渋谷センター街に今冬、スウェーデン発家具チェーン「IKEA(イケア)」の都市型店舗(渋谷区宇田川町)がオープンする。イケア・ジャパン(千葉県船橋市)が6月16日に発表した。 6月にオープンした初の都市型店となる原宿店には「コンビニ」も イケアは郊外を中心に店舗を展開しているが、2月に同社初の法人・ビジネスオーナー向けのプランニングスペース「IKEA for Business」(道玄坂2)、今月8日には原宿駅前に初の都市型店を出店するなど、都市部への出店を進めている。 都市型店舗2店舗目となる「IKEA渋谷」は、かつて「HMV渋谷店」が出店していた場所で、昨年10月に閉店した「FOREVER21渋谷店」跡の高木ビルに出店。バスケットボール通りと井の頭通の2方に面する好立地となる。1階~7階に展開する同店の面積は約4800平方メートル。 同社代表取締役社長兼Chief Sustainabili
東京急行電鉄は9月2日、「東急」に商号変更し、2030年までの経営スタンスやエリア戦略・事業戦略を取りまとめた長期経営構想を発表した。 これまで事業の核に位置付ける交通、不動産、生活サービスをはじめ、ホテル・リゾート事業などを、各子会社を通じて展開してきたが、今後の環境変化に対応するための「グループ経営体制の高度化」の一環として、鉄道事業を分社化(100%出資子会社化)。鉄軌道事業は10月1日から東急電鉄が事業を担う。 11月には渋谷駅直上の「渋谷スクランブルスクエア」東棟や田園都市線沿いの「南町田グランベリーパーク」が開業を控えるなど、「大型プロジェクトが形になる一つ大きな節目」(高橋和夫社長)となる。「新生東急の船出のタイミング」に合わせ、社外・国内外にも方向性を示すため長期経営構想を策定した。 エリア戦略として同社が「最重要拠点」と位置付ける渋谷は、渋谷スクランブルスクエア東棟の開業
渋谷駅東口の地下に新たに整備される「渋谷駅東口地下広場」が11月1日、渋谷スクランブルスクエアの開業に合わせて一部供用を開始し、トランジットジェネラルオフィス(港区北青山3)が運営を手掛ける複合カフェやパウダールーム付きの公衆トイレなどがオープンする。 東口地下広場の主な位置図 国土交通省が道路などの公共施設を整備・改善し区画を整える「土地区画整理事業」の一環として、渋谷駅周辺の大規模再開発と並行し工事を進めてきた同広場。駅東口では、国道246号線と明治通りが交わる交差点に架かる渋谷駅東口歩道橋の架け替え工事が今年3月に完了している。 広場は東口バスターミナルの地下部分に位置し、広場内には東京都と渋谷区、一般社団法人「渋谷駅前エリアマネジメント(以下、渋谷エリマネ)」の公民連携でカフェや案内所、公衆トイレなどを開設。都市再生特別措置法に基づき、渋谷エリマネが事業主体となり、区が作成した都市
東京メトロ銀座線は、渋谷駅移設に伴う線路切り替え・ホーム移設工事のため、年末年始の6日間、渋谷~表参道駅間、青山一丁目~溜池山王駅間を終日運休し、年明けの1月3日に新ホームの供用を開始する。 ホーム移設イメージ 運休期間は、今年12月28日~来年1月2日の終日6日間(諸事情で工事が中止となった場合は12月29日から5日間に変更)。期間中は、表参道駅~青山一丁目駅間、溜池山王駅~浅草駅間でそれぞれ折り返し運転を実施する。運転間隔は、表参道~青山一丁目間が、青山一丁目行き=約16分~19分(始発~7時)、約12分(7時~24時)、約17分(24時~終電)、表参道行き=約16分~22分(始発~7時)、約12分(7時~24時)、約18分(24時~終電)ほか。 これに伴い、東京メトロやJR山手線全線、東急東横線・渋谷駅~日吉駅、京王線・渋谷駅~西永福町駅などで終日振替輸送を行う。半蔵門線では、銀座線
