4月下旬、賃貸不動産大手アパマングループと共同出資でS2i社を設立すると発表した さくらインターネット。 S2i社との取り組みの根幹であるさくらのIoT Platformの初の対応製品が、DMM.make AKIBAに入居するハードウェア・スタートアップ「tsumug」(ツムグ)が開発中の「不動産業者向けスマートロック」であることがわかった。 サービス名は仮称「シェアリングキー」。これまでステルスで活動してきた企業の初公開情報を独占取材でお届けする。 tsumug社は牧田恵里氏が起業したハードウェアスタートアップ。DMM.make AKIBAを開発拠点とし、不動産向けIoTデバイスの開発会社として活動している創業間もないベンチャーだ。 まず前提として注意してもらいたいのは、「シェアリングキー(仮)」はコンセプト・プロトタイプということ。だから、製品化時の外観デザインは変わる可能性が高いし、