はじめに Pythonのmatplotlibを使うと簡単にインタラクティブなプロットができます。特に、グラフの座標の値を容易にとってこれるので、実験やシミュレーション結果の簡易ビューワの作成に適しています。 参考文献 Event handling and picking 動作確認
はじめに Python だけでクロスプラットフォームなアプリを作ることが出来る、Flet というフレームワークについての記事です。 Pythonだけで次のようなWeb・デスクトップに両対応したアプリを作ることが出来ます。 Flet の概要 Flet は Flutter をベースにしています。主に以下のような特徴があります。 From idea to app in minutes 「素早くGUIアプリを作成出来る」ことが、Fletの主なセールスポイントのようです。 Simple Architecture JSフロントエンドやRestAPIを書くこと無く、PythonだけでSPAを作る事が出来ます。 Batteries included Batteries Included は、Pythonの設計思想のようです。電池が付属している、つまりそのままでもすぐに動かせることを指します。 Powere
はじめに 以前、pyenvとpyenv-virtualenvの自分流使い方という記事を書きました。その終わりの部分で「pyenv-virtualenv+pipをpoetryで置き換えられるんじゃないかな」と書いていたのですが、実際に試してみた結果をご紹介したいと思います。結論から言うと、pyenv-virtualenvとpipは使わなくなりました(笑) Poetryとは PoetryはPythonのパッケージマネージャの一つです。v1.0になったのが2019年末なのでまだまだ新しいツールです。pipと同じようにパッケージをpypiなどからダウンロードしてきてインストールすることができますが、それに加えて次のようなこともできます。 パッケージ管理ファイルの生成・変更 インストールされているパッケージのアップデート プロジェクトごとの仮想環境のセットアップ などなど... 他の言語だと、npm
Docker Desktop の代わりになるかも。AWS が OSS として公開した「Finch」を使ってみた。AWSDockercontainerfinch 概要 2022/11/23 に唐突に公開された Finch なるOSSがAWSより公開されました。 どうやら、Docker Desktopの代わりとなりそうな、ローカルマシン上に仮想環境とコンテナランタイム、ビルドツールなど一式を楽〜に導入できるツールっぽいので試してみたという内容です。 Finchとは つい先日(2022/10/27)に、Docker社が、Docker の Team プラン、Business プランを値上げするニュースが発表された。期限も短く、急いで対応に追われた企業も多いのではないでしょうか・・・ まさかこのタイミングでという感じですが、AWS よりローカルマシン上に仮想環境とコンテナランタイム、ビルドツールなど
SurrealDBというRust製データベースを知ったので紹介します。このデータベースはすごいです。リレーショナル、ドキュメント、グラフ、あらゆる種類のデータ構造を扱うことができ、かつインメモリ、単一ノード、分散環境、全てで動かすことができます。さらにHTTPやWebSocketによるアクセスと柔軟なユーザ認証、認可機能とがDB本体に内包されており、ブラウザから直に接続するWebDBとしても使えます。とにかくなんでもできる夢のデータベースといった感じです。 特徴 機能を挙げていたら多くなりすぎたので、特に面白い部分を挙げます。 配列やオブジェクトをネストした複雑なデータ構造を持てるのに、レコードリンクという機能によりリレーションに対応していてしかもSQLやMongoDBより簡潔にクエリが書ける。 スキーマレスで各レコードには任意のフィールドを持てるが、必要ならスキーマを定義することもできる
from bottle import route, run from bottle import post, get, put, delete, request, response import json books = [ {'id': 1, 'title': 'book 1'}, {'id': 2, 'title': 'book 2'}, {'id': 3, 'title': 'book 3'}, ] @get('/books') def books_list(): response.headers['Content-Type'] = 'application/json' response.headers['Cache-Control'] = 'no-cache' return json.dumps(books) @get('/books/<id:int>') def a_book(i
はじめに C#でプログラミングをする場合、Visual Studioは非常に便利で強力な開発ツールです。しかしながら、例えば、ネット上のコードスニペットをちょっと実行してみたいときとか、ちょっとした処理をさせるための数行のアプリケーションを作成したいとき、Visual Studioはちょっと重いですし、Visual Studioが使えない環境での開発もあります。 そんなとき、コマンドラインからプロジェクトの作成やコンパイル、実行ができればとても便利です。 環境 Windows 10 Pro バージョン1809 .NET SDKインストール済み .NET SDKのインストール Visual Studioで.NET開発のワークロードをインストール済みであれば.NET Coreや.NET Frameworkの開発環境がすでにインストールされていると思います。 開発環境がインストールされているかど
DevToysとは デベロッパーのためのスイスアーミーナイフの紹介文の通り。 開発時によく使うツールを十徳ナイフのようにまとめたアプリになっています。 JSONの整形とかエンコードデコードetc... プログラミングや保守運用の調査でやりがちな作業をいちいち変換サイトを探したり、エディター拡張機能のショートカットを探したりせずとも、これ一つですぐにできます! インストール Microsoft Storeからインストールできます。 公式サイトからストアへのリンクを踏むか、ストア検索して見つけてください。 WinGetやChocolateyでもインストール可能です。 Microsoft StoreアプリなのでWindowsでしか使えませんが、Macユーザーの方は気を落とさずにこちらの記事をどうぞ! また、作者曰くMacにはDevBoxやDevUtilsなどの類似ツールが既にあるため非対応だそう
