクチンの接種拒否の増加は、COVID-19 ワクチンの開発・製造・試験に胎児細胞株が使われているという情報が広まったためとみられる。米国で品医薬品局が使用を認めている COVID-19 ワクチ

  • 『NMRパイプテクター』を疑似科学と評価、明治大学科学コミュニケーション研究所 | スラド サイエンス

    疑似科学をテーマにした取り組みを行っている明治大学科学コミュニケーション研究所は15日、水道管の防錆装置とされる「NMRパイプテクター」についての研究結果について発表した。NMRパイプテクターは、特定の電磁波により、配管内に核磁気共鳴(NMR)を起こすことで、「赤錆を黒錆に変える」などの防錆効果に加え、金魚の成長促進、ご飯が美味しく炊ける、血圧の抑制効果などがうたわれているらしい(明治大学科学コミュニケーション研究所)。 同研究所の発表した理論の観点、実証データ、データと理論、社会的観点からなる評定早見表では評価はすべて「E」となっている。研究では熱力学の法則に反した主張である点やNMRパイプテクターの根幹である防錆効果については、データの再現性が低い、理論面で致命的な欠陥をいくつも抱えているなどの論評が並び、NMRパイプテクターは評定の10条件のすべてで問題があることから疑似科学であると

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    gazi4 2021/06/21
  • ネスレが猫アレルギーの原因物質を中和するキャットフードを開発。世界初 | スラド サイエンス

    ストーリー by nagazou 2020年10月19日 13時31分 アレルギーは成人の5人に一人くらいいるそうです 部門より 世界で初めてアレルギーの原因物質を中和できるキャットフード「ピュリナ プロプラン リブクリア」が開発されたそうだ。ネスレが開発したもので、約2か月間、毎日給与することでアレルギーの原因とされているタンパク質「Fel d 1(フェル ディーワン)」を軽減させる効果があるらしい(ネスレプレスリリース[PDF]、製品ページ)。 このキャットフードの主要成分は、卵から採取されたもので、がこれをべると口腔内でFel d 1と結びつき中和するのだという。このキャットフードを3週間ほど連続して与えたところ、毛づくろいの際に発生するFel d 1が含まれたの毛やふけに存在するアレルゲンを平均で47%減らすことができたとしている(動画)。発売は2021年春を予定してい

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    gazi4 2020/10/19
  • 牛の臀部に目玉をペイントして大型肉食獣による被害を防ぐボツワナの「Eye-cow」プロジェクト | スラド サイエンス

    ボツワナで大型肉獣による放牧牛の被害を防ぐため、牛の臀部に目玉をペイントする「Eye-cow」プロジェクトが進められているそうだ(論文、 ニューサウスウェールズ大学のニュース記事、 Ars Technicaの記事、 The Conversationの記事)。 ボツワナ北部のオカバンゴデルタ地域では野生保護区に隣接した土地で牛の放牧が行われておこなわれており、牛がライオンやヒョウに襲われる被害がしばしば発生する。現在の捕動物対策は致死性の対策に強く依存しているが、肉獣を絶滅させる可能性もあり、ツーリズムや野生保護の観点からも致死性でない対策が求められている。 敵からの攻撃を緩和するための目玉模様は昆虫や魚類、鳥類などに多くみられるが、現生の哺乳類で同様の目玉模様を持つものはない。目玉模様が効果を発揮する仕組みとしては、攻撃の狙いを外させる、捕生物の敵に擬態する、目立つ模様で驚かせる、

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    gazi4 2020/08/22
  • 銀河系の中心にある超大質量ブラックホールが突然輝き出す | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 銀河系の中央に存在するブラックホールが、突然明るく輝きだすという現象が観測された。原因は不明だという(Popular Science、Science Alert、GIGAZINE)。 観測に成功したのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の天文学者Tuan Do氏らの観測チーム。このブラックホールは「Sagittarius A*(Sgr A*)」と名付けられているもので、5月13日に2時間半以上の間、通常の75倍の明るさで光っていたという。これについてIN Deep、8月5日付で発表された論文によると、Sgr A*がこれほど劇的な変化を見せた理由は不明だが、 ほかの天体によってSgr A*に流れ込むガスの流れが変わり、短期間に大量の物質がブラックホールに供給されたためではないか推測されている。

