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クリスマスの時期になるとキリスト教圏では実物大やミニチュアでキリストの降誕を再現した「Nativity」が教会や学校、民家やショッピングモールなどのデコレーションの一部としても多く見られます。日本でも教会やキリスト教系の学校などで見かけたことがあるという人は多いのではないでしょうか? スペインのカタルーニャ地方では、生まれたばかりのキリストを囲むマリアとヨセフ、羊や天使や三人の賢者に混じって、多産と平等を象徴する「Caganer(排便する人)」を片隅に隠し、子どもたちに見つけさせる伝統があります。伝統的な「Caganer」は赤い帽子をかぶったカタルーニャ人の農民の姿ですが、最近では政治家やスポーツ選手などさまざまな有名人をモデルにした「Caganer」が人気のようです。 詳細は以下から。Caganers: figurines of defecating world leaders in C
ルーブル美術館やベルサイユ宮殿などパリと周辺の多くの観光スポットで3日までに、従業員らがフランス政府の人員削減策に抗議してストライキ入りし、施設が閉鎖された。 労組と政府は同日、事態打開を目指し交渉したが決裂。労組は無期限ストを呼び掛けており、観光地の閉鎖は当分続く見通しとなった。 ストは11月下旬、パリの現代美術館ジョルジュ・ポンピドー芸術文化センターを皮切りに始まった。印象派中心のオルセー美術館がこれに続き、今月3日には、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿にも波及。同美術館前では、労組員らが観光客にストのため閉鎖中と説明した。 このほか凱旋(がいせん)門やノートルダム寺院の鐘楼、サントシャペル教会など文化省管轄の多くの施設が同様に閉鎖された。(共同)
タイトルに釣られて専門からはちょっと離れたプロイセン史の本を読んだ*1。多民族国家プロイセンの夢 -「青の国際派」とヨーロッパ秩序-作者: 今野元出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2009/06/23メディア: 単行本Amazon.co.jpで詳細を見る 本書はひとりの貴族の一代記だ。プロイセン貴族ボグダン・フォン・フッテン=チャプスキ伯爵(Bogdan Graf von Hutten-Czapski,1851-1937)は,その名からわかるようにドイツとポーランド,双方の血を引いている*2。 露墺普三国によるポーランド分割後,ポーランド・ナショナリズムの台頭に伴って旧ポーランド領は混乱に見舞われた。プロイセン領ポーゼン(ポズナニ)*3では,ドイツ系住民とポーランド系住民との間の対立が激化の一途を辿る。その辺の経過は↓の本に詳しい。1848年革命―ヨーロッパ・ナショナリズムの幕
国家によるインターネット規制に反対する政党「海賊党」がドイツなど欧州で支持を伸ばしつつある。9月に行われたドイツ総選挙では、国から助成金を得るのに必要な最低得票を確保した。既成政党にあきたらない支持者を次々と獲得する異色の政党。いったいどこまで勢力を伸ばすのか。 「海賊党」の名称は、違法コピーされたCDなどの「海賊版」に由来する。同党は音楽データのコピーを取り締まる法規制やネット検閲に強く反対している。 ドイツの海賊党幹部クーニッヒ氏は「一般人は海賊党の存在をジョークと思うかもしれないが、『市民の権利』や『自由』などの問題は、ジョークとして扱われるべきものではない。私たちはドイツの民主主義体制下において、一番速く成長している」と胸を張る。 海賊党は2006年にスウェーデンで生まれ、ドイツなど約25カ国でも相次ぎ誕生した。ドイツ西部ミュンスターやアーヘンで8月に行われた市議会選挙では同党が議
【パリ=飯竹恒一】フランスのサルコジ大統領の次男ジャン・サルコジ氏(23)が、パリ郊外にある欧州有数のビジネス街、ラ・デファンス地区を管轄する政府系機関EPADのトップに就任する話が浮上。野党から「サルコジ家の身内びいき」と抗議の声が上がり、ネット上でも反対署名運動が起きている。 フランスを代表する有力企業が本社を構える同地区は、約15万人が働く都市再開発地区。そこで、建築の認可などに関する判断を担うのがEPADだ。同地区はパリ郊外のオードセーヌ県にある。 ジャン氏はパリ・ソルボンヌ大で法律を学ぶ学生だが昨年、同県の県議に当選。同県には大統領がかつて市長を務めたヌイイ市もあり、大統領自身もEPADのトップを務めた。ジャン氏は近くEPADの理事になり、12月に理事会で互選される運びという。理事には、大統領の影響下にあると見られる政府関係者や自治体の長、与党関係者らが名を連ねている。 こ
先日、図書館でポール・ハースト『戦争と権力――国家、軍事紛争と国際システム』(2009年、原著2001年)という本を見かけ、パラパラとめくったところ、第2章で「ウェストファリア体制期における国際システム」について論じられていて、興味を引かれた。*1 以前、テッサ・モーリス=スズキとセイラ・ベンハビブ両氏がともにウェストファリア条約と近代国家主権の問題に言及していたのを思い出したのである。*2 ポール・ハースト氏の本を読んで初めて知ったのは、「一六四八年に三十年戦争を終結させたウェストファリア条約」とは、いわば宗教戦争の終わりを告げ、国際システムとしてヨーロッパ世界の構造化・安定化を図るものだったということ。 (ヨーロッパの)すべての大国は、一六世紀と一七世紀初期にくりかえし権威の危機に直面した。宗教紛争はイデオロギー的に社会を分断した。カトリックとプロテスタントは、その政治的枠組みを引き
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