名称が「渋谷リバーストリート」に決まった遊歩道。写真奥の左は「渋谷ストリーム」、その右には建設中の「渋谷スクランブルスクエア東棟」 東急東横線の代官山駅-渋谷駅間の地下化(2013年3月)に伴い、旧ホームと高架橋を解体し生まれた、渋谷~代官山エリアをつなぐ南北に伸びる細長い用地の再開発で生まれた遊歩道。官民連携で再生された二級河川「渋谷川」に沿い約600メートルにわたって整備され、遊歩道の先には、保育所やホテルなどが入る複合施設「渋谷ブリッジ」も開業した。 東急電鉄と東横線隣接街区の権利者が主体となり進めてきた駅南エリアの一連の再開発では、これまで国道246号線で地域が分断されアクセスが不便だったことや、旧東横線の高架橋の影響で薄暗かった印象の川沿いの環境も一変。それぞれ橋を中心に整備された2つの広場「稲荷橋広場」「金王橋広場」も供用を始め、にぎわいや「良好な水辺空間」の創出を目指し、渋谷
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(渋谷区東1)は2019年秋、渋谷・宇田川町にカフェラウンジを併設したライブスペースを開業する。 場所は文化村通りから一本入った「H&M渋谷」裏手で、井の頭通りに抜ける道の角地。不動産やビル運営事業を手掛けるグランド東京グループが同所で建設を進める商業施設「(仮称)グランド東京渋谷ビル」(渋谷区宇田川町)の地下1階・地下2階に、フード・ドリンクを提供するカフェラウンジを備えるライブスペースを開く。名称は「未定」。 直営スペースを開くことで、新人アーティストらの開発や育成にも積極的に取り組むほか、自社以外のアーティストなどの多様なイベントを通じ、「グループの総合力を注ぐ文化・情報発信拠点」を目指す。本社オフィスもある渋谷を起点に、イベント制作やアーティストマネジメント、ゲームアプリ開発などの事業を相互に連携・展開させていくという。 同社は昨年12月
渋谷・桜丘で「立ち飲みの聖地」として親しまれてきた老舗立ち飲み居酒屋「富士屋本店」(渋谷区桜丘町)が10月末で47年の歴史に幕を閉じる。 30年以上店に立ち続けたおかみのヨシエさん 同エリアで100年以上前に創業した酒販店「富士屋本店」が自社ビルの地階に開いた同店は、「大衆立呑酒場」と書かれた看板をくぐり傾斜のある階段を下ると広がる昔ながらの立ち飲みで長年親しまれてきた人気店。「ハムキャベツ」「煮込みハンバーグ」「スパゲティーサラダ」など、主に200円台~300円台で提供する小料理や、レモンと焼酎、炭酸を客の好みの味で楽しめるレモンサワーセットなどを提供してきた。 注文時に代金を支払うキャッシュオンデリバリー制で、ちょい飲みや一人飲みでもフラッと立ち寄れる気軽さもあり、仕事帰りの「憩いの場」として訪れる常連客も多い。一枚板を組み合わせた大きな木製カウンターを中心に、壁沿いにも配されたカウン
「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区恵比寿南3)は、代官山・旧山手通り沿いに今秋開業予定の「次世代TSUTAYA」施設「代官山プロジェクト」について、書店、飲食店などが入る中核施設の概要を明らかにした。 同プロジェクトは、これまで主に若年層をメーンターゲットとしてきた同社が、「大人」向けに「新しい大人文化や、都心でのライフスタイル」を提案することを目的に進めてきた新事業。総面積3,000坪を超える敷地内には、レストランやショップなどのテナントのほか、3棟から成る次世代TSUTAYA施設を出店。このほど、開業スタッフの募集と同時に、施設の概要を公開した。 施設名は「蔦屋(つたや)書店」。書店をはじめ、カフェ・バーやカメラ店、コンビニエンスストア、スターバックスがそれぞれ出店する。全3棟の建物は、中央が2階建て、両サイドが各3階建てで、設計は「クライン・ダイサ
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