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    gazi4 2019/08/22
  • 除草剤「ラウンドアップ」がミツバチ大量死の原因との研究結果が発表される | スラド サイエンス

    大量のミツバチが突然消える「蜂群崩壊症候群」の原因や発生メカニズムについてはさまざまな仮説が提唱されているが、旧モンサントの除草剤「ラウンドアップ」がその原因となっているという新たな研究結果が発表された(全米科学アカデミー紀要、npr、バイエルの声明、Slashdot)。 研究者によると、この除草剤中の有効成分であるグリホサートがハチの腸内細菌を破壊し、それによって有害な細菌に感染しやすくなって死亡する原因となると指摘している。この研究を率いたErick Motta氏は「ハチがグリホサートに暴露するのを防ぐための適切なガイドラインが必要だ。これまでのガイドラインはミツバチが除草剤に影響を受けない前提で作られたものだからだ」と話す。 いっぽう、今年6月にモンサントを買収したドイツの大手製薬会社大手バイエルはこの研究について、少数のミツバチによるサンプルに依存しており、経済協力開発機構(OEC

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    gazi4 2018/10/02
  • サインカーブは可愛い | スラド サイエンス

    数学教師が授業で三角関数のグラフをPCで描画したところ、生徒からは「かわいい」という声が出たそうだ(@ysmemoirs氏のtweet)。これに対し、神奈川工科大学のロボット研究者である山崎洋一助教が『人は左右上下が組み合わさった周期的な揺動運動を見ると、「喜びを表現している」と感じます。』と反応している。 山崎助教はアンテナ上のデバイスでロボットの感情を表現する「Antenna Hair-Type Object for Generating Empathy(AHOGE)」の研究を行っており、その過程で左右上下が組み合わさった周期的な揺動運動が「喜び」に見えることが分かったという。

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    gazi4 2018/09/20
    funかな
  • クリーンルーム内でも見つかる微生物、洗浄剤を栄養源としていた | スラド サイエンス

    宇宙で実験を行うための宇宙船用クリーンルームを建造する際には、地球から微生物を持ち出さないよう厳重な洗浄が行われるのだが、この時に利用される洗浄剤を栄養源として生き延びる微生物の存在がカリフォルニア州立工科大学ポモナ校の研究チームによって明らかになった(マイナビニュース、Astrobiology誌掲載論文、GIGAZINE)。 研究によると、厳重に洗浄を行なったとしても少量のさまざなな微生物がクリーンルーム内には残存するという。さらに、こういった微生物には洗浄剤で使われるアルコール類を栄養として成長するものがあるそうで、そのため洗浄後でも生き残った微生物が生存・成長していけるという。

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    gazi4 2018/06/13
  • JA京都関連の米卸による産地偽装疑惑 、農水省の調査では嫌疑無しという結果に | スラド サイエンス

    週刊ダイヤモンドが「JAのコメ」に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入と報じていた事件で(過去記事)、産地偽装の疑いは認められなかったという調査結果が発表された。 偽装を指摘された業者「京山」は、5月にJA京都中央会による調査や検査で偽装の事実は認められなかったと発表していた。さらに6月27日付けで農林水産省による『株式会社京山に対する「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律」に基づく立入検査の結果について』という発表も行われた。これによると、問題の業者とその取引業者の帳簿を調査した結果、「仕入先業者の記録により、京山が仕入れた当該国産米4品種が国内の米生産者から集荷されたものであることを確認した」という。また、仕入れから精米の袋詰めなどの工程の検証を行った結果、2012年以降の京山の外国産米の仕入・販売に関し疑わしい点や2016年産の国産米4品種に外国産米の混入が疑わ

