StatusPanicはPanic社で利用しているステータスボードを真似したデザインのグラフ、リストソフトウェア。 StatusPanicはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。情報は見えるようにしてはじめて意味を持つ。ただ流していたり、リストにしていても面白くない。目の前にあるデータをいかにビジュアル化して楽しむか、その観点が必要だ。 棒グラフ プロジェクト管理、バグフィックス、メールサポート…どれもげんなりするものばかりだ。だがいっそ公開してビジュアル化して楽しんでしまおうというのがStatusPanicだ。 StatusPanicはPanic社(CodaやTransmitなどのソフトウェアを開発、販売)で利用されているステータスボードを真似たソフトウェアになっている。Panic社ではソフトウェアごとにメールのキュー、プロジェクトステータス、カレンダー、Twitterメッセージなどが
アジャイル開発でプロジェクトを進めている現場では、やるべき作業を表す付箋や、進行状況を示すチャートをプロジェクトルームの壁に貼って状況を見える化し、共有している光景をよく見かける。 本稿では、昨今のアジャイル開発プロジェクトで広く浸透している見える化の手法を見ていく。その中で、チーム全体がプロジェクトの今の状況を把握し、開発者の自律的な作業を可能にし、協調作業を促進する、三つの視点(とき、こと、ひと)をうまく使うかんばんボードの利用法を提案する。そして最後に、三つの視点によるプロジェクトの見える化を実現している、かんばんボードのソフトウェアによる実装 “TRICHORD” を紹介する。 アジャイル開発プロジェクトにおける見える化 XP(eXtreme Programming)の中に、“情報発信する作業場所”というプラクティスが紹介されている。これはプロジェクトの進行状況を、一目で把握できる
今回は美しいグラフが手軽に作成できる、グラフィックパッケージを使ってみます。世界銀行のデータや、先日Wikileaksで流出して話題となっているアフガン戦争のデータを使い、可視化のほかデータの正統性の検証も行ってみます。 ggplot2という「デフォルト」グラフィックパッケージ 今回は前回の続きとして、オープン・データをプロットすることをテーマに取り上げます。前回はRの組込みのグラフ描画関数である、plotやts.plotのみを利用しましたが、今回は、外部グラフィックライブラリとして最近非常に注目されているggplot2パッケージを利用します。この連載でも今後、グラフ描画についてはggplot2を利用していく予定です。 また、今回はWebサービスを利用したデータ取得についても取り上げます。 ggplot2は、Rユーザーの間ではデファクトスタンダードのツールとなっているグラフィックパッケージ
非機能要求グレード検討会の中心となったNTTデータの木谷強氏 NTTデータ、日立製作所など国内大手SI事業者6社が共同で2008年4月から活動してきた「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会(以下、非機能要求グレード検討会)」は2月25日、6社のノウハウに加え、発注者となるユーザ企業の意見を反映してまとめ上げた活動成果「非機能要求グレード」をWeb上で公開した。この非機能要求グレードをベースにすることで「上流の段階で発注者側と受注者側で共通の認識をすりあわせ、手戻りの少ないシステム構築事例を増やしていきたい」(NTTデータ 技術開発本部 副本部長 木谷強氏)とする。 非機能要求グレード検討会は、NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)、沖電気(OKI)という日本を代表する大手SI事業者6社が集まり、2008年4月に発
インドオフショア開発は国内開発と違い、物理的な距離や文化の違いなどから、開発過程において“見えにくい点”が数多く存在する。今回は、この見えにくい点をどう見える化するかについて説明する。 さまざまな文化が異なっているインドオフショア開発。インドオフショア開発は日本国内開発と比較すると、問題をもたらす要素が多く潜在しています。 つまり、インドオフショア開発を成功に導くためには、この要素をどのように危機管理するかが重要なポイントとなります。今回はインドオフショア開発において、見えにくい要素の危機管理=見える化について説明します。 インドオフショア開発は国内開発と比べて見えない部分が多い まず初めに認識するべきなのは、「インドオフショア開発は国内開発と比較すると見えにくい要素が多い」という点です。 原因としては、「物理的な距離」「商習慣の違い」「文化的な違い」「言語の違い」などが挙げられます。 例
多くの企業において,現行システムのブラックボックス化が進んでいる。ここで言う「ブラックボックス化」とは,システムが大規模化・複雑化してプログラムの構造やロジックが不透明になることを指す。内部仕様だけでなく,業務フローや画面,帳票など外部仕様が分からなくなるケースも珍しくない。 システムがブラックボックス化する理由は,プログラムの度重なる改修や,ドキュメントの不備,担当者の退職などさまざまだ。ところが,それにより新規・保守開発の調査工数が膨らんだり,予期せぬ障害を招いたりするケースが後を絶たない。 こうしたこともあって,システムの見える化は開発・運用現場が抱える大きな課題の一つになっている。筆者は取材を通じてそれを痛感し,ITproおよび日経SYSTEMSで「現行システムの見える化」に関する特集を担当することにした。ここでは1週間にわたって,現行システムの見える化に悩む現場の実態を紹介すると
※ 画像は公式サイトのデモより これは面白い発想だ。Web上でグラフを作成、表示するライブラリは数多く存在する。その際に使う方式としては、基準になる点をXY軸それぞれに対して追加し、描画するという方式だ。これはプログラム言語にとっては簡単な方式かも知れない。 JavaScriptだけで画像グラフを生成する だが、使い慣れている表計算ソフトウェアの場合はどうだろう。はじめに表があり、そこからデータを読み取ってグラフを描くようになっている。その慣れた方式を使えるのがこちらのライブラリだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBluff、グラフ描画ライブラリだ。 BluffはJavaScriptのライブラリで、画像形式(PNG)のグラフを生成する。棒グラフ、円グラフ、エリアグラフ、折れ線グラフなど様々なグラフ形式をサポートしている。背景色を変えたり、複数のデータを描画できるなど多機能なライ
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