1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:本場の草加せんべいはおいしい
ベトナムの麺料理はフォーだけじゃないよ、と教えてもらったつけ麺があまりに衝撃的だったのでご報告します。 甘くてしょっぱくてニンニクがガツン!!!来たる蒸し暑い夏を吹き飛ばす、パワフルな味! ベトナムの麺料理はフォーだけじゃない わたしがブンチャーに出会ったのは、つくばにある「ベト味(あじ)」という、なんとも胡散臭い看板を掲げる小さなベトナム料理店だ。 店名からして只者でない感じが漂う。 ここで推されているのがブンチャチャム、通称「ブンチャー」だ。 メニュー写真からは、大盛りのサラダにけんちん汁に素麺?となんだかトンチンカンな組み合わせに見える。ブンチャー、一体何者なんだろう。 店主のクエンさん!空いていた時間でブンチャーについて詳しくレクチャーしてくれた おなじみのフォーがメニューに並ぶ中、見慣れないつけ麺があればそれがブンチャーだそうです。 3yk:フォーとブンは何が違うんですか?
鰻という生き物は美味い。他の魚とも肉とも違った食感、風味、満足感。米との相性は抜群で、米と一緒に食べるために神様が作ったのでは?と妄想してしまうほどだ。しかし鰻は今や絶滅危惧種。個体数は減り続け、毎年シラスウナギが捕れなかった、今年の丑の日はどうなる?という報道がなされ、ついに2013年、環境省はIB類としてレッドリストに掲載した。 そんな生き物を食べるのはどうかと思ってしまい、ここ15年ほどほとんど食べずに来たのです…。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:「円」も「丁寧」も実は略字だった。漢字のプロに聞いた略字のあれこれ > 個人サイト 海底クラブ ウミガメ、届く ウミガメをとって食べる習慣はかつては日本各地にあったそうなのだが、今でも続いているのは小笠原諸島だけだ。この地域では戦前からアオウミガメの孵化養殖と放流に取り組んでいて、その甲斐あっていっときは減少した生息数も現在では安定しているという。気兼ねなく食べられるのはありがたい。 そんな小笠原からウミガメが届いた。配達員は何を思っただろうか? 日本近海で見ることのできるウミガメは何種類かいる。珍しすぎて発見されただけでニュースになるオサガメなどは論外として、他のウミガメは食用にしないのだろうか? そう思って漁師に聞いてみたところ 「アカウミガメは肉が臭い。タ
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:蘇(そ)を作る 乳を煮る煮る 七種類 > 個人サイト 海底クラブ クジャクはきれいな鳥 クジャクはきれいな鳥である。 鳥という生き物はみんな美しい姿をしているが、中でもクジャクは特別だ。ここまでゴージャスという言葉が似合う鳥はなかなかいるまい。とくに有名なのは繁殖期のオスの、目玉模様を散りばめた飾り羽を半円形に広げた姿だろう。 かつて京都市内にウサギやニワトリくらいの距離感で何匹ものクジャクを飼育しているところがあった。無料で自由に見ることができたから、繁殖期には何度も通った。オスのクジャクが長くて重たそうな飾り羽をブルブルと震わせながら広げる姿はいつ見てもゴージャス、典雅、素晴らしいとしか言いようがなくて、メスのクジャクでなくても思わずフラフラ〜っと吸い寄せら
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:ターャジス 春夏秋冬 俳句詠む > 個人サイト ほりげー 「せいかつりずむ」という言葉には「いかつり」という言葉が含まれている。こういうのを部分ツイートという。「だからどうした」と思うかもしれない。しかし、部分ツイートを大量に浴びていると、次第に面白くなってくる。そして、奥が深いことにも気づかされる。 部分ツイートを大量に投稿している森川真さんに話を聞いた。 森川真さん。私も取材同行の編集部石川さんも、森川さんのツイートが大好き。 いただいた名刺には森川さんの自信作が並ぶ。 ――「お客様同士のトラブルの魔道士の虎の部分」が大好きです。 森川:ありがとうございます。電車のアナウンスを聞いて思いつきました。 ほかにも森川さんのお気に入りの部分ツイートを教えてもらった。
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:子どもの三つ編みを1ヶ月練習してわかったこと > 個人サイト むだな ものを つくる イケアの商品名が難しい 安く、おしゃれで、組み立ての最後の方はねじを頑張って打ち込む必要のある家具といえばイケアである。 僕が最も訪れている船橋のイケア。ところで最寄りの南船橋駅はあと300メートルくらいイケアとららぽーと側に移動しないかな。 家具やインテリア雑貨など、様々な商品が売られている。 イケアに馴染みのない読者もいると思うので、商品名がどのようなものか紹介したい。 ラーネスンドという商品は本棚。 トルクニングはハンギングバスケットの商品。 ……商品名が難しすぎやしないか。今もラースネンドと間違えてタイプして、修正したところだ。
クラシック音楽にはたまに驚くような破天荒な曲がある。打楽器として大砲を撃つ曲に、タイプライターを使った曲、ステージ上で卓球をする曲なんてのもあるそうだ。 中でも有名なびっくり曲に、クライマックスで「ティンパニ(太鼓)に奏者が頭から突っ込む」曲がある。マウリシオ・カーゲルの「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」だ。 このたびその曲が聴けるコンサートがあるというので、行ってきた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:おもちゃでつくるピタゴラ装置型 楽器 (デジタルリマスター) > 個人サイト nomoonwalk 期待感がすごい お邪魔したの