    JA京都関連の米卸による産地偽装疑惑 、農水省の調査では嫌疑無しという結果に | スラド サイエンス
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    gazi4 2017/06/30
  • 雑種のフグが増加中、有毒部位が分からないため多くが廃棄に | スラド サイエンス

    最近雑種のフグが増えてるそうだ。雑種は有毒な部位の位置が変わっている恐れもあるとのことで、問題視されている(産経新聞、毎日新聞、ギズモード・ジャパン)。 問題となっているのは、トラフグ属の「ゴマフグ」と「ショウサイフグ」の雑種。どちらも有毒ではあるが、毒のある部位は一部であるため毒のない部分が用とされている。しかし、雑種では体のどこに毒があるかが分からないため用にはできず、市場では手作業で選別して廃棄しているそうだ。 昨今雑種が増えている原因は、温暖化によってゴマフグの生息地が北に拡大していることがあるという。

    雑種のフグが増加中、有毒部位が分からないため多くが廃棄に | スラド サイエンス
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    gazi4 2017/06/23
  • キーボードなどの表面に付着している微生物からその利用者やそのパートナーを特定できる | スラド サイエンス

    PCのキーボードやマウスなどの表面に付着している微生物から、その所有者やパートナーを特定できるという研究結果が発表されたという(WIRED)。 この研究では264のサンプルを対象に調査を行ったそうだ。その結果、床やカウンター、机などの表面に存在する微生物からは人物の特定に十分な情報は得られなかった一方、キーボードやマウスではほとんどの場合で人物の特定ができたという。

    キーボードなどの表面に付着している微生物からその利用者やそのパートナーを特定できる | スラド サイエンス
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    gazi4 2017/04/05
  • より多くの蚊がマラリア感染者に引き寄せられる理由 | スラド サイエンス

    マラリア感染者は非感染者と比べ、マラリアを媒介するハマダラカなどの昆虫を多く引き寄せることが知られているが、マラリア原虫が代謝経路で生成する(E)-4-ヒドロキシ-3-メチル-2-ブテニル二リン酸(HMBPP)が影響するとの研究成果が発表された(論文、Ars Technica)。 ヒトやカはイソプレノイドをメバロン酸経路で生合成するのに対し、マラリア原虫は2-C-メチルエリトリトール-4-リン酸(MEP)経路で生合成する。HMBPPはMEP経路で合成されるイソペンテニル二リン酸(IPP)やジメチルアリル二リン酸(DMAPP)の前駆体だ。 メンブレンフィーダーとY型管を用い、HMBPPを添加した赤血球(hmbRBCs)と比較用の赤血球(RBCs)でメスのカの誘引実験をしたところ、95%がhmbRBCsを選んだという。一方、血清やグルコース溶液ではHMBPPの添加の有無で有意な差はみられない。

    より多くの蚊がマラリア感染者に引き寄せられる理由 | スラド サイエンス
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    gazi4 2017/02/16
  • サルが割った石の破片が古代人の石器として誤認識されている可能性 | スラド サイエンス

    サルによってたまたま作られた石の破片が、古代の人間が作った石器として認識されている可能性があることが新たな研究で明らかになった(Nature誌掲載論文、PC Watch)。 「オマキザル」というサルの種は木の実を割ってべたり、棒を使ってべ物を取ると行った行動を取ることが知られるが、2005年に石をぶつけて割り、生じた粉をなめてミネラルを摂取していることが確認されていた。このときにできた珪岩の破片が古代人による石器に酷似しており、このようにして作られた岩の破片が人間によって作られた石器として認識されている可能性があるという。

    サルが割った石の破片が古代人の石器として誤認識されている可能性 | スラド サイエンス
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    gazi4 2016/10/24
  • デジタルデータ化によって人類の知識が消失するリスク | スラド サイエンス

