シナリオのほとんどが人間同士のいざこざである昨今、旧来のシティーアドベンチャーと呼ばれるタイプのプレイに終始しがちです。 この記事では、『どこに行って何をすると、どんなことがわかる(何が手に入る)』、というこの一連のプレイをアドベンチャーパートと呼びます。 このアドベンチャーパートはいくつかの問題をかかえています。 ★問題とは ・冗長、作業的 ファンタジーであれば、「酒場に行って情報を聞く」「ギルドに行って訊く」「教会に行って〜」「村長に会って〜」という定番行動の宣言でシナリオが進むような場合が多く、事件の核心に関わるまでに時間を要してしまうものです。現代ものが多い最近のシステムでは、酒場やギルドに代わる同様な組織・施設が当てはめられることでしょう。 ・プレイヤーに依存 例えば情報収集でも、プレイヤーが考えなくてはならず、プレイヤーの情報収集能力に依存してしまうのです。 推理小説が好きな人