始めに dotnetプロジェクトを作るにあたり、多くの人はIDEを用いて開発していると思う。しかし、以下のように、IDEでは面倒な作業はどうしても存在する。 ビルドした後アーカイブにまとめる 複数の設定を一度にビルドあるいはテストを行う PlatformとかConfigurationとかTargetFrameworkとか ビルド結果を受けて更に別の外部コマンドを実行する VSのカスタムビルドステップだとプラットフォーム依存が発生する XML,JSONファイルの編集 また、CI/CD等を使用する場合に、シェルスクリプトの直接実行に頼ると、プラットフォームの違いを意識する部分が多くなり、ビルドスクリプトが複雑になりがちになる。 dotnetならMSBuildがあるじゃないかという意見もあるだろうが、MSBuildはスクリプトを書くのに向いていないツールなので、複雑なことをすると非常に辛くなる。
概要 この記事ではRust初心者が驚いたり混乱させられたりするようなRustの文法を10項目集めてみました。 これらの項目は知らないと理解できなかったりコンパイルエラーに悩まされたりする一見厄介なものたちなのですが、そのような直感的でない挙動を敢えてさせているところには重要な意味が込められていることが多いです。 そのため、これらの項目を通してRustが目指しているものや実現したい機能の一部を垣間見ることができると思います。 1. デフォルトの代入がムーブ Rustの最大の特徴が所有権の概念であることは有名ですが、それでもなお初心者殺しになるのがムーブです。 以下のコードがコンパイルエラーになるメジャーな言語は現状Rustくらいしか無いでしょう。 let mut a = vec![1, 2, 3]; let mut b = a; // ここでaの持つベクタの所有権がbにムーブされ、aは無効に
RomeはLinterでありCompilerでありBundlerでありFormatterでありTesterでありMinifierであり…… ともかく、フロントエンドの統合ツールチェーンです。 これまでBabel、ESLint、webpack、Prettier、Jestなど様々なツールでバラバラに行っていた作業が、Romeひとつ使うだけで完結するようになるという、これまで何度再発明されてきたかわからない究極のフロントエンドツールです。 まあ、今のところ日本での知名度はさっぱりなのですがね。 で、これまでRomeはJavaScriptで書かれていたのですが、これをRustで書き直すことが発表されました。 以下はRome公式サイトの記事、Rome will be written in Rustの日本語訳です。 Rome will be written in Rust 🦀 RomeはJavaSc
📌 はじめに Pythonで開発を行うにあたり、リンタやフォーマッタ、パッケージマネージャ等のツールの選定は非常に重要な問題です。一方で歴史的な経緯もあり、沢山の選択肢から何を選ぶべきか情報がまとまっていないように感じました。この記事では2021年9月時点でモダンと言えるであろう開発環境を紹介します。基本的にはシェアが高いこと、著名なパッケージで使用されていることを主な選定理由としており、また特定のエディタに依存しないことを前提とします。 本記事で紹介する内容は一つのテンプレートに近く、必要に応じてカスタマイズするもよし、そのまま使ってもよし、として参考になればと思います。(CI/CDについてはPythonとは独立した問題なので触れません。またドキュメント生成はSphinxを推しますが、必須ではないので今回は割愛します。) 📄 要約 "モダン"な開発環境を箇条で列挙すると下記の通りです
はじめに どうも!生産技術部のエンジニアです。今回は、Hyper-Vの内部ネットワークでゲストPCのIPアドレスを固定化する方法とポートフォワーディングの方法について紹介します。ファイアウォールのポート解放手順については取り上げませんので、ここを参考に設定ください。 背景 ホストOS(Windows10)のHyper-V上にLinuxのウェブサーバを立上げ、ホストPCまたは外部のPCからゲストPCのサイトにアクセスできるか確認していたところ、ホストPCを再起動する度にDHCPによって割り当てられたゲストPCのIPアドレスが変わってしまい、確認に手間取りました。IPアドレスを固定する方法はないか探っていたところ、うまくいった方法がありましたので紹介します。 環境 Windows10 Enterprise Hyper-V 前提条件 Hyper-Vの導入が実施済みであり、ゲストPCのWebサーバ
追記(2021/5/5) ついに待望の技適付きESP32が付いたESP32-CAMがaitendoさんより販売されました! これで安心して国内で使えます。 (早速、2個買っちゃいました。) ESPカメラモジュール 販売価格: 1,250円(税別) 工事設計認証付きESP-WROOM-32とCMOSカメラモジュール(OV2640)、ESP32-CAMモジュール(ESP32-Sなし)の3点セット 使用には半田付けが必要 追記(2019/12/20) ご指摘のコメントを頂きました。 現時点でESP32は全てが技適を取得している訳では無いようです。(てっきりOKなのかと思い込んでました) こちらの製品で使われているものはESP32Sと書かれております。 色々調べると技適取得済のESP32Sもあるようですが、なんか違う気がするので、こちらで電波を出さない方が良さそうです。 誤解を広め兼ねないので記事
はじめに Denoというものが面白そうだったので、これを書きたいと思います。 Denoとはなにか ↑かわいい Deno(ディーノ)という名前について、聞いたことがありますでしょうか。私も最近まで知りませんでしたが、実はv1.0がリリースされたのが2020/5/13とごく最近のことです。開発自体は2年前から行われておりましたが、結構新しめの技術です。 その証拠(?)にDenoでググると担々麺ばっかりでてきます。(2019/5/18現在) 結局Denoってなんなの? Denoは、Node.jsの製作者であるRyan Dahlによって作られた、新しいJS/TSランタイムです。すっごい雑に説明すると、Node.jsのイケてなかったところを改良したものがDenoになります。Denoって文字を並べ替えるとNodeになりますね。
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