サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けの国際カンファレンス“GDC”(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)。その4日目となる現地3月21日、PCゲーム配信ストアを運営するエピック・ゲームズとValveの講演が相次いで行われた。この記事では両社の発表内容を通じて、そのスタンスの違いを探っていく。 先攻:エピック・ゲームズ 昨年末に、Valveが運営するストア“Steam”の利益分配率“70対30”に対して“88対12”(※)を提示してPCゲームストア“Epic Gamesストア”をオープンさせたエピック・ゲームズ。(※ストア側の取り分がそれぞれ30%/12%) ストアのオープン後は独占タイトル獲得による攻勢を続けており、前日の基調講演ではQuantic Dreamの『Detroit: Become Human』PC版をはじめとする強力なラインナップを追加発表し、話題を呼んだ。 講演の