夜中や休日に突然体調を崩したらどうしますか? 夜間・休日には病院はあいていません。 したがって救急外来のある病院に行くことになります(救急車を呼ぶ場合でも、そういう救急病院や休日診療所に運ばれます)。 では、救急外来と平日の一般外来は何が違うのか、ご存知でしょうか? 救急外来の仕組みは、意外と知られていません。 期待した医療が受けられず、怒って帰る人はたくさんいます。 今回は、救急外来に行く前に知っておいてほしいことをまとめます。 ほとんどの病院に救急医はいない 世の中の大半の病院に救急外来「専属」の医師はいません。 医療ドラマのように救急の専門家が多くいて、全患者を救急医が診療しているのはごく限られた施設だけです。 では誰が診ているのでしょうか? 多くの場合、各科の医師が持ち回りで診ています。 こういうシステムを「各科相乗り型救急」と呼びます。 我が国の多くの病院はこのタイプの救急医療を
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