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2010年6月1日のブックマーク (3件)

  • 「ゼロで割る」と「Intolerance 〜あるいは暮林助教授の逆説〜」 - HPO機密日誌

    非常に骨子が似ている。びっくりした。あとで詳しく書く。 ふたつとも数学者の話であり、夫婦関係の話であり、オブセッションの話でもある。「ゼロで割る」はテッド・チャンの作品で、短編集である「あなたの人生の物語」に収録されている。「Intolerance」は川原泉の作品で、同じく短編集「中国の壷」に収められている。 あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF) 作者: テッド・チャン,浅倉久志・他出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/09/30メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 509回この商品を含むブログ (390件) を見る 中国の壷 (白泉社文庫) 作者: 川原泉出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1997/03メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 13回この商品を含むブログ (37件) を見る 「ゼロで割る」についてはfinalventさんが極東ブログに書いていらっしゃ

    「ゼロで割る」と「Intolerance 〜あるいは暮林助教授の逆説〜」 - HPO機密日誌
  • 順列都市 / グレッグ・イーガン - 誰が得するんだよこの書評

    グレッグ・イーガンの「順列都市」を読んだ。凄い。ただの凄いでは収まりきらない。純粋培養した凄いという概念を正気の沙汰じゃないくらいに濃縮したような「凄い」である。控えめに言って今まで読んだ中では一番面白いSFだったし、 大げさに言うと史上最高のSFとして君臨し続けるであろう作品。 突然ですが、この世には 「人は死ぬ」 という絶対不変のルールがあります。どんなに医療が発展しても、そのうち地球は滅びる。生身の身体を放棄してサイボーグ化したり、自分の意識をコンピュータ内のソフトウェアとして走らせたりしても、無駄です。そのうち宇宙が終わってしまう。だけど、この小説では 「不死」 の可能性を、説得力ある論理で証明しました。地球が滅んでも、宇宙が終わっても、それでも生きていられる究極の「不死」を。人類が夢見て止まなかった、永遠の生命を。 なんか、ここまで聞くといかにも胡散臭いけど、宗教色やメンヘラの戯

    順列都市 / グレッグ・イーガン - 誰が得するんだよこの書評
  • 上の階の奥さんに説教してしまった

    幼稚園の息子に買ってやったサッカーボールを同じマンションに住む小学生の男の子がよく借りに来る。で、最後にはほったらかし。 息子が不在の時にも遠慮なしにボールだけ貸して、とやって来る。でも返しには来ない。 今日も最初は何人かで一緒に遊んでいたみたいだが、息子は先に帰ってきた。晩飯前になって「ボールは?」と聞くと「知らない」と言うので表に出て探してみるが見つからない。 もう飯はとっくに出来上がってるのに嫁と息子と3人でボール捜索。使ってたよその子らはすでにいなくなっている。10分後にようやく植え込みの中で発見。 こういうことを余りに何度も繰り返すので、まず息子に説教。「返してって言えないなら貸すな。自分の物ほったらかしにされてて何も思わないような奴にはこれから何も買ってやらない。」 たまたま帰宅してきた当の小学生の母親にも苦情。 冷静に話そうと思ったが頭に血が上り財布から千円札突き出して「これ

    上の階の奥さんに説教してしまった
    ggg123
    ggg123 2010/06/01
    当の小学生を「ゴラァ!」とその場で叱れないとあんまりいい結果を生まない。幼稚園の子がお兄ちゃんたちに「自分はもう帰るからボール返して。」とはいいづらい。