前回のエントリーについて、読者の方から「ほんとうに机叩いたりしているのかなあ~」、「検察の取り調べの可視化っていうのも話題になるべきだと思います」とメッセージとコメントをいただきました。 村木厚子さんの冤罪事件での証拠ねつ造について大々的に報道がされましたが、魚住昭さんの本が出版されてます。帯は緊急出版と銘打っておりますが、かなり追いかけていらっしゃったのだと思いますので、村木さんの事件だけではなく、特捜のほかの事件や、その問題点、歴史的な特捜の位置づけなどの分析と併せて読んでいただきたい本です。警察だけではなく検察官も机も叩いてます。というか裁判で検察があっさり認めてます。(ほかの事件だと机叩いているどころの暴力じゃないむごいのもありますが)、そして検察の取り調べ可視化も話題になるべきだと思います。 冤罪法廷 特捜検察の落日/魚住 昭 村木さんの裁判で坂口英雄副検事(20年余り検察事務官