    TCP/IPの設計に携わり「インターネットの父」とも呼ばれるヴィントン・サーフ氏が、デジタルコンテンツの保存寿命について懸念しているという(MOTHERBOARD、Slashdot)。 現在デジタルデータの保存に多く使われている磁気ディスクには粘土板ほどの耐久性はない。そのため、仮に紙の経典などをデジタルデータに置き換えた場合、データとしての寿命は紙などよりも短くなってしまう可能性が高い。さらにデジタルコンテンツの多くは、表示のための専用アプリケーションを必要とする。我々はこの難問に取り組まない限り、知識が時とともに消え去ってしまうかもしれないとしている。

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    gazi4 2016/10/08
  • ジカウイルス、親の蚊から子の蚊に垂直感染することが確認される | スラド サイエンス

    ジカウイルスが親の蚊から子の蚊に垂直感染することが確認されたそうだ(論文アブストラクト、 The Vergeの記事、 ScienceDailyの記事、 NBC Newsの記事)。 黄熱病ウイルスやデングウイルスでは親の蚊から子の蚊に垂直感染することが知られていたが、これまでジカウイルスでは確認されていなかったという。テキサス大学医学部の研究者は調査のため、およそ200匹のヒトスジシマカおよびネッタイシマカにジカウイルスを注射し、生まれた子の蚊が感染しているかどうかを確認した。その結果、ヒトスジシマカの子でジカウイルスに感染しているものはいなかったが、ネッタイシマカの子では290匹に1匹の割合で感染していたとのことだ。

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    gazi4 2016/09/05
  • NASAが賞金100万ドルの「バルキリー」開発コンテストを実施へ | スラド サイエンス

    NASAが火星での使用を目的とした宇宙ロボット「バルキリー(Valkyrie)」開発コンテストを実施するそうだ(Engadget、sorae.jp)。優勝チームには賞金100万ドルが進呈されるという。 想定されているのは身長6フィート(約1.8m)、重量290ポンド(約132kg)で2足歩行が可能なロボットとなる。コンテストでは火星の厳しい環境をシミュレートした仮想環境内で、指令に従って太陽光パネルや施設の修理などを行うミッションをこなすというものだそうだ。 なお、変形機能はない模様。

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    gazi4 2016/08/19
  • ケレスの謎の光点周辺地域、「花見平原」と名付けられる | スラド サイエンス

    やや旧聞になるが、国際天文学連合(USGS)は準惑星ケレスのオッカトルクレーターを含む555kmの広大な平原について、日語の花見に因む「Hanami Planum」(花見平原)との命名を採択した(USGS地形ページ、日人委員のツイート)。 ケレスの地名は農耕や豊穣の神などに因んだ名称がつけられており、この命名もドーン探査機チームの提案を受けたものだという。平原内に位置するオッカトルクレーターにはケレスの謎の光点のうち、最も明るい点が位置している。 詳細は不明だが、光点を花に見立てたものなら良いセンスだと思われる。

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    gazi4 2016/08/17
  • 40歳以上の人は週25時間以上働くと認知機能障害になる可能性がある? | スラド サイエンス

    メルボルン大学の研究者が行った実験結果によると、40歳以上の人々は週25時間働くだけでも認知機能障害が起こる可能性があるそうだ(ライフハッカー)。 この実験は年齢が40歳以上である6000人以上の男女を対象に行ったもの。最適な労働時間は男性は週25〜30時間、女性は週22~27時間で、これ以上になると認知能力の働きに悪影響を与える可能性があるという。40歳から記憶力の低下が始まる可能性や、ストレスが認知機能に害を及ぼす可能性についても述べられている。 なお、「仕事でのパフォーマンスが抜群に高く、完全に自分の裁量で働く人々の労働時間は、1日5時間以下」だそうだ。

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    gazi4 2016/08/02