先日、ベトナム戦争を扱った映画に関連するタイ語の歌のことを書いた(参照)あと、ぼんやりいろんなことを思っていた。 いくつか小分けにしてブログに書いてもいいんだけど、どうしようかと思っているうちに、なんとなく気が沈んで、書く気力も抜けてしまった。それはそれで自分としてはどうでもいいことではあるんだけど、ベトナム戦争との関連という以外に、開高健についてこのところ考えていて、そこの交点にまた、いろいろなものが集まってくるんだけど、奇妙に心にひっかかることがいくつかあって、あれだよなあ、あれ、と心を探っていた。あれだ。 昭和41年の雑誌『世界』が初出だが、その後昭和56年単行本『言葉の落葉 Ⅲ』(参照)に収録されている「解放戦線との交渉を」だった。 昭和56年というのは1981年。私が学部を卒業した年、昭和41年は1966年。 その二年前の1964年、昭和39年に、その10月に東京オリンピックがあ