去年の秋頃からぬいぐるみづくりにはまっている。 前回ヒーターのぬいぐるみをつくったが、それ以前にもたくさん家電ぬいぐるみを作っているので紹介したい。 夢に出てきたテレビ きっかけは、夢でテレビのぬいぐるみが流行っている夢をみたことがきっかけである。 見た夢をすぐ忘れるので、枕元にメモするノートを置いている。細いやきとりはメモしたけど忘れた 一大ブームが巻き起こっており、昔のファービーのような盛り上がりを見せている。皆がテレビを抱いて街を歩いている姿を見て、私も欲しい!と思ったが、手に入れる前に目が覚めてしまった。 起きてからネットで探してみたが、求めているテレビのぬいぐるみが見つからない。 ……これはつくるしかない!流行って一攫千金の可能性もあるし! と思って最初につくったのがこちら。 ぬいぐるみ第一号「ぼんさいテレビくん」。昔のテレビなので分厚いのがポイント!おなかがぷっくりしていてかわ
「フグは食いたし命は惜しし」と言われてるかと思えば、「フグ食う馬鹿、食わぬ馬鹿」とも言われ、フグはそのずば抜けた味覚と恐ろしい猛毒で我々日本人の魂を揺さぶってきた。 取り扱いが厳重に規制されているが、フグの中でも特に強い毒がある卵巣をぬか漬けにして食している地域が石川県である。 しかも毒が消える仕組みがはっきりわかっていないために昔ながらの方法を頑なに守って製造しているのだ。そんな「禁断のグルメ」と呼ばれる発酵食を一大産地である美川の老舗「あら与」に取材し、体感してきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:パンケーキリクガメパンケーキを作る > 個人サイト バレンチノ・エ
ここ1ヶ月ほど、自分の中で人気急上昇の食べ物がある。それがグミ。 巷のブームならそれこそ全国のスーパーからグミが姿を消す勢いだ。しかし今回のブームは個人的なものなので、体重計の目盛りが少し増えた程度だ。グミ太りである。それほどまでに、好きで好きでたまらないのだ。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ぼ、僕なんかが美術館のレセプションに行ってもいいんですか…! > 個人サイト nomoonwalk
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:どこでも富士山になれるスカート > 個人サイト 片手袋大全 何故やるか? しかし当然、「何故そんなことをやる必要があるのか?」という疑問が湧く。「わんこそばを食べたことがないので、代替案として」「最近太ってきたので、小分けにすればカップヌードル1個だけで満腹感を味わえるはず」。もっともらしいが、どれも本音ではない。 しかし1つだけ確かなことがある。もし明日地球が滅亡するとしても、「何ひとつやり残したことなかったね!」と言い合える人類でありたいと私は思うのだ。ならば、カップヌードルをわんこそば形式で食べたことはまだないから、やってみる。それで良いじゃないか。 林編集長に相談すると、「やりましょう」の一言。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ウルトラセブン襟
影に正体が現れているイラストがある。 身体は人なのに、影が悪魔だったり、振込詐欺の悪人が現れていたりするのだ。 あれを現実にする方法を考えた。 念願の悪魔になれたよ。
昨年大晦日に放送されたテレビ東京のドラマ『孤独のグルメ』では沖縄が舞台で、主人公の井之頭五郎が正月用の「餅」を渡されるシーンがあった。 その「餅」がチラッと映ったのだが、なにやらこんにゃくのような黒っぽくて白ごまがのった四角い「餅」に違和感を覚えた視聴者も多かったのではないだろうか。ドラマ内では明確に言及されてはいなかったが、時期的にもあれはおそらくナントゥだと思われる。 ナントゥはもともと沖縄で正月に食べられた餅菓子で今では年間を通じて購入できるのだが、おやつにしては大きいし、黒くて子どもウケしないし、目にはするものの手に取ることはなかった。距離感としては話したことのないクラスメイトぐらい。でもテレビで全国区デビューしてしまったアイツといつまでもこれではいけない。そろそろ距離を縮めていこうと思う。
馬雑誌発見 本屋さんに行くと、女の子向けの馬雑誌が何種類も売っていた。 最初見たときはファンシーな競馬雑誌だと思った 馬シール、馬消しゴムなど、付録も全部馬!馬への愛が雑誌全体から溢れている どんな内容なのか気になるので、1冊買ってみることにした。値段は4.99ユーロ。日本円で750円ぐらいだ。高っ!!タウンワークぐらいの薄さなのにまぁまぁの値段である。 読んでみよう こちらの1冊を購入。表紙は白馬!アイドル的存在なのだろうか 付録ももちろん馬。夕日をバックに海辺を駆けている 形はPSPのゲーム機っぽいが、水圧で遊ぶわなげの古典的なおもちゃである。懐かしい〜!ドイツの子どもも、このおもちゃで遊ぶんだな〜。 当たり前だがドイツ語で書かれているので全く読めない。今回は、旅行先でも大活躍したGoogleレンズで、ふわっと何となく読んでいこうと思う。 いきなり馬のニュースから始まる。少女が興味ある
シーチキン目線の世界はこうなっていた シーチキンを買ってきた。 今回調べて知ったのですが、「シーチキン」ははごろもフーズの登録商標で、一般名称は「ツナ」のようです。 缶の底を缶切りでこじ開けた。 本来缶切りがいらない商品なのに……。 そして缶をきれいに洗ったら準備完了。 こんな感じで撮影する。 さあ、シーチキン目線の世界はこうなっている! う~ん、明るすぎるな……。 もう少し日食に寄せたい。そのためには、がら空きの缶底から入る光の量を調整する必要がありそうだ。 お風呂の中とかトイレの中とか、自宅の中の「ほどよく暗い場所」を探した。この日は大晦日。「2023年の終わりになにをやっているんだ」という気持ちになるが、すべては「最高のシーチキン目線」のため……。 自室のカーテンを閉めると、ちょうどいい暗さになった。 シーチキン目線の世界、どうなる! これはかなり期待ができる。 これはこれでいいのだ
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